ワーク用「アイスタッチデバイスベスト」発売
独自の設計で効率的なクーリングを実現した新たな猛暑対策品
ミズノは、屋内外の暑熱環境下で働く作業員向けに、体の冷却を目的としたワークウエアの「アイスタッチデバイスベスト」を、法人向けおよびミズノ公式オンラインで6月20日に発売します。
2023年の全国の熱中症による救急搬送人数は9万人超と、前年と比べて約2万人多く※1、日本の大きな社会課題の一つとなっています。特に屋内外の暑熱環境下で働く作業員は、一般の人以上に猛暑対策が必須のため、各企業も暑さから作業員の命を守るための対策に関心を高めています。
※1 熱中症資料(環境省https://www.wbgt.env.go.jp/pdf/R05_heatillness_report_23.pdf)
今回発売する「アイスタッチデバイスベスト」は、電流を流すと冷却するペルチェ素子※2のデバイスを搭載し、ポイント冷却で効率的なクーリングが可能なワークウエアです。「アイスタッチデバイスベスト」および関連商品の「アイスタッチデバイスネック」、「アイスタッチデバイスインナーキャップ」の販売目標はシリーズ合計で1,200枚です(発売から1年間)。
※2 半導体の一種で、ある方向に直流電流を流すと、素子の上面で吸熱(冷却)し、下面で発熱(加熱)する性質を持つもの
▼「アイスタッチデバイスベスト」
URL:https://jpn.mizuno.com/working/products/wear/icetouchdevice
「アイスタッチデバイスベスト」の特長
■効果的にクーリング可能な『COOLING BODY MAP』を採用
地球温暖化に伴い、夏季のスポーツシーンはとても厳しい環境になっています。そこでミズノは広島大学長谷川博教授との共同研究において、屋内外の暑熱環境下でプレーするアスリートのパフォーマンスを支えるため、身体部位ごとのクーリング効果を検証し、各部位を冷却した時の身体への影響の大きさを色で示した『COOLING BODY MAP』を作成しました。今回発売する「アイスタッチデバイスベスト」は、スポーツで培ったノウハウである『COOLING BODY MAP』設計に基づき、電流を流すと冷却するペルチェデバイスを冷却効果の高い背中と両脇下に配置することで、効率的なクーリングが期待できるウエアです。
※画像はイメージです
■電流を流すと冷却するペルチェデバイスを搭載
「アイスタッチデバイスベスト」には、電流を流すと冷却するペルチェデバイスを背中と両脇下の3カ所に搭載しています。ペルチェデバイスは、強・中・弱の3段階冷却モード切り替えが可能です。強モードで稼働する場合、環境温度30℃、湿度60%の状態で稼働前と比較すると、1分後に冷却面の低下温度は約14.3℃※3になります。
※3 ミズノ調べ 10,000mAh モバイルバッテリー使用時の目安値であり、使用状態・環境によって冷却温度や持続時間は異なります
また、ベスト本体の生地にはスイムキャップでも使用される伸縮性のあるメッシュ素材を採用し、ペルチェデバイスやバッテリーを取り外すことで洗濯可能です。さらに、汗臭や加齢臭の成分を中和分解する『ミズノデオドラントテープ』をニオイの気になる首元と両脇下にそれぞれ使用するなど、夏のお悩みである衣服の衛生面にも対応しています。
ミズノのワークビジネス
ミズノは、1997年からスポーツ品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約1,200社以上に納品しています。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、建設業、運輸業、製造業をはじめ、さまざまな業種へのさらなる拡大と商品ラインナップ拡充を進めワークビジネス強化に取り組んでいます。
2027年度には180億円の売上を目指しています。
※ペルチェデバイス・バッテリー別売り
ペルチェデバイス:オープン価格 質量:約190g(3個分)
バッテリー :オープン価格 質量:約195g
(お客様のお問合せ先)ミズノお客様相談センター TEL:0120-320-799
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