昨年8月、約10年ぶりに誕生した大箱ルウカレーブランドに、新フレーバーが登場「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」＜辛口＞ 2月12日に新発売

「おうちカレー」に、“スパイス感”という新しい選択肢を！スパイスの “華やかな香り” と “辛さ” を楽しめる「新しい辛口」

ハウス食品グループ本社株式会社

2024年1月29日 15時00分

ハウス食品は、昨年8月に約10年ぶりとなる大箱ルウカレーブランドとして誕生した「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」から＜辛口＞を2024年2月12日からスーパーなどで発売します。子どもから大人まで食べられる「スパイスを楽しむおうちカレー」というブランドコンセプトはそのままに、単調な辛さではなく、種々なスパイスと調和することで生み出した“華やかな香り”と“辛さ”が感じられる“香り豊かな”辛口のルウカレーです。内容量は140g、オープン価格（税別参考小売価格258円）。

■特徴　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

1.累計売上500万個を突破！

『カレー・オブ・ザ・イヤー2024』の“カレールウ部門”を受賞した、

スパイスが持つ「香り」と「旨み」に着目して開発したルウカレーブランド

スパイスの「辛さ」ではなく、スパイスが持つ「香り」と「旨み」に着目して開発した「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」ブランドは、当社ルウ製品の中でも最多級のスパイス数※を使用しています。スパイスはブレンドするほど全体が調和されクセがなくなるという特徴を持つため、当社が長年にわたって蓄積してきたスパイス・ハーブの知見や製法を駆使し、子どもも食べたくなる“スパイスの魅力に溢れたおうちカレー”を実現しました。

＜甘口＞・＜中辛＞は、2023年8月14日の発売からわずか5カ月で累計売上500万個突破し、ハウス食品三大カレー（バーモントカレー・ジャワカレー・こくまろカレー）に続く、おうちカレーの新ブランドとしてお客様に受け入れられつつあります。また、1月22日に開催されたカレー総合研究所が運営する『カレー・オブ・ザ・イヤー2024』にて、“カレールウ部門”を受賞しました。

※ 産地や加工度の違いも含む。

2.異なる複数の“香り”と“辛さ”を付与

今回発売する＜辛口＞には、ハウス食品大箱ルウカレー初となる“華やかな香りとシャープな辛さを持つ「粗挽き黒胡椒」と、さわやかな香りとすっとする辛さの「青唐がらし」”を採用。香ばしく広がるHOTな辛さの「焙煎唐がらし」も加え、辛みや香りの質が異なるスパイス3種による複雑な辛さと香りを表現しました。

3.香りの高さ・伸び・広がりも向上させた「新たな辛口」

辛さや香りの質が異なるスパイス3種に合わせて、さらに香りを増強するスパイス（クミン、コリアンダー、マスタードシードなど）も調整・配合。複雑なスパイスの辛みがありながらも、“香りの高さ・伸び・広がり”をさらに向上した「新たな辛口」に仕上げました。

■「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー)」ブランドについて　　　　

「カレーのトップメーカーとして、今までないカレーを作ろう。」と、2022年2月から新しい味づくりへのチャレンジがはじまりました。近年のスパイスブームを背景に、目指したのはスパイスが主役の子どもから大人まで食べられる「おうちカレー」。

通常コクや旨みの部分は様々な調味料を使い表現しますが、「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」ブランドでは、「香りも味も、全部スパイスで表現したい」という想いがあったため、スパイスの可能性に徹底的に向き合い、香りを主体に旨みのある風味を構築しました。

ハウスが培ってきた日本人の舌に合う「おうちカレー」をベースに、トレンドのインド風スパイスの良さをX（クロス）。大人はもちろん子どもも食べられる、スパイスの“華やかな香り”と“旨み”が融合した味わいで、家族のカレーに新しい選択肢を提供します。

【無限にあるスパイスの組み合わせを検証】

同じスパイスでも、産地や加工度によって香りや味わいが異なります。「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」では、当社ルウ製品の中でも最多級のスパイス数を使用※。新たな加工技術・加工スパイスを開発しつつ、スパイスの選定だけで約7か月という、通常の3倍の時間をかけました。

※産地や加工度の違いも含む。

【おいしさに寄与する多重奏のように重ね合わせた「戻り香」】

香りには、「鼻から感じる香り」と、「口に入れた後に、鼻にぬける香り」の2種類が存在し、後者は「戻り香」といいます。「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」では、「鼻から感じる香り」はもちろんのこと、加熱・焙煎にこだわって種々のスパイスから引き出した「戻り香」を多重奏のように重ね合わせました。これにより、おいしさの特徴である、“華やかな香り”や“旨み”の広がりを表現しています。

【再構築したスパイスを際立たせる「カレーベース」】

従来のカレールウのベースで使っている調味原料・油の量・小麦粉だと、スパイスの香りが感じにくくなってしまうため、香りが立ちやすいようにベースも最適化しました。スパイスの原料選定や風味検証の試作を、3,000回以上重ね完成した自信作です。

■「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」＜辛口＞開発ストーリー

①【きっかけ】

2023年8月14日に「X-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）」＜甘口＞・＜中辛＞を発売して以降、お客様にご好評いただいており、市場でのシェア率は目標を上回っております。

＜お客様からの反響＞

・「スパイス感がとてもおいしかったです。

　家族もとても満足したらしく『次からコレにして！』と言ってます。」

・「スパイスの香りがフワッと広がりとてもおいしかったです。」

・「甘口のX-BLEND CURRY（クロスブレンドカレー）を食べました。

　今までの甘口カレールウでは、感じたことのないスパイスや風味を感じました。

　息子にはどうかなと思いましたが、おかわりするくらい好評でした。」

※ハウス食品グループ本社の会員サイト「カモンハウス（Come on House）2023年8月～9月投稿コメント掲載

発売後、SNSやお客様からの問い合わせで、「辛口はないのでしょうか？」「辛口を作ってください」というお声をいただくことが度々ありました。より多くのお客様にスパイス感あるおうちカレーを楽しんでいただきたいという思いから、この度＜辛口＞を発売するに至りました。

②【ターゲット】

おうちカレーにスパイス感のある風味を求める大人と、新しい味に挑戦したい年頃（小学校高学年以降）の子どもがいる、辛いものがお好きなご家庭を中心に、お試しいただきたいです。これまでのカレーの「辛口」とは異なる、複雑なスパイスの“香り”と “辛さ”を楽しみたい方におすすめです。

③【苦労した点】

スパイスの香り立ちと辛みの両立に苦労しました。単純に辛みをつけるだけでは、スパイスの香りが弱まったり、旨みが感じられにくくなってしまうという課題に直面しました。両立できるスパイスを探すため、様々な辛みを持つスパイスを用いて試作を重ねました。その結果、「焙煎唐がらし」に、“ハウス食品大箱ルウカレーでは初採用の「粗挽き黒胡椒」と「青唐がらし」”を組み合わせることで、「香り・旨み」を損なわせずむしろ引き立てるような”複雑な辛さ”を表現。ただ辛いだけではない、スパイスの“華やかな香り”と“辛さ”を楽しめる“香り豊かな”辛口に仕上げました。