米BroadlincがIP Infusionの「OcNOS®」を採用し、RocNetとの提携によりケンタッキー州におけるブロードバンドを拡充

― 「OcNOS」ソフトウェアとUfiSpace製ハードウェアが、固定無線網向けに費用対効果の高い高密度のルーティングソリューションを提供 ―

ACCESS

オープンネットワーキング・ソリューションの世界的リーダーであるIP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:大石 清恭)は、本日、米国ケンタッキー州を拠点に地方のコミュニティにサービスを提供しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)であるBroadlincが、新たな固定無線網を展開するために、UfiSpace製ハードウェアで実行するIP Infusionのソフトウェア「OcNOS® SP-MPLS」を採用したことを発表いたします。助成金プロジェクトの一環として、BroadlincはRocNetとの提携によりディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)型ネットワークのアプローチを採用し、サービスが行き届いていない地域へコスト効率に優れた高性能ブロードバンド接続を提供していきます。

Broadlincは、固定無線網の展開向けに堅牢なルーティングソリューションを求めていました。従来の無線インターネット向けベンダーよりも耐久性に優れ、かつ大規模プロバイダーが通常求めるソリューションよりも低コストであることが条件でした。Broadlincは、RocNetによる綿密に準備された遠隔ラボでのデモを通じて、豊富な機能セット、高いポート密度、コスト効率を検証した結果、UfiSpace製ハードウェア上で実行する「OcNOS®」を採用しました。本導入では、5G LTEを備えたEPC(Evolved Packet Core) 環境向けのコアルーティングをサポートし、地方コミュニティを信頼性の高いブロードバンドで接続します。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO)大石 清恭は、

「Broadlincによる『OcNOS』の採用は、キャリアグレードの性能を、はるかに低コストで実現することができるオープンネットワーキング・ソリューションへの需要の高まりを反映しています。RocNetと提携し、BroadlincのようなISPが地方のデジタル格差解消に貢献できるように支援できることを誇りに思います」と述べています。

この度の採用では、「OcNOS」が提供している使い慣れた接続設定機能が決め手となりました。これにより、Broadlincの従来のブランドに対する経験が生かされ、トレーニングの必要性が最小限に抑えられます。また、UfiSpace製ハードウェアの高密度のポートにより、Broadlincは専用設備のラックスペースを最適化できるようになりました。「OcNOS」の包括的な永久ライセンスモデルと明確で詳細な製品ドキュメントの組み合わせにより、隠れたコストや複雑な拡張機能に関する懸念が解消されました。

Broadlinc 最高執行責任者(COO)兼 ゼネラルマネージャー TJ Scott氏は、

「『OcNOS』とUfiSpace製ハードウェアは、当社の地方向けブロードバンド拡張において、価格、性能、可用性の完璧なバランスを提供してくれました。RocNetの専門知識と実践的なサポートがシームレスな移行を実現し、ソリューションの豊富な機能セットにより、当社がサービスを提供している地域社会のニーズを満たすことができます」と述べています。

Broadlincは10年以上にわたり、RocNetと提携しており、RocNetのトレーニング、初期コンフィギュレーション、優れたサポートを拠り所としています。

RocNet CEO Mike Baker氏は、

「BroadlincがUfiSpace製ハードウェアにIP Infusionの『OcNOS』を導入するお手伝いができ、大変光栄です。ラボデモでは本ソリューションの性能と使いやすさが実証されました。私たちは、ケンタッキー州の地方地域を結ぶというBroadlincの使命を支援できることを嬉しく思います」と述べています。

■IP Infusionについて

IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。

https://www.ipinfusion.com/

■株式会社ACCESSについて

ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。

https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。

※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。

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会社概要

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業種
情報通信
本社所在地
東京都 千代田区神田練塀町3番地 大東ビル
電話番号
03-6853-9088
代表者名
大石 清恭
上場
東証プライム
資本金
170億7200万円
設立
1984年02月