大阪公立大学とNTT西日本が連携協定を締結

～京橋・森之宮を起点とし、大阪ならびに関西を持続可能な未来都市へ発展するために「まちづくり」・「ひとづくり」で連携～

　西日本電信電話株式会社（本社：大阪府大阪市都島区、代表取締役社長：北村 亮太、以下、NTT西日本）と公立大学法人大阪（本部：大阪府大阪市城東区、理事長：福島 伸一、以下、大阪公立大学）は、公立大学法人大阪が設置・運営する大阪公立大学（学長：櫻木 弘之）において、大阪公立大学が持つ教育・研究成果やシーズ技術等、NTT西日本が持つデジタル技術やオープンイノベーション施設を活用することで、「まちづくり」・「ひとづくり」を軸とし、京橋・森之宮エリアを起点として大阪ならびに関西を持続可能な未来都市へと発展させることを目的とした連携協定を2025年5月30日（金）に締結しました。

【連携イメージ図】

1.背景・目的

　大阪公立大学は2025年9月に森之宮キャンパスを開設し、既存学部の一部を移転します。約6千人の学生や教職員が通うことになる森之宮エリアでは、交通拠点や集客施設の開発も計画されており、大阪の新たな成長を促す大阪都市東西軸の一翼を担う役割が期待されています。

　NTT西日本は2022年3月24日より、オープンイノベーション施設「QUINTBRIDGE（クイントブリッジ）※1」を京橋エリアで運営しており、2.5万人の会員と共に共創による社会課題解決に取り組んでいます。

　このような背景のもと、大阪公立大学が保有する研究・技術シーズや都市シンクタンク機能と、NTT西日本が保有するデジタル技術や、オープンイノベーション施設、スマートシティにおけるノウハウ等を活用して、都市課題の解決とウェルビーイング向上に取組むことで、大阪・関西を持続可能な未来都市へと発展させることを推進します。

※１　QUINTBRIDGE（クイントブリッジ）は、NTT西日本が運営するオープンイノベーション施設です。企業・スタートアップ・自治体・大学などが自由に交流し、それぞれの思いやアセットを共有しながら共創を進め、実社会での活用をめざします。会員とともに社会課題の解決と未来社会の創造を成し遂げ、ウェルビーイングが実感できる社会を実現することを目的としています。（https://www.quintbridge.jp/ ）　

2.本協定締結による取組み

（１）「まちづくり」に関すること

大阪都市東西軸である京橋・森之宮エリアを起点とした都市課題の解決とウェルビーイング向上に

つながる地域活性化に向けた取組みに関すること

【取組み内容】

・「大阪公立大学 総合知（研究シーズ等）」 「エリア全体のデータ活用」「NTTグループの技術（IOWN等）」「NTT西日本 オープンイノベーション施設（QUINTBRIDGE）」などを組み合わせて、ウェルビーイングなまちづくりを推進する取り組みを検討

・ 京橋・森之宮エリアのローカル・イノベーションディストリクト※2の実現に向けた検討

（２）「ひとづくり」に関すること

未来の持続可能なスマート社会を支える人的資本形成に向けた取組みに関すること

【取組み内容】

・地域の課題解決に資するデジタル人材の育成に向けて、大阪公立大学・NTT西日本の双方のアセットを活用し、DXスキル向上の総合プログラム開発並びにスマートシティサービスの社会実装を推進する取組みの検討

※2　京橋・森之宮エリアのローカル・イノベーションディストリクトとは
京橋～森之宮エリアに関わる企業・行政・大学・地域住民が密なコミュニケーションを取りながら、有機的にイノベーションを生み出して、豊かな地域を創造していく取り組みを指しています。

3.本協定の取組み期間

2025年5月30日～2030年5月29日

4.今後の展開について

　大阪公立大学とNTT西日本は、本協定の取組みを通じて企業や行政とも連携のうえ、新たなサービスの事業化やスタートアップ創出も支援することで、京橋・森之宮エリアをスマートシティの象徴となる拠点にするとともに、当エリアの取組みを他エリアに展開していくことをめざします。

※ニュースリリースに記載している情報は、発表日時点のものです。変更になる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

＜本件に関するお問い合わせ先＞

西日本電信電話株式会社

エンタープライズビジネス営業部　デジタルビジネス推進部門　デジタルプラットフォーム担当

滝本・村尾・仲村・矢野

TEL：[phone]　　MAIL: [e-mail]

※電話番号をお確かめのうえ、お間違いのないようお願いいたします。