【サブスク利用実態調査】利用サービスは平均2.3個、解約検討理由1位は「節約のため」、解約者の6割が年間10,000円を節約(Appliv調べ)
10~60代男女605人のサブスクリプションサービスの利用実態に関する調査レポート
■調査結果概要
昨今の物価高などの影響により、節約を意識している人は多いでしょう。節約できる固定費の1つとして、サブスクリプション型サービス(サブスク)が挙げられます。Appliv編集部では、サブスクを利用した経験がある10~60代男女605人を対象に、サブスクの利用状況に関するアンケート調査を行いました。利用したことがあるサービス、現在の継続状況、毎月の利用料金、解約を検討した経験とその理由について、調査の結果を公開します。
レポート詳細:https://app-liv.jp/articles/149376/
半数以上の人がサブスクリプション型サービスの利用経験あり
利用したことがあるサブスク1位は「動画配信」、7割以上が経験あり
継続率が高いサブスクサービスは1位「旅行・ホテル」、続いて「動画配信」
利用しているサブスクサービスは平均2.3個、月額費用は3,000円未満が最多
7割近くの人がサブスクサービスの解約を検討した経験有
解約を検討した人の理由は「節約」が最多、年間10万円以上節約できた人も
■半数以上の人がサブスクリプション型サービスの利用経験あり
事前調査で10~60代の男女4,646人を対象に、サブスクリプション型サービスを利用したことがあるか調査した結果、「経験あり」が50.6%、「経験なし」が41.0%と、利用経験者がやや上回る結果となりました。
年代別で見てみると、経験割合が最も高いのは20代で62.4%でした。
利用したことがある割合が5割を超えているのは20代と30代、続いて40代(49.1%)、10代(47.2%)、50代(44.6%)といずれも4割を超えています。最も少なかったのは60代で35.5%で、未経験者の割合の方が高くなっています。
■利用したことがあるサブスク1位は「動画配信」、7割以上が経験あり
サブスクを利用したことがあると回答した2,350人に、利用したことがあるサービスを聞いてみると、最も多いのは「動画配信(1,712人)」、次いで「音楽配信(1,155人)」、「電子書籍(511人)」でした。
全体の7割を超える人数が動画配信サービスを利用したことがあるようです。
サービスが多様化するなかで、映画やドラマなどの映像作品、音楽や書籍のデジタルコンテンツを毎月定額で無制限に利用できることに魅力を感じている人が多いことが分かります。
■継続率が高いサブスクサービスは1位「旅行・ホテル」、続いて「動画配信」
それぞれのサブスクサービスの継続率を調査してみると、継続率が高いのは1位「旅行・ホテル(89.2%)」、2位「動画配信(84.8%)」、3位「自動車・バイク・自転車(84.5%)」という結果でした。
利用したことがあるサービスで1位だった「動画配信」は2位となっており、利用経験で下位だった他サービスも継続状況では上位にランクインしています。
旅行や出張時にお得になる旅行・ホテル系、交通手段となる自動車・バイクをはじめ、家具・家電などの、購入時の金額が比較的高いと思われるジャンルや、日常生活に必要なジャンルでの継続率が高いと考えられます。
■利用しているサブスクサービスは平均2.3個、月額費用は3,000円未満が最多
現在契約しているサービスの数を尋ねると、「1個(31.9%)」が最も多く、次いで「2個(29.6%)」、「3個(14.5%)」という結果でした。
平均2.3個のサブスクリプションサービスを利用しているようです。
続いて、毎月の利用金額を聞いてみると、最も多いのは「1,000~3,000円未満(31.4%)」、次いで「500~1,000円未満(27.1%)」、「500円未満(16.5%)」でした。
全体の75%が3,000円未満となっており、
■7割近くの人がサブスクサービスの解約を検討した経験有
サブスク型サービスの解約を検討した経験を調べると、検討したことがある人は69.4%でした。
7割近くの人が、何らかの理由で解約を考えたことがあるようです。サブスクリプション型サービスは、毎月の費用がかかるため、固定費の見直しで検討した人が多いのではないでしょうか。
■解約を検討した人の理由は「節約」が最多、年間10万円以上節約できた人も
サブスクサービスの解約を検討したことがある人に、その理由を聞いてみた結果、最も多いのは「節約のため」で226人でした。全体の半数を超える人数が、毎月の固定費を減らすために解約を検討しているようです。
続いて「利用頻度に見合わないため(198人)」、「サービスを利用しなくなったため(151人)」と、利用頻度・回数に対し料金が見合っていないことを理由に挙げています。
全体的に、サービスの質や内容に関することよりも、お金に関することが解約を検討する理由になっていることが分かりました。
サブスクサービスを解約したことで節約できた年間の金額を尋ねると、「5,000円未満」が最も多く、32.2%でした。
全体の58.5%が年間10,000円程度を節約できたと回答しています。中には年間5万円以上の節約に繋がった人もいることから、月額料金が高いサービスや複数のサービスを利用している人にとっては、サブスクの見直しが節約に有効な手段の1つになっているのではないでしょうか。
■編集長コメント(Appliv:伊藤隆史)
今回の調査の結果、サブスクリプションサービスの利用状況と、節約するために解約を検討し、実際に節約できた金額が明らかになりました。
サブスクリプションサービスは毎月定額で利用できることから、使い方次第で出費を抑えることが可能です。どのサービスを契約するかを見極めるうえでは、無料期間などを利用し、自分にあった最適なサービスを選ぶことも大切です。
家計の出費の見直しの際には、家計簿をつけたり、支出を把握したりすることができるアプリを利用することで、無駄な出費を減らし、効率的に節約をすることができるでしょう。
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■調査概要
調査対象:サブスクリプションサービスを利用したことがある10~60代の男女605人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年2月2日~2月7日
◇性別
男性:314人
女性:291人
◇年齢
15~19歳:94人
20~29歳:112人
30~39歳:101人
40~49歳:90人
50~59歳:97人
60歳以上:111人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。
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社名:ナイル株式会社
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代表者: 代表取締役社長 高橋 飛翔
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