好奇心の種を見つけ育てる。発達凸凹キッズと繊細キッズが一堂に会し、夢中になった「いたずら万博2024」イベント開催報告

株式会社パステルコミュニケーション

2024年9月5日 19時15分

この度、株式会社パステルコミュニケーションは、発達障害や発達グレーゾーン、繊細な子どもたちとその保護者を対象に、全国から145組の親子が参加した「いたずら万博2024」を開催しました。

＜開催目的＞
発達科学コミュニケーションは、親子の毎日の関わり方を変えて子どもの脳の成長を加速させる、脳科学・心理学・教育学に基づいたコミュニケーションメソッドを、ペアレントトレーニングという形で、5000組を超える発達凸凹キッズ、繊細キッズたちの保護者へ伝えてきました。

いたずら万博は、好奇心がもたらす大脳への刺激による、子どもたちの脳の発達メカニズムを取り入れた教育型イベントとして企画されました。子どもたちの脳は、大人の常識や集団のルールなどの制限によって、「やりたい」と思っても叶えられない経験が多いのが現状です。

子どもたちの好奇心こそ、夢のたねであり、子どもたちが夢を抱くためには、「やりたい」と思ったことを実現できる体験が重要です。そこで、子どもたちが心から楽しめる安心安全な空間を提供し、彼らの好奇心を大切にし、成功体験として体験を提供することで、脳の成長を促すことを目指しました。

発達凸凹キッズや繊細キッズたちは、初めて参加するようなイベントでは、周りに合わせて行動することが難しかったり、人見知りや場所見知りで楽しめなかったりすることがあります。しかし、「いたずら万博」では、参加する子どもたちが自信を持って自分らしく輝けるような安心安全な空間を提供しました。

＜子どもたちによる企画会議＞

大人がアイディアを出し、大人が決めるのは簡単ですが、それでは今までの教育と同じです。何度も、子どもたちママたちとZoomミーティングを繋ぎ、ママたちは、口出しはせずサポートに徹し、子どもたち主体で、子どもたちが「どんなことやってみたい？どうやってやる？」と作戦会議は進んで行きました。

すると、ママに隠れて画面には出なかった子が顔を見せてくれるようになったり、発言はママにしてもらっていた子が、自分から発言するようになったり、「もうママでなくていいよ！」と一人で画面に映る子がでてきたり、ミーティング中に実験をはじめて披露してくれる子がでてきたり、子どもたちがどんどん積極的に、自主的に参加するようになりました。

発達科学コミュニケーションで学んだ親子の関わりを活用し、安心安全な空間を作ることで、子どもたちが自信を持って力を発揮できるようになりました。発達凸凹キッズや繊細キッズが無限の可能性を持っていることを、彼ら自身が証明してくれました。

当日のイベントでは、子どもたちが考えた様々なエンターテイメントが実現しました。子どもチームVS大人チームで本気で繰り広げられた「WATER逃走中ゲーム」、子どもたちがゼロからシナリオづくりをした演劇「いたずら万博かき氷事件」、何度もお家で実験を重ねたメントスコーラ実験発表会など、子どもたちの夢の実現に向けた活動が展開されました。

▽子どもチームVS大人チームで本気で繰り広げられた「WATER逃走中ゲーム」

▽子どもたちがゼロからシナリオづくりをした演劇「いたずら万博かき氷事件」

▽何度も何度もお家で実験を重ねたメントスコーラ実験発表会

・本物のお菓子の家を作りたいという夢を叶えたスイーツパビリオン

・フェイスペイントで可愛いお化けに大変身！ゴーストファクトリー

今回参加した子どもたちへ最後に私たちが伝えたのは「いたずらの続きを、ぜひお家でやってね」という言葉でした。一見、大人から見ると「いたずら」に見えたり、困った行動に見えたりすることも、実は子どものピュアな好奇心からはじまっていることがほとんどです。大人の固定概念で「ダメ」と言う前に、「これはわが子の好奇心を伸ばすのかもしれない」と考えるきっかけにしてほしいです。

「いたずら万博」はこれで終わりません。発達科学コミュニケーションを学ぶ全ての保護者と子どもたちだけでなく、興味があれば誰でも参加できる教育型オープンコミュニティとして、今後も続けていきます。子どもたちの夢のたねを育てる「いたずら万博」を今後も応援してもらえますと幸いです。

名称：いたずら万博2024

開催日時　2024年8月6日（火）

開場10:30、開会式11:00　閉会14:00

場所：モルックドーム
〒666-0156　兵庫県川西市石道茶屋垣内220
参加者：発達科学コミュニケーション受講の親御さんとお子さん

主催者：株式会社パステルコミュニケーション

企画担当：むらかみりりか・成瀬まなみ