ピアニスト・辻井伸行が視聴者400人を魅了！テレビ東京「美の巨人たち」番組放送１５周年記念スペシャルコンサート開催

毎回１つの作品（絵画や彫像、工芸品、建築物）にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組「KIRIN　ART GALLERY 『美の巨人たち』」。4月に放送15周年を迎えたことを記念し、昨夜12月8日（火）、ピアニスト・辻井伸行による、15周年記念スペシャルコンサートを、東京・紀尾井ホールにて開催。視聴者400人を美しい音色で魅了しました。

4月に放送15周年を迎え、今年度の『美の巨人たち』はさまざまな試みに挑戦しています。毎年恒例の「日本の建築シリーズ」だけでなく、ウルトラマンなどを取り上げた「懐かしの人気キャラクターシリーズ」、今年誕生400年を迎えた「琳派シリーズ」、そして先月はフランス・ロワール地方の古城をめぐるスペシャルを放送。そして昨夜、4月から番組のテーマ曲を担当している辻井伸行のピアノコンサートが行なわれました。

コンサート冒頭では、テレビ東京・松丸友紀アナウンサーがナレーターを担当する二人からのコメントを紹介。スタート時からナレーターを務める小林薫は「次は20周年、1000回を目指すしかありませんね」、また4月から加わった蒼井優は「会場にいらっしゃるみなさんにとって、今日と言う日が忘れられない一日となりますように」と番組ファンにメッセージを送りました。

 

辻井は、応募者の中から選ばれた400人を前に、前半は番組のテーマ曲を始めとする自作曲を、後半はクラシックの名曲を披露。また番組で紹介された作品の映像が流れるなど、音楽とアートの融合という演出も。約90分に渡る一夜限りのコンサートは、大きな拍手の中、幕を閉じました。

 
≪演奏曲目≫
[前半]
辻井伸行：美の巨人たち　オープニング
辻井伸行：川のささやき
辻井伸行：マエストロ！
辻井伸行：はやぶさ　遥かなる帰還
辻井伸行：コルトナの朝
辻井伸行：美の巨人たち　エンディング

[後半]
ショパン：ノクターン第1番
ショパン：ノクターン第2番
ショパン：アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ
リスト：愛の夢　第3番
リスト：ラ・カンパネラ

[アンコール]
ショパン：エチュード ホ長調 Op10-3  別れの曲
辻井伸行：ロックフェラーの天使の羽

【番組概要】
「美の巨人たち」は、毎回1つの作品（絵画や彫像、工芸品、建築物）にスポットを当て、そこに秘められたドラマや謎を探る美術エンターテインメント番組です。作家は何故この作品を描いたのか？その描写と作家の生き方との関わりとは？作品や作家の生き方に大きく影響した時代背景とは？作品に秘められた、さまざまな謎をひも解いていきます。
ナレーションを務めるのは、俳優・小林薫と女優・蒼井優。さらに音楽はピアニスト・辻井伸行が担当しています。

■番組タイトル
　KIRIN　ART GALLERY　美の巨人たち

■ナレーター
　小林薫、蒼井優

■放送日時
　毎週土曜夜10時00分～10時30分（ＢＳジャパン ： 毎週水曜夜11時00分～11時30分）

■今後の放送予定
　1２月１２日　レオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」
　1２月１９日　ブスケット他「ピサ大聖堂」

■同時放送
　テレビ東京・テレビ大阪・テレビ愛知・テレビせとうち・テレビ北海道・ＴＶＱ九州放送