俳優 松永博史が引退。 芸能人のセカンドキャリアの支援事業を立ち上げる。

株式会社ホリプロ

 

ホリプロ所属の俳優 松永博史(53)が、8月31日をもって同事務所の所属を離れ、芸能界を引退する。松永は9月1日より「ジェイシップ株式会社」(代表取締役 城友博)に入社。
同社が新事業として立ち上げる「芸能人のセカンドキャリアを支援する会」の責任者として第二の人生をスタートさせることとなった。

 
松永博史は1989年に俳優デビュー。1997年放送の昼帯ドラマ「その時がきた」(フジテレビ系)で注目され、少し影のある甘いマスクから“マダムキラー”と呼ばれて人気に。昼帯ドラマ、二時間ドラマを中心に活躍した。しかし近年、テレビから昼帯や二時間ドラマが次々と消え、活動する機会も少なくなり、引退を決意したと言う。
 

 

 

松永が入社する「ジェイシップ社」は有料職業紹介業を運営する企業で、ヤクルトスワローズで活躍した元プロ野球選手の城友博さんが2017年に立ち上げた会社だ。大学の硬式野球部の選手を中心としたアスリート大学生の就職採用コンサルタント業を主たる事業としている。
城さんは99年の選手引退後から、企業がアスリート学生を採用するためのサポートすることの社会的な意義を実感。会社化は2017年からだが、個人の事業としてスタートしてから17年間に渡って続けてきた実績を持つ。


城「野球部の学生は礼儀、上下関係、子供の時から続けてきた持続力、ベンチ争いやレギュラー争いにもまれてきた経験。こうした学生を積極的に採用したいという企業側のニーズがあるのです。」
 

 

 

今回、松永博史が入社して新たに立ち上げるのは「芸能人のセカンドキャリア支援」。松永はその責任者として新たな人生の船出をする。


松永「32年俳優を続けてきました。やめるにやめられない、やめる決断ができないという仲間が多くいる。僕自身がそうでした。そんな芸能界の人に、生きていく力を発揮する場所は今いる場所だけじゃないと背中を押してあげ、新たな人生のスタートを応援したいんです。」

城「毎年、プロ野球界に入ってくる人は大勢いますが、いつかは必ず現役を引退します。その時、野球界で仕事を続けられる人は全体の約20%。およそ8割の選手が全く別の仕事に就くのです。ただ、入団する時に球団から引退した時の話が必ず出るのですが、もしかして芸能界にはそれがないんじゃないのかと。」
 

 

 

確かに、事務所に所属する時、マネージャーと新人タレントが夢を語り合うことはあっても、夢破れ引退した後の話をすることはあまりない。

 
松永「人前で堂々と話すこと。表現力。一つの目標に向かう努力、精神力。負けまいというプライド。人に見られることで磨かれたセンス。一流のエンターテイナーと触れ合って生まれた引き出し。芸能人を経験したからこそ活躍できる世界がきっとあります。そういう人たちが生き生きと働ける機会をつくってその人の人生を応援したい。そして僕自身が新しい世界で輝くことが今までお世話になった芸能界の人たちにできる恩返しだと思っています。」

城「松永さんもそうなんですが、芸能人の方はオーラというのか、持っている空気感が違う。場面場面に応じたアドリブ力にも目を見張るものがあります。」

 
同社では、引退を決意した芸能人の職業紹介のほかに、将来的には芸能事務所と協力してスケジュールの空いた芸能人に、クリーンで安心できる職業の斡旋も考えているそうだ。また、現在、数百社あるアスリート学生の採用を希望する企業のイベントでの芸能人のキャスティングも行なっていくという。

 
城「松永さんには社会人一年生として基本を学んでいただきつつ、新しい事業にも早速取り組んでいただきます。うちの社員には若くて元気がいい人がそろっているのですが、松永さんには芸能界で培った経験を生かして、そうした社員たちの兄貴的な存在になってほしいですね。」

松永「僕も人からしてもらったように、悩んでいる人に向き合い、まず言葉で勇気づけること、それが今一番の生きがいです。」

 


テレビ画面の向こうで輝いていた人が、全く違う現実の世界で輝いてる姿を見せる。

人生こそエンターテインメントだ。




ジェイシップ株式会社
HP:https://www.jship0.com/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/jship.official/?igshid=n5rafii63mej
 

 

 

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会社概要

株式会社ホリプロ

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URL
http://www.horipro.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都目黒区下目黒1丁目2番5号
電話番号
-
代表者名
堀義貴
上場
未上場
資本金
-
設立
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