IP InfusionとUfiSpace、次世代のネットワーキングイノベーションの推進を目指し、富士通のオープンネットワーキングイノベーションセンターに参加
オープンネットワーキング・ソリューションの世界的リーダーであるIP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、UfiSpaceと共に、富士通株式会社がドイツのデュッセルドルフに開設したオープンネットワーキングイノベーションセンターに参加することを発表いたします。2024年12月に富士通が開設したこのラボは、オープンネットワークイノベーションを推進し、マルチベンダーコラボレーションを促進し、拡張性とエネルギー効率性に優れたネットワーキング技術の採用を加速させるためのグローバルセンターです。
この最先端の環境で、IP Infusionは、Open RAN xHaulとIPoDWDM(IP over DWDM)ソリューションにおいてリーダーシップを発揮し、持続可能で高性能な通信とデータセンターネットワークの発展を推進していきます。この取り組みの一環として、IP Infusionの主力製品であるネットワークオペレーティングシステム(OS)「OcNOS®」を、「S9600-56DX」および「S9510-28DC」を含む、UfiSpaceの25G/100G/400G White Box(ホワイトボックス)型プラットフォームで実行します。これらのプラットフォームは、高度な400G Open ZR+対応コヒーレントプラガブルを備えており、1FINITYの光回線システム(OLS : Optical Line System)と統合されています。
欧州の大規模な技術拠点となるデュッセルドルフに戦略的に位置する富士通のオープンネットワーキングイノベーションセンターは、サービスプロバイダー、テクノロジーベンダーおよびデータセンターのオペレーター向けに共同プラットフォームを提供します。この取り組みによって、参加者は、マルチベンダー製品の相互運用性を厳格に試験し、オールフォトニクスネットワーク(APN)の機能性を検証し、ネットワーク環境を再定義する革新的なソリューションを模索できるようになります。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「この度の富士通との協業は、IP Infusionにとって大きな前進です。オープンネットワーキングに対する当社の取り組みは、エネルギー効率性と拡張性に優れたソリューションを提供するというこのラボのミッションと完全に一致しています。富士通およびパートナーの皆様と一丸となって、Open RAN xHaulやIPoDWDM等の画期的な技術で、ネットワークトランスフォーメーションの未来を築いていきます」と述べています。
この取り組みを推し進める富士通は、オープンネットワーキング技術を利用した持続可能でコネクテッドな未来のビジョンを明確に示しています。
富士通ネットワークコミュニケーションズ 社長取締役兼CEOであり、富士通 執行役員兼EVPシステムプラットフォームビジネス副部門長 水野 晋吾氏は、
「IP InfusionとUfiSpaceを当社のオープンネットワーキングイノベーションセンターに迎え入れることは、グローバルなコラボレーションの力の証です。IP InfusionとUfiSpaceの高度なネットワーキングソリューションは、最先端かつ持続可能なネットワークイノベーションを提供するという当社のミッションを補完するものです」と述べています。
UfiSpaceは重要なエコシステムパートナーであり、オープンネットワーキングイノベーションセンターのミッションに不可欠です。
UfiSpace CEO Vincent Ho氏は、
「オープンネットワーキングイノベーションセンターは、オープンスタンダードと相互運用性によって変革を実現する共同アプローチといった、業界の大胆なビジョンを反映しています。IP Infusionと富士通との共同の取り組みによって、次世代ネットワークアーキテクチャの円滑な採用が可能になり、世界中のサービスプロバイダーが能力を発揮できるようになります」と述べています。
■UfiSpaceについて
UfiSpaceは、次世代の通信およびデータセンターネットワークのニーズに合わせてカスタマイズした高性能のプラットフォームを提供する、ディスアグリゲーション(ソフトウェアとハードウェアの機能分離)型オープンネットワーキングハードウェアにおけるパイオニアです。UfiSpaceのポートフォリオには、サービスプロバイダーが能力を発揮できるように設計されたルーター、スイッチ、エッジコンピューティングソリューションが含まれています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
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■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/
※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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