新生活・引っ越しシーズンに注意、自宅に眠るモバイルバッテリー「発火予備軍」〜モバイルバッテリーの保管・廃棄に関する実態調査〜

約4割が「半年以上使っていない放置バッテリー」を保有し、約6割が「正しい捨て方を知らない」

株式会社INFORICH

モバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT™(チャージスポット)」を運営する株式会社INFORICH(本社:東京都渋谷区、代表取締役 Group CEO:秋山 広宣、以下「INFORICH」)はモバイルバッテリー所有者300名を対象に、バッテリーの保管・廃棄実態に関するアンケート調査を実施しました。調査の結果、約4割が「半年以上使っていない放置バッテリー」を保有していることが明らかになりました。日常的に使用されずに自宅に保管されている放置バッテリーは、引っ越しシーズンに荷物の中に紛れ込み、発火リスクを抱えたまま移動する可能性があります。さらに、モバイルバッテリーの発火・爆発に関するニュースを見て、「古いモバイルバッテリーに不安を感じる」と回答した人は74.7%にのぼりました。一方で、廃棄方法を「正しく知らない」と回答した人は約6割に達しており、危険性への不安を感じながらも適切に処分できていないという実態が浮き彫りになりました。

 加えて、製品事故情報の収集・調査・分析を行う独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)より、モバイルバッテリーの保管時にリスクが高まりやすい状況や、取り扱い上の注意点について解説いただきました。新生活や引っ越し準備などで不要なバッテリーが見つかった場合は、メーカー・家電量販店・自治体の案内を確認の上、適切に処分することが推奨されています。

【モバイルバッテリー保管・廃棄に関する実態調査結果サマリー】

▶ 約4割が「放置バッテリー」を保有

複数のバッテリーを所有している人が46.7%。また、半年以上使っていない放置バッテリーが「1個以上ある」と回答した人は37.7%おり、日常的に使用していないまま自宅に保管されている。

▶ 約4割がバッテリーを引き出し・棚の奥で保管

自宅での保管場所1位は「引き出しや棚、収納ボックスに他の物と一緒」。 引っ越しの荷物整理で初めて存在に気づく可能性も。

▶約2割が保有しているバッテリーの安全確認ゼロ

「特に確認していない」13.3%+「判断方法がわからない」8%=21.3%が、 バッテリーの安全性をまったく確認せずに保管・使用している。

▶約7割がバッテリーを「正しく廃棄できていない」

廃棄方法を「知らない」61.4%+「知っているが実践していない」12.7%=74.1%が、 正しく廃棄できていない状態。

■春の引っ越しで「発掘」される放置バッテリー 

まず、モバイルバッテリーの所有状況を見ると、「2個以上」所有している人は合計46.7%にのぼりました。さらに、半年以上使っていない「放置バッテリー」が1個以上ある人は37.7%。保管場所の第1位が「引き出しや棚、収納ボックスに他の物と一緒」(42.7%)であることを踏まえると、引っ越しの荷物整理で初めて存在に気づくという可能性があると推察されます。

■専門家解説:発火リスクは「熱>圧迫>ショート」の順で高まる

上記の自宅での管理方法に関して、独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センターの宮川さんに、発火リスクに関して危険な順に解説いただきました。

宮川さん「それぞれにリスクが想定されますので、大まかに3つのグループに分けさせていただきました。状況によりますので断定はできませんが、リスクが高い順としては、(1)>(2)>(3)となるかと思います。

発火リスク要因の3タイプ

該当しやすい保管状況(調査選択肢)

(1) 外部から熱・エネルギー

充電ケーブルにつないだまま/車の中/陽が当たる場所

(2) 熱がこもる・物理的に圧迫される

引き出し・棚で他の物と一緒/バッグの中/本や荷物の下

(3) 電気回路がショート

金属と一緒/水回り付近


(1)の場合

リチウムイオン電池が発火する要因として高い温度と高い充電(満充電に近い)状態があります。「充電ケーブルにつないだまま/車の中/陽が当たる場所」は、この状態に該当する可能性があります。

(2)の場合

衝撃や圧力で内部がショートすると局所的に発熱し、周囲に物があって放熱できないと温度が上がり続け発火することがあります。強い外力で電池が変形すると、急激なショートで短時間に発熱・発火する場合もあります。「引き出し・棚で他の物と一緒/バッグの中/本や荷物の下」は、の状態に該当する可能性があります。

(3)の場合

リチウムイオン電池の充放電を制御する回路がショートして、発火に至ることがあります。「金属と一緒/水回り付近」は、この状態に該当する可能性があります。」


■不安はある。でも捨てられない——「知っているのに実践できない」ジレンマ

発火・爆発ニュースを見て「不安を感じたことがある」と答えた人は74.7%。しかし正しい廃棄方法の認知と実践状況を見ると、同様に74.1%の人が、正しく廃棄できていないと回答しています。

■不要バッテリーの処分実態——35.7%が「未処理のまま」

「不要になったバッテリーはない」を除く171名の処分方法を見ると、未処分(自宅に保管したまま)が35.7%。引っ越しのタイミングでついつい「ごみとして出してしまう」可能性が増える春は特に注意が必要です。

■約2割が「安全かどうか、確認していない」

バッテリーの安全判断方法を見ると、「見た目(膨張など)で判断」58.7%、「使用時の発熱で判断」44.3%が多い一方、「特に確認していない」13.3%と「判断方法がわからない」8.0%を合計すると約21%が安全確認ゼロ。劣化・危険サインを「特に知らない」も8.3%おり、引っ越しで出てきた古いバッテリーをそのまま自宅で保管し続ける可能性があります。

今回の調査では、約4割が半年以上使っていない「放置バッテリー」を保有していることや、発火・爆発ニュースに不安を感じている人が約75%にのぼる一方、廃棄方法を「正しく知らない」人が約6割に達するなど、「古いバッテリーに対するリスクを知っているのに捨てられない」というジレンマも浮き彫りになっています。モバイルバッテリーの安全な使用・廃棄は、いまや日常生活における新たなリテラシーのひとつになりつつあるといえるのではないでしょうか。CHARGESPOTは現在、全国47都道府県・約5.9万台のスタンドを展開。すべてのステーションとバッテリーをIoTで24時間監視、異常検知時はすぐに回収・交換することで安全を確保しています。必要な時に充電できる環境を提供することで、モバイルバッテリーを持ち歩かなくても安心して外出できる社会の実現を目指しています。

■ 専門家 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)製品安全センター宮川さんのコメント

モバイルバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、可燃性の材料でできており、「高温」と「衝撃・圧力」に弱いデリケートな製品ですので、丁寧に扱っていただければと思います。

今、業界や地方自治体によるリチウムイオン電池搭載製品のリサイクルや廃棄の体制の整備が進んでいます。新生活や引越しの時期に不要なバッテリーを見つける機会があれば、もう使用しないとわかっているものや、充電時間が長くなったなど劣化の症状が出てきたものは、メーカー、家電量販店やお住いの地方自治体に確認をして、適切に処分することをお勧めします。安全のため、一般ゴミにポイ捨てする行為は控えてください。

■ 発火予備軍チェックリスト

以下の項目に1つでも当てはまる場合、そのバッテリーは「発火予備軍」の可能性があります。

□ 本体が膨らんでいる・変形している

膨張はリチウムイオン電池内部でガスが発生しているサインで、最も危険な状態

□ 使用中・充電中に異常に熱くなる

通常より発熱が大きい場合は内部劣化が進んでいる可能性あり

□ 充電の減りが以前より明らかに早い

電池容量が著しく低下しており、化学的劣化が進んでいるサイン

□ 充電時間が以前より長くなった

内部抵抗の増大による劣化のサイン

□ 急に電源が切れる・充電できないことがある

内部セルの不安定な状態を示す

□ 購入から3年以上経っている

リチウムイオン電池の一般的な寿命の目安は2〜3年

□ 半年以上まったく使っていない

長期放置により過放電・劣化が進行しやすい

□ 直射日光・車内・高温になる場所に保管していた

高温環境は劣化と発火リスクを大幅に高める

→ 1つでも当てはまった場合は使用を中止し、自治体の指定回収または家電量販店の回収ボックスへ。

【調査概要】

調査名:モバイルバッテリーの保管・廃棄に関する実態調査

調査期間:2026年3月9日(月)~3月10日(火)

調査地域:全国

有効回答数:300名

調査方法:インターネット調査

■ 「CHARGESPOT」のサービスについて

日本シェアNo.1のモバイルバッテリーのシェアリングサービス「CHARGESPOT」。レンタル方法は「CHARGESPOT」対応アプリでバッテリースタンドのQRをスキャンするだけの簡単操作。日本全国47都道府県に約5.9万台設置されており、グローバルでも香港、台湾、中国、タイ、シンガポール、マカオ、オーストラリア、イタリアとエリアを拡大中です。 ※台数は2025年12月時点

■「CHARGESPOT」ご利用方法

アプリ名称:CHARGESPOT チャージスポット

ダウンロードはこちら:https://go.onelink.me/GQjX/cc9f2407

■株式会社INFORICHについて

【会社概要(URL:https://inforich.net/)】

・所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5丁目52-2 青山オーバルビル10階

・代表者:代表取締役社長 兼 執行役員 Group CEO 秋山 広宣(陳 日華)

・創 業:2015年9月

・企業サイト:https://inforich.net/

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会社概要

株式会社INFORICH

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URL
https://www.chargespot.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル10F
電話番号
03-4500-9219
代表者名
秋山広宣
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2015年09月