エプソン、大建工業との共創活動により吸音パネルを共同開発
セイコーエプソン株式会社とエプソン販売株式会社(以下 エプソン)は、大建工業株式会社(大阪府大阪市北区、代表取締役・社長執行役員:億田 正則、以下 大建工業)との共創活動により、機能性とデザイン性を両立させた吸音パネルを共同開発しました。
セイコーエプソン株式会社は2020年1月より「point 0」に参画し、異なる分野・領域の企業の皆さまと共創することで、幅広い異業種間でのオープンイノベーションを活性化させ、新しい市場価値を創出する取り組みを進めてまいりました。その中で、多様なお客様ニーズ(特注品)への対応、省エネルギー・小ロット生産体制の構築をテーマに、大建工業の建材とエプソンのインクジェット技術の共創活動を開始しました。
吸音パネルとは、室内における音の反響を軽減させ、会話のしやすい空間を実現するパネルです。オフィスや会議室などの反響音防止、病院や学校などの空間環境の改善などコミュニケーション環境の整備にも効果があります。昨今、オンラインでのコミュニケーション機会が増え、テレワークスペースなどのプライベートな空間へのニーズが高まる中、吸音パネルは大掛かりな工事をしなくても設置可能で、快適な音環境の中で過ごすことができます。
この度、両社の共創活動の一つとしてオリジナル吸音パネル『OFF TONE オフトーン マグネットパネルN インクジェット特注対応』を共同開発しました。吸音効果はそのままに元々無地などシンプルなものが主流であった吸音パネルの張地にエプソンの昇華転写プリンターを使い、デジタル捺染ならではの美しい絵柄をプリントすることで、デザイン性の高いインテリアの一部として快適な空間を提供できます。また、多品種少量生産を実現するデジタル印刷により、オリジナルのパネルが1枚から提供可能となります。
また、エプソンのインクジェット技術により、精密な高画質印刷で、複数枚の吸音パネルを組み合わせて1枚の作品となるようなプリントも可能となるため、まるで絵画を飾るようにインテリアを楽しむことができます。病院、オフィスなどさまざまな場所で残響コントロールの機能性とデザイン性を両立したパネルで空間を彩ります。
10月26日~28日に東京ビッグサイトで開催されるメディカル建築デザイン展(HOSPEX Japan 2022)内の大建工業ブース(ブース番号:E1-C20)において、当該吸音パネルの商品サンプルが展示されます。ぜひご来場ください。
また、こちらの吸音パネルは10月12日から、エプソンのショールーム「エプソンクリエイティブスクエア赤坂」の会議室で利用しており、メディカル建築デザイン展終了後もご覧いただけます。
以下問い合わせフォームからご予約いただいた上、お越しください。
https://cform.epson.jp/form5/pub/e999/inquiry_for_akasaka
エプソンは持続可能でこころ豊かな社会の実現を目指し、オープンイノベーションを活性化させ、新しい市場価値を創出する取り組みとして、今後も引き続き共創活動を進めてまいります。
以上
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