【異例の初版部数大幅上乗せ決定!】⻄加奈⼦⽒の5年ぶりの短編⼩説集『わたしに会いたい』に、予約注文殺到!
西加奈子・著『わたしに会いたい』/集英社 カバー
9月1日(金)の発売決定発表(※)以来、書店への予約注文が殺到。また予想をはるかに超えるお問い合わせをいただき、急遽初版部数を3万部上乗せいたしました。
発売前に本書を読んだ書店員の皆様からも熱い応援の声をいただいております。一部を順不同でご紹介いたします。
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心の奥底に封印しているもの、表に出せないでいるものを、この一冊がこっぱみじんにしてくれました。そして、どこまでも、自分を大切にしようと語りかけてくる。この本を1人でも多くの人に読んでもらいたい。
――紀伊國屋書店天王寺ミオ店 木曽由美子さん
ハイタッチしたくなった。やり場のない感情を受け止めてくれたようで。私が私であることを思いっきり肯定してくれたようで。きっと私は事あるごとにこの本を開くと思う。自分らしく生きていくために。
――未来屋書店宇品店 山道ゆう子さん
一編読むごとに、共感と共に、怒り、傷付き、打ちのめされた。この歪んだ現実を突きつけられる覚悟のない者は読むべからず。そう言いたくなるほどの威力のある短編集だった。
――東京旭屋書店新越谷店 猪股宏美さん
自身の身体や心に遠慮なく視線が突き刺さる。そしてどこへも持っていけない怒りと痛みに心がひりひりする。時々感情を上手に表現できないかもしれない。でも正直に生きる自分は決して間違っていない。声を上げ手を挙げ続ける物語の力に勇気づけられた。
――大盛堂書店駅前店 山本亮さん
西さんからの、両手じゃ抱えきれないほどたくさんの言葉のプレゼントに、泣き、笑い、そして強く生きる勇気をもらった。永く読みつがれてほしい物語だ。
――明屋書店喜田村店 高橋杏奈さん
この他にも全国の書店員様から沢山の感想、メッセージをお寄せいただいております。
SNS、特設サイト等で順次ご紹介して参ります。
※9月1日(金)配信『わたしに会いたい』発売決定リリース:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000481.000011454.html
このリリースでは、本書の発売第1報のほか、表題作の全文試し読み・著者の直筆メッセージの紹介などをしております。
【特設サイトでは、各短編小説の紹介動画を公開中】
『わたしに会いたい』には、コロナ禍以前の2019年より、著者の乳がん発覚から治療を行った22年にかけて発表された7編と書き下ろし1編を含む、全8編を収録。毎週金曜日に、各短編小説の紹介動画をアップしています。最新は、「掌」です(10月13日公開)。
特設サイト:https://lp.shueisha.co.jp/imissme/
【内容紹介】
『くもをさがす』の⻄加奈⼦がすべての⼈に贈る、8つのラブレター。
この本を読んだあと、あなたは、きっと、⾃分の体を愛おしいと思う。
「わたし」の体と⽣きづらさを⾒つめる珠⽟の短編⼩説集。
わたしを⽣きるための⾔葉。
#Imissme
――わたしに会いたい。
【収録作品】
・「わたしに会いたい」――ある日、ドッペルゲンガーの「わたし」がわたしに会いに来る。
・「あなたの中から」――女であることにこだわる「あなた」に、私が語りかける。
・「VIO」――年齢を重ねることを恐れる24歳の私は、陰毛脱毛を決意する。
・「あらわ」――グラビアアイドルの露(あらわ)は、乳がんのためGカップの乳房を全摘出する。
・「掌」――深夜のビル清掃のアルバイトをするアズサが手に入れた不思議な能力とは。
・「Crazy In Love」――乳がんの摘出手術を受けることになった一戸ふみえと看護師との束の間のやり取り。
・「ママと戦う」――フェミニズムに目覚めたママと一人娘のモモは、戦うことを誓う。
・「チェンジ」(書き下ろし)――デリヘルで働く私は、客から「チェンジ。」を告げられる。
【書誌情報】
書名:『わたしに会いたい』
著者名:⻄加奈⼦
発売⽇:2023年11⽉2⽇(⽊)
定価:1,540円(10%税込)
⾴数:224⾴
判型:四六判
ISBN:978-4-08-771849-2
発⾏:株式会社集英社
【著者略歴】
⻄加奈⼦(にし・かなこ)
1977年イラン・テヘラン⽣まれ。エジプト・カイロ、⼤阪府で育つ。 2004年に『あおい』でデビュー。 07年『通天閣』で織⽥作之助賞、 13年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、15年に『サラバ!』で直⽊賞を受賞。著書に『さくら』『円卓』『漁港の⾁⼦ちゃん』『ふる』『まく⼦』『i』『おまじない』など多数。本年4月に刊行した、乳がん発覚から治療を終えるまでの約8か月間を克明に描いたノンフィクション作品『くもをさがす』が話題。
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