本年度の文化庁記録映画優秀賞を受賞!! 坂口香津美監督の母の老いを描く映画「抱擁」日本が世界に誇る奇跡のドキュメンタリー

クリーク・アンド・リバー社

プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開する株式会社クリーク・アンド・リバー社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:井川 幸広)が制作協力を行った、日本人の老後の現実と希望を描いたドキュメンタリー映画『抱擁』(坂口香津美監督/英題:Walking with My Mother)が、平成27年度文化庁映画賞(文化記録映画部門)文化記録映画優秀賞に輝きました(http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2015091103.html)。
『抱擁』は娘や夫を亡くした高齢の女性が郷里の鹿児島県・種子島に戻り、妹の介護で立ち直る姿を描いた作品です。文化記録映画部門では、選考委員会における審査結果に基づき、受賞作品を決定。各作品の製作団体に対して、賞状及び賞金(文化記録映画優秀賞100万円)が贈られます。

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平成27年度文化庁映画賞 贈賞理由
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【文化記録映画部門】
文化記録映画優秀賞
『抱擁』 株式会社スーパーサウルス
 
(審査評)
娘を亡くしたショックから精神安定剤に頼る日々を送る高齢の母親を息子が撮った。時に理解しがたい混乱状態に陥る母親は,夫の死をきっかけに郷里の種子島へ戻り、実妹の献身的な介護を受け、次第に健康を取り戻していく。自らの家族を撮ったセルフドキュメンタリーであるが,生まれ故郷や人との交わりの治癒力、“老い”の幸せな迎え方を描き出した。特にケーキを食べながら二人で笑い転げる場面は姉妹の絆の強さを感じさせてくれる。(中嶋 清美)


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平成27年度文化庁映画賞 贈呈式および受賞記念上映会 概要
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(1)1)贈呈式
日程:10月22日(木) 20:30~
会場:六本木ヒルズ グランドハイアット東京 2F
 
(2)受賞記念上映会
日程:10月25日(日) 11:40~
会場:神楽座(飯田橋)
13:20~ 『抱擁』

【贈呈式の内容に関してのお問い合わせ】
文化庁映画週間広報事務局
Tel:03-3555-0300

 
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文化庁映画賞 受賞について坂口香津美監督のコメント
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娘と夫を亡くし、精神的に混乱する当時78歳の母親の介護をしながら、追い詰められるようにして手元にあったデジタルカメラを回した日から今年で6年が過ぎた。東京から郷里の種子島へ帰還し、土地の力、人々の力、様々な力を得て再生していく母の姿は、セルフドキュメンタリーという極私的な映像の世界を越境して、団塊の世代が70歳を迎える2020年の超高齢化社会の日本の姿を暗示し、予見する。なにびとも老いの現実、近しい者の死の哀しみ苦しみから逃れられない以上、肚をくくって、自分自身と向き合う他ない。それは決して絶望ではなく、新たな発見、予想もしない希望との出会いでもある。その幾つかの知恵が本作には込められているのでは。これまで母をサポートしてくれた多くの人々の姿を借りて。本作をご支援いただき、本当にありがとうございました。これを励みにいっそう、精進したいと思います。 

<坂口香津美監督プロフィール>
TVドキュメンタリーを約200本企画構成演出。映画は『ネムリユスリカ』『夏の祈り』など6作を監督。最新作、津波で家族を失った幼い姉妹の心の旅路を描く劇映画『シロナガスクジラに捧げるバレエ』(音楽:海野幹雄、新垣隆)が今月9月19日よりユーロスペースにて公開。

公式ホームページ :http://www.houyomovie.com/
Facebook     :https://www.facebook.com/walkingwithmymother
Twitter  :https://twitter.com/HouyoMovie


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映画 『抱擁』 作品解説
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2014年東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門正式招待作品
2015年ドイツ・ニッポンコネクション映画祭正式招待
2015年オランダ・カメラジャパン映画祭正式招待
 
(作品解説)
本作は、5 月 1 日(金)放送の NHK 総合「おはよう日本」の特集「記録映画は語る 突然の介護、あなたは?」として取り上げられ、大きな反響を呼びました。『抱擁』は坂口監督が、当時、78歳の認知症の母を4年間追った感動のドキュメン タリー映画。娘と夫を亡くし、老いの孤独と絶望、精神の混乱に陥った女性が、郷里の島の暮らしの中で、再び生きる希望を取り戻していくまでの姿を描いています。
 
第27回東京国際映画祭で上映されるや、衝撃のあとに押し寄せる深い感動、ユーモアと涙が観客を包み、話題に。4月行われた日本外国特派員協会での試写会・記者会見でも大きな反響と共感をよび、坂口監督に多くの外国人記者から熱心な質問が飛びかいました。4月30日(木)発売の「The Japan Times」でも坂口監督のインタビュー記事が大きく取り上げられております。また、6月2日(火) からドイツのフランクフルトで開催される世界最大の日本映画祭「NIPPON CONNECTION 2015」のNippon Visions部門のオープニングフィルムとして正式上映が決定いたしました。
 
日本の65歳以上の高齢者人口は、過去最高の3190万人で総人口に占める割合(高齢化率)は25.1%と過去最高(平成26年版内閣府「高齢社会白書」)という現代社会。親が突然、介護が必要になった時、どうすれば良いのか。そして「第4の人生」ともいうべき、高齢となり夫や妻を亡くし独りになった時、その後の人生をどういきていくのか、「老後を幸せに生き抜く一つの答」を本作は提示しております。坂口監督が母の老後を撮影しながら学んだ「老後を幸せに送る10の言葉」は、高齢化社会日本を救う一筋の光となることでしょう。


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映画 『抱擁』 上映情報
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東京・大阪・名古屋・鹿児島での上映を終え、今後も全国にて順次公開予定。
 
上映期間:10月10日(土)~16日(金)
場 所:神戸アートビレッジセンター(兵庫) http://kavccinema.jp/
神戸市兵庫区新開地5丁目3番14号 神戸アートビレッジセンターB1F KAVCシアター
T E L:078-512-5500
開始時間 :12:40~ ※火曜定休日(10/13(火)は休映) (1週間限定公開)


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メディア掲載
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◆NHK「おはよう日本」特集
http://www.nhk.or.jp/shutoken/ohayo/report/20150501.html

◆The Japan Times
http://www.japantimes.co.jp/culture/2015/04/29/films/life-death-japans-aging-women/#.VUsQudLtmko

シネマトゥデイ、オリコン、日刊スポーツ、サンケイスポーツなど、他多数



■株式会社クリーク・アンド・リバー社 会社概要
社 名:株式会社クリーク・アンド・リバー社
本 社:東京都千代田区麹町2-10-9  C&Rグループビル
設 立:1990年3月
代 表 者:代表取締役社長 井川 幸広
ネットワーク:東京・大阪・札幌・仙台・大宮・横浜・名古屋・京都・高松・広島・福岡・熊本・那覇/ソウル・上海・北京
事業内容:クリエイティブ・建築・ファッションのプロフェッショナルに特化したエージェント、プロデュース、アウトソーシング、著作権及びコンテンツの管理・流通。グループには、医療・IT・法曹・会計分野がある。
URL:http://www.cri.co.jp
   http://www.creativevillage.ne.jp(クリエイターのための情報サイト「CREATIVE VILLAGE」)



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【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社スーパーサウルス(製作配給)
担当:落合  TEL:03-3551-5530

株式式会社クリーク・アンド・リバー社
経営企画部 TEL:03-4550-0008

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会社概要

URL
https://www.cri.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区新橋四丁目1番1号  新虎通りCORE
電話番号
03-4550-0008
代表者名
黒崎 淳
上場
東証プライム
資本金
11億7719万円
設立
1990年03月