オラクル、Oracle AI Database@Google Cloudの強力なAI機能を拡張し、エンタープライズ・データのイノベーションを加速

Gemini Enterpriseを通じたOracleデータへの自然言語によるセキュアなアクセスにより、SQLを記述することなくインサイトをより迅速に取得

日本オラクル株式会社

テキサス州オースティン — 2026年4月28日 —

(本資料は、オラクルが2026年4月22日に発表したプレスリリースの抄訳です)

オラクルは、Google Cloudとのパートナーシップを拡大し、両社共通のお客様に対し、エンタープライズ・データ全体でAIを運用可能にする新たな手法を提供します。このパートナーシップ拡大により、「Oracle AI Database@Google Cloud」のお客様は、「Oracle AI Database Agent for Gemini Enterprise」を通じて、自然言語を使用してこれまで以上に手軽にOracleデータを活用できるようになります。また、「Oracle AI Database@Google Cloud」は、新機能を追加し、より幅広い地域で利用できるようになりました。Worldlineなどのグローバル組織は、この製品を活用して、イノベーションの推進やクラウド移行の加速を進めています。

Oracle Cloud Infrastructureのプロダクト・マネジメント担当シニア・バイスプレジデントであるネイサン・トーマス(Nathan Thomas)は次のように述べています。「Gemini Enterpriseのエクスペリエンスと、オラクルの業界をリードするデータベースのパフォーマンスやセキュリティ、ガバナンスを組み合わせることで、お客様が自然言語を使用してエンタープライズ・データにアクセスし、内容を理解して、その結果に基づいて行動しやすくなるようにしています。データベース・レイヤーのエンタープライズ・データにAIを直接適用することで、お客様は機密データを公開したり複雑さを増したりすることなく、精度の向上、統制の強化、モデルのより効率的な使用を実現できます。私たちは共に、お客様が、信頼できるビジネスデータを使ってエージェント型AIをより簡単に強化できるよう取り組んでいます。」

Google CloudのApplied AI & Platform Ecosystem担当バイスプレジデントであるSatish Thomas氏は次のように述べています。「エージェンティックAIから真の価値を得るためには、お客様は『Oracle AI Database Agent』のようなインテリジェントなエージェントを通じ、シンプルかつ信頼できる方法で貴重なビジネス・データを活用する必要があります。このエージェントをGemini Enterpriseから利用可能にすることで、オラクルのデータベースに格納されたデータへAIを適用し、そのデータを有意義なビジネス価値へと変換する柔軟性をお客様に提供します。」

Gemini Enterpriseのお客様は、「Google Cloud Marketplace」で入手可能になった「Oracle AI Database Agent」を活用することで、信頼できるOracleデータを操作する際に自然言語を使用でき、さらに「Oracle AI Database」のデータベース内AI機能を利用して、関連性が高く、文脈を意識した回答を提供できます。お客様は、地域や製品ラインにわたる収益動向の分析など、日常的なビジネス上の質問をし、データドリブンの回答をすぐに受け取って、価格の調整や営業活動の優先度設定に役立てることができます。いずれもSQLを記述したり、カスタム・ツールを作成したりする必要はありません。エージェントは、データを移動または複製することなく、各リクエストを解釈し、関連性の高い問合せを行い、Oracleデータを管理して、明確なインサイトを提供します。また、「Oracle AI Database Agent」を使用すると、開発者は、Google Cloudの「Gemini Enterprise Agent Platform」の他のAIツールと接続して、データの抽出、分析、可視化などのタスクを自動化することで、より高度なAIワークフローでOracleデータを安全に使用できます。

株式会社AI Shift(サイバーエージェント子会社)は、日本のエンタープライズ企業におけるカスタマーサービス、マーケティング、営業など幅広い業務プロセスの自動化を目的としたAIエージェント・ソリューションの構築・導入支援を行っています。同社はOCI上の「Oracle Autonomous AI Database」をエージェント開発プラットフォームの中核基盤として採用しており、今後はOracle AI Database Agentを通じて、顧客企業の「Oracle AI Database」デプロイメントを「Oracle AI Database@Google Cloud」へ拡張できる環境の整備を進めています。

株式会社AI ShiftのCEO 米山 結人氏は次のように述べています。「『Oracle AI Database Agent』は、企業データとAIの活用において重要な進化をもたらすものです。Gemini Enterpriseの導入により、ユーザーはSQLによる記述から自然言語での問い合わせへと移行し、信頼性の高い企業データに基づいた回答をスムーズに得ることが可能になります。これにより、AIエージェント開発スピードの向上と成果物の品質改善を実現するとともに、ガバナンスおよびコントロールを維持しながら、より迅速かつ精度の高い意思決定を支援してくれます。」

大手の組織がOracle AI Database@Google Cloudを選択

Worldlineをはじめとするグローバル組織は、「Oracle AI Database@Google Cloud」を導入してクラウドへの移行を加速しています。

Worldlineは、世界中で何十億ものトランザクションを処理するヨーロッパの決済プロバイダーです。パフォーマンスとセキュリティに関する厳しい要件をサポートするために、「Oracle Exadata Database Service on Oracle AI Database@Google Cloud」を活用して、決済処理プラットフォームを最新化し、スケーラブルで低レイテンシかつセキュアな決済サービスを提供しています。

WorldlineのSoftware Engineering, Integration and Payment Platform担当ディレクターであるArni Smit氏は次のように述べています。「Worldlineは世界最大級の決済処理プラットフォームの一つを運用しており、安定した低遅延と高スループットは不可欠です。『Oracle AI Database@Google Cloud』は、Google Cloud上で『Oracle Exadata』のパワーを提供することで、グローバル規模のリアルタイム取引処理を支えるために必要な拡張性、レジリエンス、セキュリティ機能を当社にもたらします。」

「Oracle AI Database@Google Cloud」の新しい機能とリージョン

世界中からの需要の高まりに応えるため、新たなデータベース機能とリージョンが追加されました。これにより、お客様は「Oracle AI Database@Google Cloud」をご利用の際により多くの選択肢とロケーションから選べるようになります。

  • 「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)GoldenGate」によるオラクルのデータベースのリアルタイム移行の実現: お客様は、オラクルのデータベースの「Oracle AI Database@Google Cloud」への移行を簡略化し、影響の小さいリアルタイムのデータ移動を通じて高可用性ソリューションを実装できます。また、このサービスは「Google BigQuery」との統合により、ほぼリアルタイムの分析が可能になり、運用システムと分析システムの間のレイテンシがなくなります。まもなく一般提供される「OCI GoldenGate」により、お客様は、複雑なデータ・パイプラインを構築することなく、ライブ・データに基づいて行動できます。

  • 「Oracle Autonomous AI Lakehouse」と「Google BigQuery」の統合: お客様は、「Oracle Autonomous AI Lakehouse」でデータの複製なしにBigQuery Icebergテーブルを直接読み取れるようにすることにより、「Google Cloud Lakehouse」に保存されているオープンフォーマット・データにシームレスにアクセスして分析することができます。これにより、OracleおよびGoogle Cloud全体で分析およびAIワークロードをサポートする統合レイクハウス・アーキテクチャを構築しながら、データ移動と関連コストを削減できます。

  • 「Oracle AI Database@Google Cloud」の新たに利用可能なリージョン: Oracle AI Database@Google Cloudは、Asia-Northeast 1(東京)、Asia-Northeast 2(大阪)、Asia-South 1(ムンバイ)、Asia-South 2(デリー)、Australia-Southeast 1(シドニー)、Australia-Southeast 2(メルボルン)、Europe-West 8(ミラノ)、Germany Central(フランクフルト)、North America-Northeast 1(モントリオール)、North America-Northeast 2(トロント)、South America-East 1(サンパウロ)、UK South(ロンドン)、US Central 1(アイオワ)、US East(アッシュバーン)、US West(ソルトレイクシティ)の15のリージョンで利用できるようになりました。高まる顧客需要に応えるため、今後12か月以内にEurope-West 12(トリノ)とNorth America-South 1(メキシコ)で追加のリージョン提供を予定しています。

その他のリソース

オラクルの分散クラウドについて
オラクルの分散クラウドは、クラウドの利点をそのままに、優れた管理性と柔軟性を提供します。オラクルの分散クラウドには以下の製品があります。

  • パブリック・クラウド: あらゆる規模の組織がハイパースケールのパブリック・クラウド・リージョンを活用しており、これには厳格なEU主権管理が求められる組織も含まれます。リージョンのリストはこちらをご参照ください。

  • 専用クラウド: 「OCI Dedicated Region」を利用することで、お客様のデータセンター内ですべての「OCIクラウド・サービス」を運用できます。また、パートナーは「Oracle Alloy」を用いて、「OCIクラウド・サービス」の再販やカスタマイズが可能です。オラクルはまた、米国、英国、オーストラリア政府向けの「Government Clouds」や、国家安全保障を目的とした「Isolated Cloud Regions」も提供しています。これらの製品により、お客様がソブリン・クラウドとして展開可能なクラウドとAIをフルスタックで提供します。

  • ハイブリッド・クラウド: OCIは、「Oracle Exadata Cloud@Customer」を介してオンプレミス環境で主要なクラウド・サービスを提供し、60カ国以上でインフラストラクチャを管理しています。

  • マルチクラウド: AWS、Google Cloud、Microsoft Azureなどすべてのクラウド・プロバイダーにOCIを物理的に実装することで、「Oracle AI Database@AWS」、「Oracle AI Database@Azure」、「Oracle AI Database@Google Cloud」、「Oracle HeatWave on AWS」および「Microsoft Azure」などの低レイテンシかつネイティブに統合された「Oracle AI Database」サービスを提供しています。また、「Oracle Interconnect for Microsoft Azure」、「Oracle Interconnect for Google Cloud」、そしてOCIとAWS Interconnect–multicloudとの間の今後の接続により、お客様は複数のクラウドの主要な機能をシームレスに組み合わせて利用することができます。

オラクルについて
オラクルは、統合されたアプリケーション・スイートと安全な自律型のインフラストラクチャをOracle Cloudで提供しています。オラクル(NYSE: ORCL)について詳しくは、www.oracle.comをご覧ください。

 

将来の製品に関する免責条項

上記の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。なんらかの資料、コード、または機能を提供することを約束するものではなく、購入を決定する際に根拠とされるべきものではありません。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリース、時期および価格については、弊社の裁量により変更される可能性があります。

商標
Oracle、Java、MySQL、およびNetSuiteは、Oracle Corporationの登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いた最初のクラウド・カンパニーです。


会社概要

日本オラクル株式会社

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RSS
URL
https://www.oracle.com/jp/index.html
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区北青山2-5-8 オラクル青山センター
電話番号
03-6834-6666
代表者名
三澤 智光
上場
東証スタンダード
資本金
250億3300万円
設立
1985年10月