エクサウィザーズ、北九州市と介護事業所からの 問い合わせ対応を自動化する生成AIシステムを開発
~ 介護報酬制度の複雑化に対応、回答時間を短縮し現場の生産性向上へ 〜
株式会社エクサウィザーズ(東京都港区、代表取締役社長CEO:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、福岡県北九州市(市長:武内 和久)から「対話型AIを活用した介護事業所等の生産性向上事業業務委託*1」を受託し、介護保険制度に関する問い合わせに自動回答する生成AIシステムを構築しました。本システムにより、これまで数日を要していた市職員の回答業務を大幅に短縮し、市内約2,000の介護事業所の回答待機時間解消と、市職員の業務負荷軽減を実現します。2026年9月1日より運用を開始します。

☑ 背景・課題
介護報酬制度は3年に一度改定され、加算項目の追加・削除や要件変更が行われるため、制度は複雑化の一途をたどっています。市内約2,000の介護事業所は加算要件について疑義がある場合、北九州市介護保険課に問い合わせを行い、その回答をもとに介護報酬を請求しています。しかし、市職員が膨大な国の法令・通知等を確認しながら回答を作成するには数日以上を要するケースもあり、介護事業所の業務が滞る要因となっていました。問い合わせ対応は市職員の大きな負担となっており、迅速な回答作成が困難な状況でした。
☑ 本システムの特徴
本システムでは、単に生成AIを導入するだけでなく、介護現場が「安心して利用できる」仕組みを構築しているのが特徴です。
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RAG技術による高精度な回答
RAGとは「Retrieval-Augmented Generation(検索拡張生成)」と呼ばれる技術で、AIが膨大なデータベースから関連情報を検索し、それをもとに回答を生成する仕組みです。本システムでは、国の通知をAIが参照しやすい形に構造化してデータベース化。よく聞かれる質問に合わせた構造化や類似用語の定義を行い、回答精度を向上させています。
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「AI + 人」によるハイブリッド対応
AIの回答に疑問がある場合は、システム上から直接市へメールで質問が可能。市職員が個別回答を作成する際は生成AIが支援し、最終的な回答は上長が承認した上で送信されるため、誤回答のリスクを最小限に抑えます。
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根拠資料の提示による安心感
生成AIが回答を作成する際に参照した厚生労働省の資料や介護保険法の原文などを提示することで、利用者への安心感を提供します。
これらは、エクサウィザーズの市場シェアNo.1の法人向け生成AIサービス*2「エクサベース AI(旧:exaBase 生成AI)」と、介護業務支援サービス「CareWiz タクスト」で培った介護現場の知見を組み合わせ、実務に即したシステムを構築しています。
☑ 導入効果
本システムの導入により、北九州市は以下の効果を目指します。
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介護現場の待機時間解消:
AIが即座に回答することで、介護事業所は「すぐに対応したいこと」を止めずに業務を継続できます。
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職員の業務負荷軽減と属人化の解消:
専門性の高い問い合わせ対応を標準化し、職員がより付加価値の高い業務に注力できる環境を整えます。
*1【令和7年8月27日結果公表】対話型AIを活用した介護事業所の生産性向上事業業務委託に係る公募型プロポーザルの実施
https://www.city.kitakyushu.lg.jp/contents/168_00005.html
*2 富士キメラ総研「2026 生成AI/AIエージェントで飛躍するAI市場総調査」<2024年度実績・サードパーティ対話型生成AIアプリケーション・ベンダーシェア>
https://www.fcr.co.jp/report/253q09a.htm
【エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長CEO 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
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