クラシル株式会社、生活者の購買・行動傾向を統計データから再現したAIアバターに"何度でも"聞ける「デジタルツインAgent」をKurashiru AI OSで提供開始

生活者の傾向を再現したAIアバターが、商品コンセプトや販促テーマへの反応と「選んだ理由」をその場で回答。価格改定や競合の動きを想定した施策シミュレーションで、発売前・提案前の検証が可能に

クラシル

クラシル株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:堀江 裕介)は、メーカー・卸・小売企業向けAIエージェント「Kurashiru AI OS」の新機能として、生活者のAIアバターに調査やシミュレーションを行える「デジタルツインAgent」の提供を開始しました。

デジタルツインAgentは、レシピ動画プラットフォーム「クラシル」のレシピ検索・閲覧データと、お買い物節約アプリ「レシチャレ」で解析したレシートの購買データを、個人が特定できない形で統計処理し、生活者層ごとの嗜好や購買の傾向を再現したAIアバターをつくります。導入企業に、利用者個人のデータや個人を特定できる情報が提供されることはありません。

商品コンセプトや訴求案、価格・容量の改定案、販促テーマ等を入力すると、反応の高い案、反応した層、選んだ理由をその場で確認できます。また、価格改定や販促、競合の動きといった条件を置き、どの層の反応がどう変わるかをシミュレーションすることもできます。問いを追加しても再度の実査は必要なく、同じモデルに何度でも聞くことができます。

■「Kurashiru AI OS」公式サイト
https://aios.kurashiru.co.jp/

背景:「消費者に聞く」には、時間も費用もかかる

商品開発や価格改定、小売への売場提案では、生活者がどう受け止めるかを事前に確かめることが欠かせません。しかし従来の消費者調査は、設計・回収・集計・報告までに数週間かかり、1回あたり数十万〜数百万円の費用が発生します。

さらに、調査は設問を事前に確定させる1回きりの実査です。結果を見て「もう一度聞きたい」と思っても、再び設計からやり直す必要があります。そのため、聞きたいことの多くが確かめられないまま意思決定されているのが実情です。

当社は、レシピ動画プラットフォーム「クラシル」とお買い物節約アプリ「レシチャレ」を通じて、月間約3,500万人(両サービスの合算、2026年9月時点)の生活者と接点を持ち、「何をつくろうとしたか」と「実際に何を買ったか」という食の行動に関するデータを得ています。デジタルツインAgentは、これらのサービスで得られるレシピ検索・閲覧データと、独自のAI-OCRで解析する月間数千万枚のレシートデータを統計処理したうえで活用し、生活者に何度でも、すぐに聞ける環境を提供します。

デジタルツインAgent:生活者の実データを統計的に再現したAIアバター

デジタルツインAgentのAIアバターは、想像で設定したペルソナではありません。クラシルのレシピ検索・閲覧やレシチャレのレシートによる購買実績といった実際の利用データを統計処理し、生活者層ごとの傾向を反映しています。そのため「何が売れたか」だけでなく、「なぜ選ばれたか」まで回答できます。

個人データの取り扱いについて

AIアバターの構築に使用するのは、個人を特定できない形に統計処理したデータのみです。AIアバターは特定の個人を再現するものではなく、生活者層の傾向を表したものです。導入企業に、クラシル・レシチャレ利用者個人のデータや、個人を特定できる情報が提供されることはありません。

既存の調査との違い

既存の調査

デジタルツインAgent

購入するもの

1回の実査

何度でも聞けるモデル

設問

事前に確定し、設問数で費用が変動

事前の確定は不要。追加も自由

追加の問い

再実査が必要

同じモデル内であれば追加費用はほぼ発生しない

リードタイム

数週間

初回のモデル構築のみ

回答の受け取り

実査後にレポートで受領

その場で回答

利用シーン

流通向け

メーカー向け

できること

棚テーマの提案・壁打ち

新商品の訴求検討・価格改定の検証

入力する内容

特定の商品、販促テーマ

コンセプト案・訴求案、価格・容量の改定案

聞く相手

流通チェーン別の購買者層(小売側のセグメント定義を再現)

購買実績から作成したセグメント

得られる結果

反応の高いテーマ、反応した層、選んだ理由

反応の高い案、層ごとの受け止め方の違い、選んだ理由

利用のタイミング

小売企業へ提案を出す前

新商品の開発時・発売前・改定前

特徴

レシピと購買の両面のデータに基づく

レシピ検索は「今夜、何をつくるか」、レシートは「実際に何を買ったか」を表します。この2つを組み合わせることで、購買の結果だけでなく、その手前にある献立や使い方の文脈まで踏まえて回答します。

思いついたその日に聞ける

設問を事前に固める必要はなく、追加の問いもその場で回答が返ります。マーケティング、販促、商品開発の各担当者が、検討の途中で何度でも仮説を確かめられます。

※デモ画面

施策を変えたときの影響を事前にシミュレーション

価格・販促・配荷・競合の動向について仮説を置き、条件を変えたときの反応の違いを比較できます。検証できる問いの例は次のとおりです。

  • 価格や容量を改定した場合、生活者のどの層にどう受け止められるか

  • どの商品・売場で販促を強化すると効果が高いか

  • 競合商品の動きに対して、自社商品のどの価値を伝えるべきか

  • 施策テーマや提案内容の優先順位をどう置くか

※デモ画面

データ接続なしで始められる

クラシルの独自データだけで利用を開始できるため、導入企業側でのシステム連携やデータ準備は必要ありません。

役割を明確にした設計

デジタルツインAgentが返すのは、コンセプトやテーマに対するアバター視点の反応と理由です。売上・数量の予測や棚割の最適配置を行うものではなく、企画や提案の方向性を早い段階で確かめる用途に適しています。

「Kurashiru AI OS」について

メーカー・卸・小売企業に特化したAIエージェントです。企業内に分散する構造化データ・非構造化データを、業界の商習慣を踏まえた意味づけ(オントロジー)によって横断的に扱い、複雑な判断を伴う業務の効率化と意思決定の迅速化を支援します。既存の基幹システムを置き換えるものではなく、既存システムと連携しながら機能します。

今後の展望

当社はデジタルツインAgentを、クラシルの独自データで始められる企画・アイデア創出の段階から、より精度の高い意思決定、さらには実行と改善の自動化へと段階的に広げていく方針です。

今後は「販促管理Agent」など「Kurashiru AI OS」の各エージェントが扱う業務データと連携し、セグメント別の反応予測や施策シミュレーションの精度を高めていきます。将来的には、POSなどの実売データともつなぎ、施策の効果検証や需要予測への拡張を目指します。

生活者の傾向と企業の業務データを結びつけることで、メーカー・卸・小売にまたがる意思決定の速度と精度を高め、産業全体の生産性向上に貢献してまいります。


【会社概要】

社名:クラシル株式会社(英文:Kurashiru, Inc.)

代表取締役社長:堀江 裕介

設立:2014年4月

所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦3丁目1-1

msb Tamachi 田町ステーションタワーN 23階

https://kurashiru.co.jp/

事業内容:レシピ動画プラットフォーム「クラシル」、節約アプリ「レシチャレ」の運営、AIエージェント「Kurashiru AI OS」など

【お問い合わせ先】

導入・お取り組みのご相談:info_aios@kurashiru.co.jp

本件に関する報道関係者からのお問い合わせ:クラシル株式会社 広報 contact.pr@kurashiru.co.jp

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会社概要

クラシル株式会社

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URL
https://kurashiru.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦3丁目1-1 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 23階
電話番号
-
代表者名
堀江裕介
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2014年04月