四街道市とNTT東日本千葉事業部が「道路占用業務のオンライン化」運用を本格的に開始します
1.背景・目的
四街道市とNTT東日本は、2023年5月10日(水)に締結した「道路管理関連業務の高度化の実証に向けた共同検討に関する協定」に基づき、従来は行政機関(道路管理者)と事業者(道路占用者)双方が対面型及び紙媒体によって行っていた申請手続きを「道路占用Web」によってオンライン化することで、ユーザビリティー及び行政サービス向上、社会インフラの管理に関わるコスト削減などをめざす実証を進めてきました。
本実証において「道路占用Web」を活用したことで、行政機関の申請窓口業務における非対面化を図り、従来の申請受付における時間的な制約や申請書類の記載不備などにより事業者が複数回にわたって来庁する必要性が解消したほか、ペーパレス化及び申請許可情報の一元管理と進捗の見える化などにつながり、その効果を確認することができたことから、今回、四街道市において本格的に運用することとなりました。
2.道路占用Webの活用イメージ
申請から許可書発行までの一連の手続きを、オンライン化することで、効率化およびコスト削減などを実現します。
3.具体的な導入メリット(本実証により確認した効果)
(1)窓口申請手続きにおける時間的制約の解消・職員の常駐緩和
(2)申請手続きのための訪問・郵送稼働及びコスト削減
(3)申請内容のヒューマンエラー(誤記入)抑止・チェック稼働削減
(4)既申請情報の確認(探し出し)稼働削減
(5)「道路占用Web」のステータス管理機能と電話連絡の代替となる通知機能を活用し進捗確認・報告稼働を削減
(6)申請書類を保管する稼働及びコスト削減。公道管理に関わるコスト削減などの早期実現
4.今後の展望
四街道市とNTT東日本は、「道路占用Web」の運用・利用を他の行政機関や電気・ガス・水道などといった他のインフラ事業者などへも幅広く推奨することで、道路占用業務全体の効率化をめざし、社会全体におけるさらなるデジタル化を推進してまいります。
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