エクサウィザーズ、住友電装とフィジカルAI技術を活用した「グローバルの生産現場で稼働するAIエージェント群」を共同開発

~ AIエージェントが生産現場の異常に気づき、熟練の技を学ぶ。異常検知と技能継承を担う複数のAIエージェントの構築を開始 ~

株式会社エクサウィザーズ

株式会社エクサウィザーズ(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:春田 真、以下エクサウィザーズ)は、AIエージェントを製造・インフラの現場で稼働させる「フィジカルAI」への活用を視野に入れた取り組みを始動し、その第一弾として、住友電装株式会社(本社:三重県四日市市、代表取締役社長:漆畑 憲一、以下住友電装)とともに、生産現場で稼働するAIエージェント群の共同開発を開始しました。AIエージェントをカメラ・センサーなどのハードウェアと組み合わせることで、生産現場の異常に気づき、熟練の技を学ぶAIエージェントの実現を目指します。第一弾として、監査AI・介入AI・レビューAIなど複数のAIエージェントの構築に着手しており、今年度中に海外拠点での実証を行い、来年度のグローバル全面展開を目指します。

☑背景:現場の人手不足・技能継承という社会課題と、フィジカルAIへの期待

 製造業やエネルギー・インフラ産業の現場では、熟練技術者の退職に伴う暗黙知の消失、慢性的な人手不足、海外拠点を含む技能のばらつきが深刻化しています。一方、生成AIの活用はオフィス業務を中心に進んできたものの、身体動作を伴う「現場」の業務への適用は途上にあります。そのような課題を解決する方法の1つとして、AIが物理世界を認識・判断し、現場の人やロボット・設備と協働する「フィジカルAI」への期待が世界的に高まっており、日本でも政府による戦略分野の指定や実装ロードマップの策定など、官民での取り組みが加速しています。

 住友電装は、「2030ビジョン(30V)」の実現に向けて2026年に策定した「中期経営計画2028(28M)」において、AIの活用により「スマートファクトリー」構想を実現し、あらゆる仕事における判断力とスピードを進化させるとの方針を掲げています。同構想では、「フィジカルAIロボット」(最新のAI頭脳を持ち、人と協働して柔軟に作業を行う次世代ロボット)と「AIエージェント」(現場のノウハウを学習し、最適な生産計画や異常予知を自律的に判断・指示するシステム)を組み合わせ、「究極の無人化ラインと人とロボットが助け合う協働ラインを実現する自律制御工場」を目指すとしており、2025〜2026年を「基盤確立・現場実証」フェーズと位置づけています。

 エクサウィザーズは、創業以来「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」をミッションに、2,500社超*との取引を通じて現場に根ざしたAI開発を行ってきました。画像・映像認識、3次元認識、視線・動作解析、ローカルLLM・エッジAIなどの独自技術(2026年3月時点の累計特許出願310件)を蓄積しており、これらの技術や知見は、現場でAIを稼働させるフィジカルAIの領域でも活かせると考えています。

 住友電装は、需要予測・人員配置・物流遅延予測など様々な専門AIエージェントが互いに相談・連携(オーケストレーション)しながら最適な指示を導き出す「マルチAIエージェント」により、無人化ラインと協働ラインを組み合わせた自律制御工場の実現を目指しています。

 両社は、住友電装の生産現場にある暗黙知をエクサウィザーズの保有する様々なAI技術を用いて形式知化し、世界にある生産拠点で質の高い生産を効率的に実行できるようにすることは、本「マルチAIエージェント」構想、ひいては住友電装のスマートファクトリー構想に資すると考え、生産現場向けの複数のAIエージェントを開発するに至りました。

☑住友電装との取り組み:複数のAIエージェントの構築

 エクサウィザーズと住友電装は、住友電装が掲げる「スマートファクトリー構想」の一部を担う、マルチAIエージェントの土台となる複数のAIエージェントの構築を2026年8月より開始しています。本取り組みは、住友電装が「2030ビジョン/中期経営計画2028」で掲げるスマートファクトリー構想における「基盤確立・現場実証」フェーズ(2025〜2026年)の実装案件のひとつです。

 具体的には、生産ラインのカメラ映像や設備データから生産ペースの低下や異常の予兆をリアルタイムに検知する「監査AI」と、現場リーダーへ的確な介入を促す「介入AI」(STEP1:見て、知らせる)、熟練者・リーダーとの対話を通じて現場の暗黙知を学び蓄積する「レビューAI」(STEP2:学んで、教える)を開発し、実際の生産ラインでの実証を進める予定です。将来的には、蓄積された知見を教育・人材育成へ還流させるとともに、住友電装が掲げる2027〜2028年の「モデルライン構築」、2030年の「グローバル全域展開」に向けて、来年度のグローバル全面展開を見据えた今年度中のグローバルでの実証を計画しています。

☑今後の展開

 エクサウィザーズは、製造業・エネルギー業界を起点に、フィジカルAIの適用領域を広げるとともに、ドローンやロボット等のハードウェアメーカーや点検・サーベイランス事業者、大学・研究機関、自治体との連携を強化していきます。個別の現場で培ったAIを共通基盤化し、AIエージェント開発・運用プラットフォーム「exaBase Studio」とも連携させることで、「現場適応型フィジカルAI」として広く社会に提供することを目指します。

 導入や協業にご関心のある企業・自治体は、お気軽にご相談ください。

▼お問い合わせ

https://exawizards.com/contact/

☑︎両社コメント

住友電装株式会社 代表取締役社長 漆畑 憲一

「住友電装株式会社は、株式会社エクサウィザーズと共同で次世代のマルチAIエージェントの開発を開始いたしました。本協業では、エクサウィザーズが有する高度なAI技術および幅広い産業での社会実装実績と、当社の業務知見を融合させます。これにより、より高度で自律的な課題解決システムを構築し、既存の業務プロセスの抜本的な変革と新たなビジネス価値の創出を加速させることが可能となります。今後両社は、本AIエージェントの開発と実用化を推進し、産業界のDX推進と持続可能な社会の発展に貢献してまいります。」

株式会社エクサウィザーズ 代表取締役社長CEO 春田 真

「AIエージェントの活躍の場は、いまバックオフィスから生産現場へと広がりつつあります。日本のものづくりの強みである現場の知見をAIが学び、世界中の拠点で活かせるようにすることは、エクサウィザーズがフィジカルAIで最初に取り組むべきテーマだと考えています。住友電装様のスマートファクトリー構想の実現に向け、現場に根ざしたAI開発で貢献してまいります。」

【エクサウィザーズ 会社概要】

会社名 :株式会社エクサウィザーズ

所在地 :東京都港区芝浦4丁目2-8 住友不動産ファーストビル5階

設立  :2016年2月

代表者 :代表取締役社長CEO 春田 真

事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決                                       

URL  :https://exawizards.com/

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会社概要

株式会社エクサウィザーズ

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URL
http://www.exawizards.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦4丁目2−8 住友不動産三田ファーストビル5階
電話番号
-
代表者名
春田 真
上場
東証グロース
資本金
24億円
設立
2016年02月