フランシス・クルジャンによる、新ディオール オム パルファン誕生

20年にわたり男性に寄り添い続けてきた香り「ディオール オム」

語り継がれる古典的なアイリスがこの香りの基盤を成しています。

大胆なセンシュアリティと洗練されたテーラリングが出会う、男性の魅力に満ちたディオールのフレグランスです。

フランシス・クルジャンが手がけた新たなディオール オム パルファンは、こうしたすべての要素を体現しながら、それを超越します。彼は、ディオール オムに自信や手触りのあるセンシュアリティ、そしてチャーミングなダンディズムを揺さぶる燃えるようなスピリットを授けました。新しいディオール オムは、圧倒されるほど格好良く、温かく人を惹きつけ、その洗練されたスタイルを一滴たりとも失っていません。セクシーでパワフルな、強い印象を残す香りは、高貴な花と抱擁を交わす虜になるような新たなファセットによって強調されています。

ディオール オムの象徴的な領域へ踏み入れることは、フランシス・クルジャンにとってごく自然なことでした。力強さと優しさ、厳格さと温もりという相反する魅力を伝えるために構築されたフレグランスの美しきハーモニーは、はっきりと彼に語りかけてきました。彼自身このような濃密でエレガントな世界に心地良さを感じており、それこそがディオール オムの個性をもう一歩先へ進め、彼の革新的で現代的なフレグランスのスタイルを授けるよう誘いました。

フランシス・クルジャンはディオール オムを再解釈し、リッチで濃縮されたコンポジションで、その洗練されたセンシュアルな個性を強調させました。このフレグランスでは、アイリスは単に主役として君臨するだけでなく、溢れんばかりに調合され、柔らかな花びらとパワフルな根のコントラストが初めて表現されています。フレグランスは、温かみのある自信に満ち溢れた誘惑的なニュアンスを強め、セクシーで虜になる香りに包まれました。

センシュアルで構造的なフランシス・クルジャンのディオール オム パルファンは、極めて構築的でありながら、しなやで優雅な都会的なスタイルのディオール メンを体現するクチュール スピリットと響き合います。

ラディカルな構造

洗練されたシルエット、研ぎ澄まされたエレガンス、自信に満ちたセンシュアリティ。

男性、香水、スタイル、そして都市であろうと。

フォルム、カット、ドレープ、テクスチャーがすべて。

重要なのは、ビジョン、調和、強烈な強さなのです。

かつて建築家を志したクリスチャン・ディオールは、そのことを熟知していました。

フランシス・クルジャンは、新たに手がけたパルファンの中で、このアイコニックな構造美学、ディオール オムのインスピレーション、特徴的な香りに立ち戻ります。

彼は、ふんだんに配合した高貴なアイリスを軸に、非凡なコンポジションを完成させました。そこには、アイリスの花のしなやかな輝きと、根の力強い唯一無二の個性が表現されています。センシュアリティと力強さを結びつける、アンバー ウッディ フローラルの濃密な香りです。

ガラスの花

ディオール オムのセンシュアルな個性を描くために、フランシス・クルジャンは強さと優しさの二面性を強調し、香りの真髄を表現することに注力しました。

シグネチャーであり香りの軸となるアイリスのノートを支えるのは、芳醇なテクスチャーのあるアコード。豊かに広がる誘惑的でグルマンなアンバー アコードが、濃密なパチョリと結びつき、やがて力強いベチバーや、刈りたての干草がかすかに香る溢れんばかりのクマリンと重なります。

本質まで削ぎ落とされたこの調香は、真っ直ぐ心に響きます。

すべてのファセットが、より強く、包み込むようで、虜になるほど魅惑的な体験となるように高められました。フランシス・クルジャンが手掛けたディオール オムは、魅惑的で力強い香りの中に、センシュアルな魅力を放つフレグランスへと昇華します。

「ディオール オムは、数ある香りの中でも

ひときわ際立つコンポジションで、

男性的なアイリスの優美な力強さを表現しています。

この特徴的な骨格を出発点にクラシックな構造を再解釈し、

魅惑的なシルエットをデザインし直し、

厳格で力強いラインを強調することで、

より自信に満ちたコンテンポラリーでセンシュアルな洗練を生み出しました。

空に向かって力強くそびえる高層建築のように、

私のディオール オムはセンシュアルな豊かさと、

響き渡る強い存在感を纏います。

コンクリートやガラスから姿を現したかのような、

真っ直ぐ誇らしげに伸びる、繊細で神秘的な花のイメージを体現しています。

力強くそびえ立つ高層ビルのように、私のディオール オムは、

優美な豊かさと響き渡る力強い存在感を纏っています」

フランシス・クルジャン

ディオール パフューム クリエイション ディレクター

ディオール オムのための

逞しいアイリス

花々はディオールの化身

メゾン ディオールは、男性フレグランスに花を用いるという先駆的な斬新なアプローチをとり、花々が堂々と君臨してきました。この大胆さを受け継ぐディオール オムは、洗練されたセンシュアルなフローラル フレグランスと、エレガントなメンズ フレグランスという二元性を表現しています。

フランシス・クルジャンは、アイリス パリダを厳選し、オリジナルの香りと比べてその存在感を文字通り倍増させました。ディオールとトスカーナ州の協同組合との専属パートナーシップから生まれたディオール オムのアイリス“バター”は、格別な品質を重視して慎重に厳選されました。

イタリアの類まれな土壌から採られたこのアイリスのエッセンスを使うのは、ディオール オム パルファンが初めてです。この希少で贅沢な根茎を得るために、３年の栽培期間と、さらに3年の乾燥を必要とします。乾燥された根茎は粉末にし、伝統的な水蒸気蒸留により最低20時間蒸気にさらされます。蒸留後、抽出されたエッセンシャル オイルを冷却し凝固させ、“ バター”と呼ばれるワックス状ペーストが生まれます。

この厳格で貴重な花の絶対的な贅沢さを讃えるために、フランシス・クルジャンは簡潔で構築的なフォーミュラでその香りを高めます。

力強さとやさしさを併せ持つディオール オムの魅力が、高貴なアイリスを中心に広がります。

「アイリス パリダは、厳格な特性を持つ神秘的で扱いが難しい花です。

崇高で近寄り難く、格好良くありながら反抗的な面を持ち、

どことなく捉え難いディオールの男性像にも通じます。

新たな香水の創作にあたり、私はアイリスを花から根まで

全体的に捉えるというアイデアに取り組みました。

アイリスは、繊細な花びらがつく1本の美しい茎をもつように見えながら、

実際は力強い地下茎に支えられており、私はそれを

力強い香りの“背骨”として思い描きました。

そのセンシュアルで意志の強い香りは、

まるでチョコレートとも言えるようなほのかなカフェインの香りがします。

類まれな品質のトスカーナ産アイリス パリダ バターにより、

繊細さと力強さのコントラストを極限まで高めることができました。

パウダリーな柔らかさとアンバー ベースの力強さ組み合わせることで、

心を奪われるようなディオール オムが完成しました」

フランシス・クルジャン

官能的な琥珀色と

ミニマリストなガラスを融合した新ボトル

ブラック ラッカーが優雅さを添える、アイコニックなボトルに映し出される漆黒と透明な琥珀色のコントラストが生み出す洗練された陰影ディオール オムを象徴するブラックのチューブ カバーがグラデーションから浮き出し、光の反射を操り、タイムレスなディオール オム ボトルのシャープなシルエットを際立たせます。

艶やかなブラック メタルのキャップには、直線的でミニマリストな字体を用いた新たなシルバーのアルミニウムラベルが装着されました。キャップの内側に秘められた蜂のシンボルが、クチュールのディテールを完成させます。

『I’m Your Man』を彩る新たな色調

ジョナサン・アルリックが制作したフィルム

『I’m Your Man』の撮影のために、ロバート・パティンソンとジョナサン・アルリックが手を組み、ニューヨークのマンハッタンとロックアウェイを舞台に新たなシーンが撮影されました。

フランスのエレクトロ デュオによる鋭いセンシュアルな映像を通じて表現される、どこか危なげで現代的な男性像。彼らのレンズを通して、セクシーで洗練された男らしさが、ディオール オムの精神に合わせて表現されます。

映像に映るのは、彼ら自身もそうであるように、成熟し、さらに魅惑を増していくディオールの男性。

新たな、よりセンシュアルで濃密なシーンは、パワーを増し、ダイナミックな編集と脈打つビートにより強調されています。

『ウエスト・サイド・ストーリ』風に、ニューヨークの象徴的な非常階段で繰り広げられるスピーディーな追跡シーン。

そして、この『乱暴者 ― The Wild One』は、彼のモーターバイクにまたがるやさしい共犯者とともにビーチを駆け抜けます。

そしてシーンは情熱的な愛のひと時へ。ロフトのベッドルームでの熱気に満ちたセンシュアルなシーンへと移ります。彼は猛烈に魅力的。互いに見つめ合う中、彼の姿からはジェームス・ディーンやマーロン・ブランド、ポール・ニューマンなど、強くて繊細な男性像を形作ってきた伝説的なスターが想起されます。

ディオール オムのために、ジョナサン・アルリックは、レナード・コーエンの歌『I’m Your Man』の新たなリミックスを作りました。

ミカエル・ヤンソン撮影の新広告

数年後に再会したふたりの男性。より印象強く、セクシーさを増したブラックのTシャツを着たロバート・パティンソンを、ミカエル・ヤンソンが捉えます。アンバー トーンで表現された熱気の立ち込めたセンシュアルな雰囲気の中、彼の眼差しは圧倒的な官能と深淵さを帯びます。髪をかきあげるその姿は、クールさとエレガンス、そしてエフォートレスな魅力が一つになった男性像を完璧に体現しています。

ディオール オム パルファン

50mL　15,500円（本体価格） ／ 17,050円（税込価格）

75mL　18,600円（本体価格） ／ 20,460円（税込価格）

2025年1月24日（金） 発売予定

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