高槻市在住の坂原友和さんが青年海外協力隊としての海外派遣を高槻市長に報告
マダガスカルで農家の収入向上に関する支援などに従事
令和6年11月7日(木曜日)、高槻市在住の坂原友和さんが高槻市役所を訪問し、JICA(独立行政法人国際協力機構)の青年海外協力隊として、令和6年11月から令和8年11月までマダガスカルに派遣され、農作物の販路拡大など農家の収入向上に関する支援や住民の生活改善を目的とした生活実態の調査を行うことを濱田市長に報告しました。
坂原さんは、学生の頃、農家と学生をコーディネートして地域づくりをしたり、海外留学中にフードバンクの活動に携わったりしたボランティアの経験があります。この経験を生かして、開発途上国の人々の役に立ちたいという想いから、同協力隊への参加を志望。令和6年11月から令和8年11月まで、青年海外協力隊としてマダガスカルのスアヴィナンジーナ郡農業・畜産支所へ派遣されることになりました。同地域は、土壌が豊かで米や野菜などの農産物の生産性が高いものの、自己消費に留まる家庭が多いため、生活に十分な現金収入につながっておらず、住民の生活水準が低いという課題があります。そこで今回坂原さんは、農作物の販路拡大など農家の収入向上に関する支援、住民の生活改善を目的とした生活実態や家計の調査、生活改善や収入向上のためのアイデアの提案などを行いながら、地域づくりに取り組む予定です。この日、市役所を訪問した坂原さんは「支援を必要とする人々の役に立てるよう、精一杯頑張ってきます」と意気込みを話し、濱田市長は「大変貴重な体験だと思います。身体に気をつけて頑張ってきてください」と激励しました。
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