タグ・ホイヤー、藤原ヒロシ率いるフラグメントとのコラボレーション第3弾「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フラグメント リミテッドエディション」を発表

アヴァンギャルドなコラボレーションの新章が始動

スイスの高級時計ブランドのタグ・ホイヤーとフラグメントが、再び「タグ・ホイヤー カレラ」コレクションに着目。ミニマルな表現を通じてそのレガシーをさらに洗練させます。

2018年以来、クリエイティブな対話を続けるタグ・ホイヤーとフラグメント(fragment design)が再びタッグを組み、第3弾となるコラボレーションモデル「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フラグメント リミテッドエディション」が発表されます。今回、その対話の結晶として、藤原ヒロシらしいデザインコードが息づいたグラスボックスデザインのクロノグラフは、静かな美意識が形となり、モダンで自信に満ちたタイムピースへと再解釈されています。

カルチャーのイノベーターとして世界的にその名を馳せ、ストリートウェアのゴッドファーザーとも称される藤原ヒロシは、自身のブランドであるフラグメントを通じて、単なる影響力以上のもの、つまりコレクターとしての審美眼、デザイナーとしての哲学、そして機械式時計への深い情熱をこのコラボレーションにも反映させています。両ブランドの関係は、互いへの敬意から基盤に発展してきました。フラグメントは、クリエイティブの世界全体を刺激する直観力を持ち、タグ・ホイヤーは、モーターレーシングと高精度という唯一無二のレガシーを受け継いでいます。

過去2作のコラボレーションウォッチは、発表されるや否や熱狂的な人気を博しました。それは、彼の明快な美意識とタグ・ホイヤーのクラフツマンシップが交差し、真のプロダクトとして成立していたからにほかなりません。そして今回、第3章となる新作の舞台は再び「タグ・ホイヤー カレラ」に戻ります。

「このコラボレーションは、長く愛されるデザインの本質を物語っています。藤原ヒロシ氏は、私たちが自分たちのヘリテージにアプローチするのと同じやり方、つまり精度、革新性、そして真のアイデンティティは作り直す必要はなく、ただ明らかにするだけでいいということへの完全な理解をもってこの時計に向き合ってくれました。新作タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フラグメント リミテッドエディションは、この共通認識から生まれた成果であり、この時計を皆様にお届けできることを大変嬉しく思っています。」(タグ・ホイヤー CEO アントワーヌ・パン)

「タグ・ホイヤー カレラを眺めていると、すでにデザインされ、表現される準備が整ったフォルムとストーリーが見えてきます。今回の新作における私の役割は、その構造に耳を傾け、そのバランスを守る決断を下すことでした。あらゆるディテールに存在意義を証明することを求めました。ですから存在理由のないものは一切加えられていません。」(フラグメント 創設者兼クリエイティブ・ディレクター 藤原ヒロシ) 

再解釈されたレガシー

ブランドのデザインヘリテージの基盤となる重要なコレクションのひとつ、「タグ・ホイヤー カレラ」は、ジャック・ホイヤーがドライバーのために開発した、高精度で視認性に優れるクロノグラフとして1963年に発表されました。モータースポーツ史上屈指のスリリングなレースである「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」にちなんで名付けられたこのタイムピースはハイスピードな環境下でも際立つ洗練されたスタイルと技術的卓越性のシンボルとして、瞬く間に認知されることとなります。

その後数十年にわたり、「タグ・ホイヤー カレラ」は、その本来の意図を忠実に守りながら進化を遂げてきました。近年では、グラスボックスデザインのクロノグラフが、このラインに新たな次元をもたらしています。今回のコラボレーションウォッチでは、湾曲したフランジ、コントラストが映えるホワイトのアウターフランジ、ブラック・オン・ブラックのダイヤルがその特徴的な構造を形成しています。さらに、1と11の数字をフラグメントのロゴであるアイコニックなサンダーボルトに置き換えたフラグメント仕様の日付ディスクがデザイン引き立てています。この革新的な解釈により、1960年代の精神を受け継ぎながらも、現代的な素材とプロポーションを採用することで、ダイヤルの明瞭さ、奥行き感、視覚的インパクトを高めています。


藤原ヒロシがそもそもなぜ「タグ・ホイヤー カレラ」に惹かれたのかを理解するには、その背景をおさえておくことが極めて重要です。彼が時計に強い関心を抱いていることは広く知られていますが、タグ・ホイヤーとの関係は、精度、さりげない破壊的イノベーション、機能美に基づくデザインという共通の価値観に基づいて築かれた、非常にパーソナルなものです。

2018年のフラグメントとの最初のコラボレーションでは、「タグ・ホイヤー カレラ」が取り上げられ、大胆で無駄を削ぎ落としたデザインが導入されました。現代の文脈においてこのモデルをどう見せるかが再定義されたのです。2020年には、このパートナーシップの視点は「タグ・ホイヤー フォーミュラ1」に向けられ、よりグラフィックでハイコントラストなステートメントモデルが誕生しました。いずれのモデルも、藤原ヒロシのデザインの特徴となっているブラック&ホワイトの配色を採用し、瞬く間にコレクターズアイテムとなります。

そして2025年、「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フラグメント リミテッドエディション」によって、コラボレーションは原点である「タグ・ホイヤー カレラ」へと回帰。ただし今回は、グラスボックスデザイン時代のクロノグラフへと進化を遂げています。

意図的なコントラスト、絶対的な明瞭さ

コラボレーション第3章で主役を演じるのが、「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フラグメント リミテッドエディション」。新しい39 mmケースは、グラスボックスを通じて藤原ヒロシの代名詞ともいえるデザインビジョンを再解釈した、印象的なブラック&ホワイトのコントラストで見る人を魅了します。また、フラグメントのサンダーボルトロゴをはじめとするアイコニックなデザインコードが、ダイヤルにさりげなく組み込まれ、タイムピースに特別なアクセントを加ええています。ステンレススティール製ケースには交互仕上げが施され、ドーム型サファイアクリスタルが、柔らかく光を吸収するブラックオパーリンダイヤルを縁取り、滑らかな視覚的質感を生み出しています。ホワイトの湾曲したフランジが抑制の効いたコントラストをもたらす一方、ダイヤル、サブダイヤル、フランジ上のすべてのマーキングをシルバー仕上げとすることで統一感が保たれています。

クロノグラフの針にはロジウムコーティングが施され、タキメータースケールもベゼルにライトグレーを採用。これもまた彼のデザインディレクションによるものです。

ブレスレットは、往年のスタイルを踏襲し、今年初めに復活したタグ・ホイヤーの7連のビーズオブライス ブレスレットを採用。ただしセンターリンクにはブラックPVDコーティングを施すことで、コントラストを効かせることでブレスレットにも独特の表情を持たせています。

ムーブメントには、約80時間という驚異的なパワーリザーブを実現し、5年間の延長保証も適用される自社製ムーブメントTH20-00を採用。そして、フラグメント仕様に仕上げられたムーブメントデザインも、このタイムピースを際立たせる重要な要素です。タグ・ホイヤー シールドを象ったローターには、ブラックのグラフィック装飾が施され、藤原ヒロシのビジュアル言語でタグ・ホイヤーのエンブレムを再解釈。フラグメントのロゴもサファイアクリスタルに直接プリントされ、コラボならではのデザインタッチが加えられています。性能にこだわり、エンジニアリングを駆使したムーブメント構造は、コラムホイールと垂直クラッチを採用することで、クロノグラフの滑らかな動作を実現し、双方向自動巻き上げ機構により、効率的なエネルギーの流れを約束しています。

ケースバックにはその縁に沿って勝利の冠が刻印され、フォーミュラ1(Formula 1®) の黄金時代を彷彿とさせます。ジャック・ホイヤーが才能あふれる優勝ドライバーたちにゴールドのカレラを贈ることで、ドライバーたちがこの時計を幸運のお守りと考えるようになったという伝統に触発された勝利の冠の刻印は、今や成功のシンボルとして認められるまでになっています。

このタイムピースのデザイン理念が反映されたパッケージには、タグ・ホイヤーとフラグメントそれぞれのロゴが目立つように配置され、対照的な黒と白で表現されています。タイムピースは洗練されたブラックボックスに収められ、エンボス加工が施されたブラックポーチが付属。あらゆるディテールにエレガンスとブランドのシグネチャーが絶妙に融合しています。

コレクターズアイテム

「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フラグメント リミテッドエディション」は、スイスのウォッチメイキングと日本のクリエイティブな感性という2つのカルチャーが真摯に向き合うことで生まれた、500本限定シリアル番号入りタイムピースです。

 
<タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ x フラグメント リミテッドエディション>

https://www.tagheuer.com/CBS221B.BA0045.html

CBS221B.BA0045 / 1,303,500円(税込)/ 2025年12月発売

自動巻 / ブラックオパーリンダイヤル / ステンレススティール製ケース / ケース径 39 mm / 100m防水 / ステンレススティール製ブレスレット


www.tagheuer.com
X:@TAGHeuerJapan ‏, Facebook:@TAGHeuer , LINE:@tagheuer
#TAGHeuer #タグホイヤー

お問い合わせ

LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー TEL : 03-5635-7030

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会社概要

URL
http://www.tagheuer.com
業種
製造業
本社所在地
東京都 千代田区平河町2-1-1
電話番号
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代表者名
ノルベール・ルレ
上場
未上場
資本金
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設立
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