コクヨがoViceと業務提携を開始
リアルとバーチャルが融合した新たなハイブリッドワーク環境を創出、デジタルワークプレイスの事業化を目指す
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、アバターで交流する2次元のバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を展開するoVice株式会社(本社:石川県七尾市/代表取締役CEO:ジョン・セーヒョン)と、新たなハイブリッドワーク環境の構築を推進していく業務提携契約を締結し、戦略的な事業提携を開始しました。
【提携の背景】
個人の成長やワーク・ライフ・バランスを重視し、働く場がオフィス以外の在宅などにも分散が進む一方、相手や仕事の内容・環境に縛られる「働き方・働く場の選択の制約」が社会課題となっています。また、分散化によるコミュニケーションロスによって、生産性の低下や従業員のメンタル不調が問題となり、一部ではオフィス出社回帰の傾向も見られる一方で、ハイブリッドワーク意向は約7割(自社調べ)と高く、今後の働き方の前提になっていくものと思われます。
そうした背景のもと、コクヨはワークスタイル領域における新規ニーズの事業化として、リアルのオフィス空間構築の強みを生かした新たなハイブリッドワーク環境の検討を進めてまいりました。その中で、国内シェアNo.1のバーチャルオフィスを展開し、リアルも融合したハイブリッドワークの環境構築を目指しているoVice社の描くビジョン、方向性が当社と合致しました。
【提携の目的】
両社は今後、分散した人と情報をつなぎ、離れていても常時自然につながっている状態を創り出す、新たなサービスの研究・開発を通して、「デジタルワークプレイス」の事業化を目指します。働き方・働く場を自律的に選択しつつ、生産性高くチームでコラボレーションできる新しい環境の構築により、「出社か、リモートか」という二項対立的思考から脱却し、リアルとデジタルが融合した環境を創出することで、企業価値を高めるためのハイブリッドワークが実現できると考えています。それぞれの得意分野でシナジー効果を生み出し、リアルとデジタルに分散したワークプレイスをデジタルで“シームレス”につなぐことで、さまざまな課題の解決を目指します。
【oViceとは?アバターを使い交流する2次元のバーチャル空間】
oVice株式会社が展開する「oVice(オヴィス)」は、ウェブ上で自分のアバターを自由に動かし、相手のアバターに近づけることで簡単に話しかけられる2次元のバーチャル空間です。2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面での活用が進み、2022年8月時点で発行スペース数は3万件を突破しています。
【oVice株式会社 会社概要】
「人々の生活から物理的制約をなくす」ことをミッションに掲げ作られた、自由に動いて自由に話しかけられるバーチャル空間「oVice(オヴィス)」を開発・提供しています。2021年には週刊東洋経済の「すごいベンチャー100」に選出されました。oViceはサービスリリースからこれまでに3万件以上のスペースが利用されています。また、oViceはシリーズBラウンドで新規投資家および既存株主含む複数投資家を引受先とする第三者割当増資に加え、複数の金融機関からの融資により総額45億円の資金調達を行ったことを2022年8月31日に発表しました。
社名 :oVice株式会社
所在地 :石川県七尾市本府中町エ113 B
代表者 :代表取締役CEO ジョン・セーヒョン
設立 :2020年2月
事業内容 :バーチャルオフィス、オンラインイベントで使えるバーチャル空間「oVice」の開発・提供
公式サイトURL :
https://ovice.in/ja?utm_source=prtimes&utm_medium=prtimes220802utm_campaign=officetrial_app_prtimes220831
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