オラクル、財務およびサプライチェーン向けのOracle Fusion Agentic Applicationsを発表

これまで実現が困難だった時間とリソース、成果を引き出し、財務・サプライチェーン業務を刷新する新しいエンタープライズ・アプリケーション

日本オラクル株式会社

Oracle AI World Tour、ニューヨーク - 2026年4月14日

(本資料は、オラクルが2026年4月9日に発表したプレスリリースの抄訳です)

オラクルは本日、財務およびサプライチェーン業務向けの「Oracle Fusion Agentic Applications」を発表しました。これらの新しいエージェント型アプリケーションは、成果主導型でプロアクティブ、推論ベースで、エンタープライズでの実行を前提に設計された領域別AIエージェントの連携チームによって実現されます。「Oracle Fusion Cloud Applications」に組み込まれた財務・サプライチェーン向けの「Fusion Agentic Applications」は、統合されたエンタープライズ・データ、ワークフロー、ポリシー、承認階層、権限、トランザクションのコンテキストに安全にアクセスしながら、業務プロセスの中で意思決定と実行を可能にします。

オラクルのアプリケーション開発担当エグゼクティブ・バイスプレジデントであるスティーブ・ミランダ(Steve Miranda)は次のように述べています。「財務およびサプライチェーンのチームは、より迅速な決算、より早い混乱への対応、同じリソースでより多くの成果を求められています。しかし、依然として多くの時間が手作業でのフォローアップ、引き継ぎ、システム間の作業移動に費やされている限り、これを実現することは極めて困難です。定義された目的に対して推論し、意思決定し、行動できるエージェント型アプリケーションにより、財務およびサプライチェーンのチームは、受動的な生産性向上から、業務を能動的に前進させ、運転資本を改善し、コストと遅延を削減し、より高い確信を持って運用できるシステムへと移行できます」

新しい「Fusion Agentic Applications」は、「Oracle Cloud Infrastructure」上で稼働し、業界をリードするLLMを活用しながら、世界で最も包括的なクラウド・アプリケーション・スイートを拡張します。既存の「Oracle Fusion Applications」のセキュリティ・フレームワーク内で動作することで、定められた運用上の制約の範囲で定型業務を自律的に前進させつつ、例外、トレードオフ、人の判断が結果を左右する意思決定を可視化します。

現在、「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP)」および「Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM)」において、以下を含む12の新しい「Fusion Agentic Applications」が利用可能です。

  • 請求差額決済ワークスペース: 財務部門によるキャッシュ精度の向上、請求と支払額の差額処理の迅速化や、リードタイムの短縮および統制強化を支援します。例外対応が多い決済プロセスを高度化し、キャッシュ精度、運転資本の改善につなげます。 

  • 債権回収担当者ワークスペース: 債権回収の迅速化、DSO(売上債権回転日数)の低減、支払約束(promise-to-pay)転換率の向上を支援します。従来の手作業中心の回収業務を継続的なキャッシュフロー管理へ高度化し、運転資本を改善します。 

  • コスト会計クローズ・ワークスペース: 製造・在庫業務におけるマテリアルの例外や次善策を提示、作業の優先順位付け、クローズ工数の削減、期間クローズの加速を支援し、チェックリスト主導のクローズ処理からインテリジェントなガイド付きワークフローへ移行します。 

  • 設計からソーシング・ワークスペース: サプライヤー・ソーシングおよび製品コストの低減、サイクルタイム短縮、コンプライアンス・リスク低減を支援し、設計、サプライヤー、ソーシングに分断されていた判断を、連携したプロセスに統合します。 

  • 物流実行コマンドセンター: フルフィルメントの混乱を最小化、緊急課題の早期特定、輸送・倉庫データの統合、例外解決アクションの優先順位付けを支援します。システム全体で断片化された監視と手動エスカレーションが単一のロールベースのオペレーションに変更され、問題解決が迅速化されます。 

  • 保守オペレーション・ワークスペース: 計画外停止の削減、トリアージの迅速化、影響の大きいアクションへの集中を支援し、作業指示のリアクティブな手作業整理からプロアクティブな優先度ベースの実行へ移行します。 

  • プロセス生産ワークスペース: 生産品質向上、問題検知の強化、バッチ適合性の向上、コストとばらつきの低減を支援し、分断された生産、品質、コスト分析を意思決定と是正措置を迅速化する単一の洞察主導ワークフローに統合します。

  •  製品レディネス・ワークスペース: 製品ローンチの効率向上と遅延低減、サプライチェーン影響評価、コンプライアンス強化を支援し、チーム横断の手作業トラッキングを単一のガイド付きワークフローに刷新します。 

  • 生産シフト・オペレーション・ワークスペース: シフト準備チェックと持ち越しの明確化で、シフト間引き継ぎの効率化、混乱の低減、アウトプット信頼性の向上、時間通りのオペレーションを支援し、リアクティブな作業引き継ぎから一貫性のあるアクション重視のプロセスへ向上します。 

  • 受注オーダー・コマンドセンター: 受注例外の迅速解消、保留の効率的な管理、突発的な顧客問い合わせ対応、キャンセル・返品処理を支援し、個別対応型のサポートからAIガイドによる集中化されたコマンドセンターへ転換します。 

  • ソーシング・コマンドセンター: 調達判断の迅速化、交渉力の向上、優先度の高い例外管理を支援し、交渉活動を複数ツールの使用ややインボックス駆動のフォローアップから統合したAIガイド型プロセスにします。

  •  倉庫オペレーション・ワークベンチ: 現時点の問題や予兆を能動的に提示、解決策を推奨することで、在庫・入荷・出荷・要員に関する洞察を拡張、倉庫業務効率の向上を支援し、倉庫業務が複数の画面やレポートの検索から、高優先度の課題に対する迅速なガイド付きアクションへ移行します。 

財務・サプライチェーン向けの新しい「Fusion Agentic Applications」は、「Oracle AI Agent Studio」を中核とするAIエコシステムによって支えられます。「Oracle AI Agent Studio」に新たに追加された「Agentic Applications Builder」により、組織は従来型のアプリケーション開発を行うことなく、オラクル、パートナー、および外部の再利用可能なエージェントを活用して、AI自動化とエージェント型アプリケーションを構築・接続・実行できます。さらに、組み込みの可観測性、ROI測定、安全制御により、エージェントは測定可能な価値を提供し、責任ある形で大規模運用が可能になります。

「Oracle Fusion Applications」の詳細は、www.oracle.com/applications をご覧ください。

Oracle Fusion Cloud Applicationsについて

Oracle Fusion Cloud Applicationsは、組織が業務を迅速に実行し、より賢明な意思決定を行い、コストを削減できるようにする、AI機能が組み込まれた統合クラウド・アプリケーション・スイートを提供します。Oracle Fusion Applicationsには、次の製品が含まれます。

  • Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning (ERP): AIを活用した財務・オペレーション向けアプリケーションの包括的なスイートを提供し、生産性の向上、コスト削減、インサイトの拡充、意思決定の改善、内部統制の強化を支援します。

  • Oracle Fusion Cloud Human Capital Management (HCM): AIを活用した包括的な人事プラットフォームを提供し、人事プロセスとデータを統合することで、従業員ライフサイクル全体のタスク自動化、従業員エクスペリエンスの向上、人事リーダーへの実行可能なインサイトの提供を実現します。

  • Oracle Fusion Cloud Supply Chain & Manufacturing (SCM): AIを活用した包括的なプラットフォームを提供し、サプライチェーンとオペレーションのプロセスを統合することで、レジリエンスの強化と市場変化への迅速な適応を支援します。

  • Oracle Fusion Cloud Customer Experience (CX): AIを活用したアプリケーション・スイートを提供し、マーケティング・営業・サービスのプロセスを統合・管理することで、新規獲得、より強固な顧客関係の構築、カスタマー・エクスペリエンスの向上を支援します。

オラクルについて
オラクルは、統合されたアプリケーション・スイートと安全な自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudで提供しています。オラクル(NYSE:ORCL)について詳しくは、oracle.comをご覧ください。

商標
Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。


会社概要

日本オラクル株式会社

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URL
https://www.oracle.com/jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
電話番号
03-6834-6666
代表者名
三澤 智光
上場
東証スタンダード
資本金
250億3300万円
設立
1985年10月