OFFICE PASS、東急「TsugiTsugi」を活用したビジネス実証実験を完了、結果報告

株式会社日本経済新聞社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：長谷部剛、以下日経）が提供するワークスペースのマッチングプラットフォームであるOFFICE PASSは、東急株式会社（本社：東京都渋谷区、取締役社長：髙橋和夫、以下東急）の定額制回遊型宿泊サービス「TsugiTsugi（ツギツギ）」とOFFICE PASSを組み合わせたビジネスの実証実験を実施しました。実験の結果、働く場所を自律的に選択し、移動を伴いながら働くことが生産性及び意欲の向上に繋がると示されました。今後もサービス向上を図ります。

実証実験は、2023年1月9日～2023年3月31日の約3か月間行われました。実験に参加したのは日経と東急の社員です。参加者は全国39都道府県181の宿泊施設と、全国40都道府県650カ所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースから好きな場所を選んで利用しました。期間終了後、アンケート調査にて利用の効果や満足度について回答を集めました。

 
実証実験における利用実績、参加者へのインタビューおよびアンケートの回答結果から、実証実験における検証事項の結果は以下の通りとなりました。（TsugiTsugiのみを利用した実証実験参加企業であるPeach Aviation株式会社の参加人数を含む100名が対象）

参加者は特に、自らが選んだ快適な環境で仕事ができることを高く評価しました。

また、仕事へのモチベーション向上や仕事のストレスの軽減など、精神面への効用を多くの参加者が実感しています。

TsugiTsugiとOFFICE PASSをセットで使用したことで、移動先でも快適な作業環境を確保することができ、より効率的に業務に取り組めたとの声もありました。

 よって、東急と日経で法人向けにもプラン販売を開始します。これは、今回の実証実験を組織単位で実施したうえで高い満足度を得られたこと、業務に深く関係する質問項目で高評価が得られたことなどから、法人組織に一定の需要があると判断したためです。また、個人に向けたセットプランの販売も継続します。

今後もサービスの向上を通じて、「全国の好きな場所で自由に、旅するように働く」という、自律的な働き方が可能な社会の実現に貢献して参ります。

  

東急株式会社について

222社5法人（2023年3月末時点）で構成される東急グループの中核企業として、「美しい時代へ」というグループスローガンのもと、「まちづくり」を事業の根幹に置きつつ、長年にわたって、東急線沿線を中心としたお客様の日々の生活に密着したさまざまな領域で事業を進めています。

公式HP：https://www.tokyu.co.jp/index.html

TsugiTsugiについて

“「ただいま」と帰る場所をツギツギと巡る、旅するような暮らし方”をコンセプトに東急株式会社が提供する定額制回遊型宿泊サービスです。全国に広がる100以上の施設から毎日好きな場所をその日の都合やその時々の気分に合わせてお選び頂き、定額制にてご利用可能です（2023年5月17日時点）。宿泊事業者の他に、交通事業者や観光地域づくり法人など26社・2法人のアライアンスにて“自由な移動”や“自分らしさにフィットする多様な拠点”を提供し、自分らしい自由な暮らし方を実践する“次世代ライフスタイル”の定着を目指します。

https://tsugitsugi.com/

OFFICE PASSについて

日本経済新聞社が運営するシェアオフィス・コワーキングスペースのマッチングプラットフォームです。日経ＩＤを持つ法人・個人会員が、全国約650カ所以上のシェアオフィスやコワーキングスペースの空席をリアルタイムで把握し、予約なしで利用できます。外出時や在宅勤務時のワークスペースとして活用いただくことで、ビジネスパーソンや企業の生産性向上に貢献します。OFFICE PASSは誰もが本来の力を発揮できる場所で働ける社会の実現を目指しています。

https://officepass.nikkei.com/