デルタ航空、シアトル・タコマ国際空港に2つの新ラウンジをオープン

デルタ航空は、シアトル・タコマ国際空港（SEA）に新たにデルタ・ワンにご搭乗のお客様専用の「デルタ・ワン・ラウンジ」と2つ目の「デルタ スカイクラブ」をオープンしました。これに合わせ、2つのラウンジから近いコンコースAからコンコースBにある18のゲートへの優先アクセスを確保しました。チェックインから離陸まで、よりスムーズで上質な旅行体験を提供します。

https://news.delta.com/delta-doubles-down-seattle-new-global-routes-and-two-new-lounges-JP

2つのラウンジは、搭乗ゲートA11の向かい側に位置した2階建ての空間に連結され、合計24,000平方フィート以上の広さを誇り、山岳のパノラマビュー、洗練されたデザイン、そしてあらゆるお客様に対応するプレミアムなサービスを提供します。過去1年以内にオープンしたデルタ・ワン ラウンジでは4つ目、デルタ・スカイクラブでは3つ目となり、デルタ・ワン ラウンジとスカイクラブの数は合わせて57に達しました。

デルタ・ワン ラウンジの体験をさらに向上させるため、シアトルから出発するデルタ・ワンご利用のお客様には、コンシェルジュスタイルの専用チェックインを提供します。この専用チェックインは、現在ロサンゼルス（LAX）、ニューヨーク（JFK）、ボストン（BOS）の空港でも提供しており、今後すべてのデルタ航空のハブ空港に拡大する予定です。

上の階に位置するデルタ・ワン ラウンジは、室内に149席、屋外テラスに72席を備え、レーニア山の絶景を望む特別な空間です。下の階には183席のデルタ・スカイクラブがあり、広大な窓から周囲の山々と森林が一望できます。

空間のデザインは、シアトルの自然美を称えるもので、石材のアクセントや豊富な木材パネル、エメラルド色、紺色、赤茶色、温かみのある木の色調を用いています。金属仕上げと反射ガラスは霧に包まれた山々を模し、厳選された照明が居心地の良い雰囲気を演出します。世界やシアトルを拠点に活躍しているアーティストの作品も展示されています。

デルタ・ワン ラウンジでは、シアトルにインスパイアされたお食事をレストランスタイルで提供します。オープンキッチンで、シェフが調理をする姿を見ることができます。3コースのメニューには、アメリカイチョウ蟹のカネロニ、ニジマスの照り焼き、餃子、ラーメン、ハマチのクルードなどが並びます。デザートには、レーニアチェリーのサンデー、チョコレートムース、シアトルの人気チーズ店Beecher’sのチーズを使ったチーズプレートなどがあります。

朝食には、地元のペストリー、アメリカイチョウ蟹のエッグベネディクト、レーニアチェリーのコンポートを添えたダッチベイビーパンケーキなど、太平洋岸北西部ならではのお食事を提供します。

コーヒーはシアトルで人気の「カフェ・ウンブリア（Caffe Umbria）」から調達しています。バーでは、シアトルの名所にちなんだカクテル、プレミアムな日本酒、西海岸産のワインが提供されます。

デルタ スカイクラブでは、季節ごとの特別メニューが提供され、レモンチキンやスペアリブ、シアトルの名店Ivar’sのクラムチャウダーなどが楽しめます。デザートにはココナッツクリームパイやマリオンベリークランブルがあります。また他のすべてのデルタ スカイクラブと同様に、シアトル発祥のスターバックスのコーヒーが提供されます。

両ラウンジは、デザインの美しさだけでなく、サステナビリティも重視して設計されています。日光に応じて調整される窓、モーションセンサー付きの照明、再利用可能な食器などにより、エネルギー消費を抑えつつ、快適で上質な空間を実現します。

シアトル空港ではすでにさまざまなサステナビリティに関する取り組みを行っており、デルタ航空の主要機材の87％、地上支援車両の70％が電動化されています。昨年、デルタは最も燃費効率の高い航空機を運航していることが評価され、シアトル港湾局から「サステナブル・センチュリー・アワード」を受賞しました。

デルタ航空は現在、エアバスA350-900型機で羽田からシアトルへの直行便を毎日運航しています。シアトル空港では、過去10年間で28の新規路線を就航し、現在60以上の都市へ1日最大180便を運航しています。