化学・素材業界のM&A領域で初導入、リーガルテックVDR—配合・評価データの見せ分け共有と判断材料整理をAIで支援
化学・素材業界のM&Aにおける情報統制と判断材料整理を支援
リーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:平井智之)は、化学・素材業界におけるM&A案件の推進において、配合・処方関連資料や試験評価データなどの高度機密情報を対象とした見せ分け共有と、AIによる判断材料整理を組み合わせた活用として、リーガルテックVDRが同領域で初導入されたことを発表する。
※当社調べ。化学・素材業界におけるM&A案件の情報統制および判断材料整理の前工程において、見せ分け共有とAIによる論点整理を組み合わせた活用として初導入。
化学・素材業界のM&Aでは、製品仕様、材料特性、配合・処方関連資料、試験評価データ、顧客採用状況、製造条件、契約関連資料など、多様な情報を扱う必要がある。一方で、これらの資料は機密性が高く、社内外の関係者へ一律に共有できるものではない。事業部、経営企画、研究開発、法務、財務、外部アドバイザーなど、立場ごとに確認すべき情報が異なるため、見せ分けを前提とした共有設計が求められる。

一般的な共有手段では、案件ごとの整理と統制に負荷がかかりやすい
化学・素材業界のM&Aでは、買収候補ごとに確認すべき論点が多岐にわたる。たとえば、事業部や研究開発は材料の性能、用途展開、量産適性、顧客採用実績を確認したい一方で、法務は契約上の制約や知的財産・秘密情報管理の状態、財務は収益性や投資回収可能性を確認したい。こうした論点を関係者ごとに整理しながら案件を進めるには、単なるファイル保管では足りない。
メール添付や一般的なストレージでは、案件ごとのフォルダ整理、共有範囲の調整、最新版管理、閲覧状況の把握が担当者の手作業に依存しやすく、経営会議前に必要資料や論点をまとめ直す負荷も大きくなりやすい。特に、複数の材料群や用途別展開を比較する場合、どの資料が重要で、どこが比較ポイントなのかが散在しやすく、判断材料整理に時間がかかる。
リーガルテックVDRが支援する業務
リーガルテックVDRは、化学・素材業界のM&Aにおいて、以下のような前工程を支援する。
・候補案件ごとの機密資料共有環境の整理
・事業部、経営企画、研究開発、法務、財務、外部アドバイザーなど関係者別の権限制御
・閲覧ログ・証跡の管理
・AIによる資料整理、論点整理、比較整理
・経営会議前の判断材料整理
・複数案件や材料群を比較する際の情報整理
これにより、案件を前に進めるための情報共有と判断材料整理を、統制の取れた状態で進めやすくする。
判断材料整理の前工程をAIで支援
リーガルテックVDRでは、候補案件資料の整理、論点整理、比較整理など、M&Aにおける判断材料整理の前工程をAIで支援する。これにより、従来約3時間を要していた判断材料整理業務を約1時間に短縮し、最大約70%短縮することを見込む。
ここで対象となる業務は、M&A全体ではなく、あくまで候補案件に関する資料の整理、関係者が確認すべきポイントの抽出、比較観点の整理、会議前のたたき台準備といった前工程である。最終的な買収判断そのものをAIが行うものではなく、人間または専門家が意思決定を行う前提で、その材料整理を支援する位置づけである。
想定される利用場面
買収候補案件の初期検討
事業概要資料、材料特性資料、試験評価データ、主要顧客情報、契約関連資料などを限定メンバーに共有し、案件ごとに確認すべき論点を整理する。
詳細評価フェーズ
研究開発、法務、財務、外部アドバイザーを含む関係者に対し、必要な資料のみを見せ分けながら共有する。誰がどの資料を確認したかを把握しやすくし、案件進行に必要な証跡管理も行う。
経営会議前の準備
候補案件ごとの重要論点、比較ポイント、確認済み資料を整理し、経営判断に向けた判断材料のたたき台を用意する。
複数案件の比較検討
複数の買収候補案件を並行して見る際に、材料性能、用途展開、顧客採用、契約条件、収益性などの観点ごとに資料や論点を整理し、比較しやすい状態を整える。
化学・素材業界のM&Aにおける活用提案を強化
リーガルテック株式会社は、リーガルテックVDRを単なる機密資料共有ツールではなく、化学・素材業界のM&Aにおける情報統制と判断材料整理の前工程を支える基盤として位置づける。今後は、化学・素材業界におけるM&Aや事業再編の実務に向けて、利用シーン別の情報発信を強化するとともに、高機能材料、樹脂、フィルム、電子材料、電池材料など、用途や技術特性ごとの活用文脈を整理し、より具体的な提案を進めていく。
補足
なお、リーガルテックVDRにおけるAI機能は、M&A案件の前工程における資料整理、論点整理、比較整理、判断材料整理等を支援するものであり、最終的な買収判断、法務判断、財務判断、経営判断等を行うものではない。これらは人間または専門家が担う。
製品ページ・お問い合わせ
製品ページ:https://www.vdrs.jp
お問い合わせ:https://form.legaltech.co.jp/aos/legaltechvdr/input/
会社概要
会社名:リーガルテック株式会社
設立:2021年3月
資本金:3億7,900万円(資本準備金含む)
代表取締役社長:平井 智之
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
URL:https://www.legaltech.co.jp/
事業概要:特許AIプラットフォーム「MyTokkyo.Ai」、AIデータプラットフォーム「IPGenius」、M&Aプラットフォーム「リーガルテックVDR」の開発・提供
注記
※特定の業務条件下において、候補案件資料の整理、論点整理、比較整理を行った場合の検証結果であり、すべての案件で同様の結果を保証するものではない。
※リーガルテックVDRにおけるAI機能は、M&A案件の前工程における資料整理、論点整理、比較整理、判断材料整理等を支援するものであり、最終的な買収判断、法務判断、財務判断、経営判断等を行うものではない。
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