ランサムウェア感染によるシステム障害について(第2報)
(17時30分時点)
アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃)は、10月19日に公表いたしましたランサムウェア感染によるシステム障害について、現時点の状況を下記のとおりご報告いたします。
改めまして、弊社サービスをご利用いただいているお客様、関係者の皆さまに多大なるご迷惑、ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。
記
1.現況
(1)これまでの経緯
10月19日(日) 午前 外部からの不正アクセスによる異常を検知
ランサムウェア感染の疑いのあるシステムの切り離しと
ネットワーク遮断を実施
16時30分 「ASKUL」「ソロエルアリーナ」「LOHACO」の受注を停止
(2)障害発生の範囲
主に物流システム(WMS:Warehouse Management System)における障害の発生を確認しております。
(3)業務・サービスへの影響
WMSでコントロールする物流センター入出荷業務の停止により、引き続き受注をお受けできない状況です。
グループ会社ASKUL LOGIST社が受託している物流業務(3PL)も停止しております。
(4)個人情報・取引先等情報の外部流出
現時点では流出は確認されておりませんが、確認された場合には速やかにご報告いたします。

2.対応・対策状況
10月19日(日)14時に対策本部を設置いたしました。本部配下に「事業継続部会」「IT復旧部会」を設置し、外部の専門機関とも連携し、障害範囲の特定、影響の詳細調査を継続しております。詳細調査により障害の影響を正確に把握したのち、今後の復旧に向けた計画を速やかに策定し実行してまいります。
【具体的な内容】
・LINEヤフー社のほか、外部セキュリティ企業のエンジニア等を含め外部から約30名の協力体制を構築。(常駐・遠隔双方を含む)
・社内エンジニア約60~70名とあわせて、全体で100名規模の調査チームを組成。
・システムの詳細なログ解析と原因・障害対象範囲の詳細調査。

一刻も早いシステムの復旧とサービス再開に向け、全社で対応を推進しております。
状況につきましては、今後も適宜お知らせいたします。
以上
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