「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと高雄」着工 2026年開業予定
台湾3施設目・台湾南部初となる「ららぽーと」事業 高雄市東部初の本格的なリージョナル型ショッピングセンター
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 植田俊)は、プロジェクト会社である「三雄鳳山啦啦寶都股份有限公司(※)」を通じて「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと高雄」事業を推進中です。今般、高雄市東部において初の本格的なリージョナル型ショッピングセンターとなる当施設が、本日6月30日に着工したことをお知らせいたします。開業は2026年を予定しています。
当施設の計画地は高雄市の中心地から約5km、MRT橘線「鳳山西站(高雄市議会)」」駅に隣接する市街地エリアに位置しており、計画地西側には台湾最大級の総合芸術文化施設である「衛武営国家芸術センター」が立地しています。5km圏内に約100万人、自動車でのアクセス30分圏内に約280万人が居住する肥沃な商圏人口を有しているほか、高雄市に隣接する屏東県など広域エリアからの来館も期待できます。
なお、当施設は、鳳山エリア周辺の自然・文化・アートと調和を図った外装デザインを採用。約43,000㎡の広大な敷地に低層のモール構成とすることで、お客さまが快適に回遊・滞在できる施設となります。
本事業のポイント
「(仮称) 三井ショッピングパーク ららぽーと高雄」が着工。高雄市東部初の本格的なリージョナル型ショッピングセンターとして2026年に開業予定。
コンセプトは「New Nexus of Kaohsiung」。(Nexus:人や物の繋がり・結びつき)(Kaohsiung:高雄)
物販・飲食・エンターテインメントといったさまざまな用途をワンストップで楽しむことができる、約280店舗から構成される時間消費型商業施設を実現。
※三雄鳳山啦啦寶都股份有限公司 … 当社の100%子会社である現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)が本事業の推進のため100%出資し設立したプロジェクト会社
当施設は、「New Nexus of Kaohsiung」をコンセプトに、自然・文化・アートが溢れる高雄市東部に不足していたショッピング機能を提供。新たに人や物のつながりを生み出し、高雄市の商業の中心地となります。店舗数は約280店を予定し、台湾内外のファッションブランドに加え、日系店舗を含む高雄市初進出店やご当地グルメなどで構成されるフードコートをはじめとした飲食店や、スーパーマーケットなどデイリーニーズの高い店舗等で構成されます。さらにサービスやエンターテインメント機能を充実させることで、高雄市の消費者ニーズに総合的に応える時間消費型商業施設を実現します。
当社は、2023年5月に開業を迎えた「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」(台中市)に続き、台北市において2024年に開業予定の「(仮称) 三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港」の開発を推進しています。当施設はそれに続く台湾における3施設目の「ららぽーと」事業で、台湾南部における当社のフラッグシップ施設に位置づけられます。なお、営業中の「三井アウトレットパーク 台湾林口」(新北市)、「三井アウトレットパーク 台中港」(台中市)、「三井アウトレットパーク 台南」(台南市)の3施設を含めると、台湾6施設目の商業施設となります。
■物件概要
所在地 | 台湾 高雄市鳳山区華泰段11地号 |
交通アクセス | MRT橘線「鳳山西站(高雄市議会)」駅隣接 |
事業主体 | 三雄鳳山啦啦寶都股份有限公司 |
事業形態 | リージョナル型ショッピングセンター |
敷地面積 | 約43,000㎡ (約13,000坪) |
延床面積 | 約206,000㎡ (約62,000坪) ※立体駐車場棟含む |
店舗面積 | 約70,000㎡ (約21,000坪) |
建物規模 | 地下2階 地上6階(店舗 地下1階~5階) |
店舗数 | 約280店舗 |
設計会社 | 黃仁盈建築師事務所 |
環境デザイン | 株式会社ランドアートラボ |
施工会社 | 瑞助營造股份有限公司 |
スケジュール | 着 工 2023年6月30日 竣工・開業 2026年(予定) |
【三井不動産の海外戦略について】
当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、海外事業の飛躍的な成長を目指しています。商業施設事業は、クアラルンプールおよび台湾諸都市においてアウトレット事業を、また、上海、クアラルンプール、台湾諸都市においてららぽーと事業を推進しています。さらに、シンガポール、タイ、中国、アジア諸都市では住宅事業、台北ではホテル事業、バンコク近郊では物流施設事業、インド・バンガロールではオフィス事業を推進しており、拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら、早期に利益を拡大すべく、成長著しいアジアでの事業を積極的に推進しています。今後も更なる事業の拡大を目指しています。
【三井不動産の台湾での事業について】
2016年に設立した現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)を投資拠点として、台湾各地で商業施設事業、ホテル事業および住宅事業の計12物件を推進しています。また、物流施設事業や複合施設事業などの展開を目指し、今後も更なる事業の拡大をはかります。
位置図
<広域図>
<中域図>
三井不動産が海外で展開する商業施設(2023年6月現在)
■三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」、2023年3月には「生物多様性」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
・「グループ生物多様性方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2023/0413/
*本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における1つの目標に貢献しています。
目標11 住み続けられるまちづくりを
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