創業130年の老舗「梅乃宿酒造」、Sansanの活用により年間1億円の新規販路を開拓

〜名刺管理のDXによりコロナ禍の危機を打開〜

Sansan株式会社

働き方を変えるDXサービスを提供するSansan株式会社は、梅乃宿酒造株式会社(以下、梅乃宿酒造)における営業DXサービス「Sansan」の活用事例とその成果を発表します。
同社では、コロナ禍の打撃を受け売上が大きく減少したことで、販路・販売方法の見直しに着手し、他業界からの人材確保を強化する中で、組織的な人脈管理をすることを目的に2022年にSansanを導入しました。社員が持つ名刺情報をデジタル化し活用することで新規商談を創出し、年間で1億円にも上る取引の成約に至りました。この好事例を全社で共有し、Sansanに登録された過去の名刺情報からさらに大きな規模の商談を進めるほか、今後は調達・海外事業などでも活用を広げ、事業規模の拡大と業務効率化を推進していきます。


■サービス導入の背景

梅乃宿酒造は、明治26年に創業した奈良県の老舗酒造メーカーです。高齢化や人口減少による日本酒製造・出荷量の低下を受け、2002年に日本酒仕込みの梅酒を発売し大きな人気を獲得しました。2007年以降、「あらごしシリーズ」としてさまざまなフルーツリキュールを展開。海外輸出も開始し、売上を順調に伸長させていました。


しかし、コロナ禍の打撃を受け、2019年度後半から売上が大きく減少したため、販路・販売方法の見直しに着手しました。異業種からの人材採用も強化する中で、それまで属人的にアナログで管理していた名刺情報をデジタル化し、組織的な人脈管理をすることを目的に2022年にSansanを導入しました。


■導入後の運用と成果

経営トップにSansanの活用価値を詳細に理解してもらった上で導入し、退職した社員が残したものも含め、社内にある名刺はすべてSansanに登録することを徹底しました。組織的に人脈管理をした結果、1億円規模の新規商談の成約に成功しています。具体的な成果は、以下の通りです。


・人脈共有による1億円規模の新規取引成約

コロナ禍で打撃を受けた売上の回復のため、これまでの出荷先の中心であった中小・個人事業主の酒販店、いわゆる「街の酒屋さん」以外にも、全国規模の大手量販店に販路を広げる必要がありました。退職者が残したアプローチ先企業担当者の名刺情報がSansanに登録されており、そこからアポイントを取って交渉を重ねた結果、大手量販店チェーンの29都道府県、351の店舗で「あらごしシリーズ」が販売されるに至りました。結果として年間約1億円の売上が生まれ、2022年の売上はコロナ禍が始まった2019年を上回る実績となりました。

 

・Salesforce連携による、顧客情報の精度向上

Sansanに蓄積した顧客情報をSalesforceと連携させることで、データの精度を向上させ、取引先へのメールやFAXの案内が不着なく届くようになりました。メールの開封率は約20%と高い数値となっており、営業における生産性を向上させています。

 

■梅乃宿酒造株式会社 物流部 課長 吉見 晃宏様からのコメント

当社は、今年で創業130年を迎える日本酒蔵です。高齢化や人口減少により日本酒製造・出荷量が低下する中、2002年に発売した日本酒仕込みの梅酒が大きな人気を獲得、海外輸出も開始し順調に売上を伸長させていました。しかし、私が入社した当時は、コロナ禍の打撃を受けて売上が大きく減少しており、個人のミッションとしても売上の回復は急務でした。アナログで属人的な名刺管理が行われている中、人脈共有が売上回復の一手となると確信しSansanを導入しました。

その結果、全国規模で展開する量販店との新規契約が成立したほか、社内で成功事例を横展開したことで、さらに大きな規模の商談も進んでいます。今後もSansanをはじめ、デジタルツールの積極的な活用による業務の効率化と事業規模の拡大を推進し、「新しい酒文化を創造する蔵」を体現していきたいと考えています。


■梅乃宿酒造株式会社について

会社名:梅乃宿酒造株式会社

代表者:代表取締役 CEO 吉田 佳代

設立:1893年3月

事業内容:日本酒、リキュール、各種酒類の製造・販売、商品開発

従業員数:111人(2023年6月30日現在)

URL:https://www.umenoyado.com/


*Salesforce は salesforce.com, inc. の商標であり、許可のもとで使⽤しています。


(以上)


■営業を強くするデータベース「Sansan」

Sansanは、名刺管理を超えた営業DXサービスです。名刺やメールの署名、ウェブフォームの入力内容といった顧客との接点から得られる情報を正確にデータ化し、やりとりの回数を含めた接点情報の一元管理を可能にします。また、100万件以上の企業情報をあらかじめ搭載し、企業の業種や従業員規模、売上高、役職者情報といった、あらゆる顧客に関する情報を営業やマーケティング活動に活用できます。さらに、外部システムと連携しデータを統合させることで、ガバナンス強化やリスクマネジメントなど営業以外の目的でデータを幅広く活用することも後押しします。


■Sansan株式会社 会社概要

「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供しています。主なサービスとして、営業DXサービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約データベース「Contract One」を国内外で提供しています。


設立:2007年6月11日

URL:https://jp.corp-sansan.com

所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル 13F

資本金:66億33百万円(2023年8月31日時点)

事業内容:働き方を変えるDXサービスの企画・開発・販売

Sansan https://jp.sansan.com

Eight https://8card.net

Bill One https://bill-one.com

Contract One https://contract-one.com

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会社概要

Sansan株式会社

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URL
https://jp.corp-sansan.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区桜丘町1-1 渋谷サクラステージ 28F
電話番号
03-6758-0033
代表者名
寺田親弘
上場
東証プライム
資本金
-
設立
2007年06月