【新刊書籍のご案内】『世界の広告クリエイティブを読み解く』発売
「広告」を通じて「異文化理解」を楽しく学ぶ。世界の見方が変わる。
ある国では「いい!」と思われた広告が、なぜ、別の国では嫌われるのか?
そこにはどんな価値観のメカニズムがあるのか?
オランダの社会心理学者ヘールト・ホフステード博士の
異文化理解メソッド「6次元モデル」で
世界20を超える国と地域から、60事例を分析。
グローバルな活躍を目指すマーケターやクリエイターにとって、
実践に役立つ学びが詰まった一冊。
詳細・購入はこちら(Amazon)
著者は、アジア・欧州・アフリカ市場など海外の第一線で活躍してきたマーケターと、「文化」を切り口に企業の経営支援に携わるコンサルタント。グローバルな活躍を目指すマーケターやクリエイターはもちろん、広く異文化コミュニケーションに関心を持つ方々にも、広告を通じて楽しく異文化理解の学びを深めていただける一冊です。
収録広告事例より
フランス|バーガーキングvs.マクドナルド 広告の攻防戦
ベルギー|囚人のためのeサイクリングチーム
ナイジェリア|”不快な広告”でソーシャル・マーケティング
ドイツ|風刺の効いた「フェムバタイジング」
インドネシア|聴覚障害者の採用促進キャンペーン 他
広告事例以外にもさまざまな「文化的事例」を収録
・なぜ、フランスではAmazonがバッシングされるのか?
・なぜ、華人コミュニティは世界各地で成功を納めているのか?
・アフリカ系商人の心を動かした”ビジネス交渉術”とは?
・遠くて近い国、エチオピアの“おもてなし”文化 他
ヘールト・ホフステード博士の「6次元モデル」とは
国レベルの文化的価値観がどのように異なるかを「権力格差」「集団主義/個人主義」「女性性/男性性」「不確実性の回避」「短期志向/長期志向」「人生の楽しみ方」の6つの次元で表す。
1960年代に研究が始まり、最も信頼性・妥当性が高い文化モデルとして、現在も世界中で研究が進められている。近年では消費者行動分析やマーケティングの領域でも活用されている。
目次
第1章 ホフステードの6次元モデルとは
第2章 広告賞受賞作品を読み解く
第3章 グローバルチェーンのコミュニケーション — バーガーキング広告の多国間比較
第4章 地域に根ざす小売りのコミュニケーション
第5章 プロダクト・サービスに見られる文化差
第6章 社会課題・人権意識のムーブメント
コラム フランスの日常生活から
付録 「6次元モデル」の国別スコア表
著者プロフィール
山本 真郷(やまもと・まさと)
富士フイルム・インドネシア 社長。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、富士フイルムに入社。入社以来、20年にわたり海外マーケティングを軸に、インスタントカメラ「チェキ」の商品企画/グローバルブランディング、新規ビジネスの立ち上げから海外現地法人の経営まで、幅広い仕事に携わる。その間、海外(シンガポール、フランス、インドネシア)に10年以上駐在し、幼少期の欧米生活と合わせて6カ国で約25年を過ごす。著書に『非営利組織のブランド構築-メタフォリカル・ブランディングの展開』(渡邉との共著、西田書店)。
渡邉 寧(わたなべ・やすし)
ホフステード・インサイツ・ジャパン 代表取締役。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了後、ソニーに入社。7年にわたり国内/海外マーケティング(イギリス駐在含む)に従事後、ボストン・コンサルティング・グループに入社。メーカー、公共サービス、金融など、幅広い業界のプロジェクトに4年間従事。その後独立し、組織開発での企業支援を行う傍ら、ホフステード・インサイツ・ジャパンの経営に携わり、現在、京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程で、文化とこころの問題について研究している。
6月30日 著者によるオンラインセミナー開催
宣伝会議主催のイベントSIMCにて、著者による講演「マーケターのための『異文化理解メソッド』活用法」を開催します。本書の内容をベースにした30分の講演です。ぜひご参加ください。
日時:6月30日(金) 12:15~12:45
参加費:無料
要事前登録。詳細・お申し込みはこちら。
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