AirohaがBluetoothオーディオ・モジュールのリファレンス設計にSTのダイナミックNFCタグを採用
組込みNFC技術によりスマートフォンと携帯型スピーカの容易なペアリングを実現
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、無線通信製品の設計で業界をリードするAiroha Technology(以下Airoha)が、Bluetoothオーディオ・モジュールにSTのダイナミックNFCタグの最新ファミリを採用したことを発表しました。
STのM24SRは、ステレオ / モノラルのA2DP(1)ヘッドセットおよびスピーカ向けに、ベースバンドおよび無線機能を集積したAirohaの1チップ・ソリューション AB1510 / AB1511において、Bluetoothペアリングならびにパラメータ記憶を行う主要コンポーネントです。NFC対応スマートフォン /タブレットであれば、面倒なデバイス接続設定を行わずに、1回のタップでスマートフォン / タブレットから簡単にダイナミックな音声ストリーミングを開始することができます。
STのグレーターチャイナ・南アジア地区 MMS担当シニア・ディレクタであるArnaud Julienneは、次の様にコメントしています。「Bluetoothスピーカの設計において、NFCの需要が増加しています。STのダイナミックNFCタグは、NFC対応のスマートフォン / タブレットと携帯型スピーカをきわめて容易にペアリングし、Bluetooth経由の高音質な音楽ストリーミングを可能にします。Airoha社との協力を通して、STの新しいダイナミックNFCタグを採用した世界初のBluetoothモジュールが誕生しました。」
Airoha社の社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるDavid Chang博士は、次の様にコメントしています。「STのM24SRに内蔵されているEEPROM(最大64Kbit)により、外付けEEPROMが不要になり、モジュールの小型化と開発期間の短縮が可能になりました。AB1510 / AB1511に搭載されているマイクロコントローラは、STのダイナミックNFCタグを直接動作させることができ、迅速かつ容易な製造を実現しています。STのダイナミックNFCタグを搭載した当社の新しいオーディオ・ソリューションは、多数のヘッドセットおよびスピーカの主要メーカーに採用されています。」
AB1510 / AB1511は、Bluetooth 4.1に準拠しており、高性能オーディオおよびDSP向けに、強力な48MIPSデュアルMAC DSPコプロセッサを搭載しています。また、内蔵のノイズ・リダクションおよびエコー・キャンセル機能は、音声アプリケーションの音質を大幅に向上させます。その他、有線のヘッドセットやスピーカでも使用できるよう、ライン入力にも対応しています。先進的なマルチポイントは、音声用の2台のハンドセットまたは音楽再生用の2つの音源へのHFP(Hands Free Profile)接続をサポートしています。AB1510/AB1511の柔軟なソフトウェア・アーキテクチャは、ボイス・プロンプト、LEDライト、キー・ストローク、着信音、タイマ、音声・オーディオイコライズなど、幅広いカスタマイズを可能にします。
M24SRシリーズはNFC Forum Tag Type 4に準拠したRFインタフェースを提供し、NFCデータ交換フォーマット(NDEF)に対応しています。これによりNFCを使用したシンプルなBluetoothペアリングを初めとする接続ハンドオーバ、URLへの自動リンク、Vcardなどの多彩な情報格納を実現します。STのダイナミックNFCタグは、デジタル家電、コンピュータ周辺機器、生活家電、産業機器、医療機器など、さまざまなアプリケーションで使用可能です。
M24SRの特徴
・ISO 14443 RFインタフェースに基づくNFC Forum Tag Type 4
・1 MHz I2Cシリアル・インタフェース(動作電圧:2.7~5.5V)
・NDEFメッセージ対応EERPOM(容量:2Kbits~64Kbit)
・NFC対応スマートフォンによるRFアクセスのアプリケーション制御を実現するRFディセーブル・ピン
・パスワード保護(128bit)
・アプリケーションの柔軟性を広げる汎用出力ピン(各種イベントからの起動)
・シンプルなアンテナ設計、M24LRシリーズとの後方互換性
(1)A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)はBluetoothプロファイルの一種で、A2DPソース(スマートフォンやコンピュータ等)からA2DPレシーバ(BluetoothヘッドフォンやBluetoothステレオ・システム)へのステレオ・オーディオの無線送信を可能にします。
Airoha Technologyについて
Airohaは、無線通信製品の設計で業界をリードしています。無線技術と低消費電力IC設計(RFおよびミックスド・シグナル)を得意とするAirohaは、無線アプリケーション向けに、集積度が高くコスト効率に優れたRFトランシーバおよびチップセットを提供しています。Airohaの製品は、コンピュータ、ネットワーク機器、デジタル家電器、携帯電話等の分野における主要顧客に幅広く採用されています。さらに詳しい情報は、Airohaのウェブサイト( http://www.airoha.com )をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆Airoha Technologyへのお問い合わせ先
Frank Ku
Product Marketing Manager, Product Business Unit II
Tel: +886 (3) 612-8800
FrankKu@airoha.com.tw
◆STへのお客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL: 03-5783-8240 FAX: 03-5783-8216
STのM24SRは、ステレオ / モノラルのA2DP(1)ヘッドセットおよびスピーカ向けに、ベースバンドおよび無線機能を集積したAirohaの1チップ・ソリューション AB1510 / AB1511において、Bluetoothペアリングならびにパラメータ記憶を行う主要コンポーネントです。NFC対応スマートフォン /タブレットであれば、面倒なデバイス接続設定を行わずに、1回のタップでスマートフォン / タブレットから簡単にダイナミックな音声ストリーミングを開始することができます。
STのグレーターチャイナ・南アジア地区 MMS担当シニア・ディレクタであるArnaud Julienneは、次の様にコメントしています。「Bluetoothスピーカの設計において、NFCの需要が増加しています。STのダイナミックNFCタグは、NFC対応のスマートフォン / タブレットと携帯型スピーカをきわめて容易にペアリングし、Bluetooth経由の高音質な音楽ストリーミングを可能にします。Airoha社との協力を通して、STの新しいダイナミックNFCタグを採用した世界初のBluetoothモジュールが誕生しました。」
Airoha社の社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるDavid Chang博士は、次の様にコメントしています。「STのM24SRに内蔵されているEEPROM(最大64Kbit)により、外付けEEPROMが不要になり、モジュールの小型化と開発期間の短縮が可能になりました。AB1510 / AB1511に搭載されているマイクロコントローラは、STのダイナミックNFCタグを直接動作させることができ、迅速かつ容易な製造を実現しています。STのダイナミックNFCタグを搭載した当社の新しいオーディオ・ソリューションは、多数のヘッドセットおよびスピーカの主要メーカーに採用されています。」
AB1510 / AB1511は、Bluetooth 4.1に準拠しており、高性能オーディオおよびDSP向けに、強力な48MIPSデュアルMAC DSPコプロセッサを搭載しています。また、内蔵のノイズ・リダクションおよびエコー・キャンセル機能は、音声アプリケーションの音質を大幅に向上させます。その他、有線のヘッドセットやスピーカでも使用できるよう、ライン入力にも対応しています。先進的なマルチポイントは、音声用の2台のハンドセットまたは音楽再生用の2つの音源へのHFP(Hands Free Profile)接続をサポートしています。AB1510/AB1511の柔軟なソフトウェア・アーキテクチャは、ボイス・プロンプト、LEDライト、キー・ストローク、着信音、タイマ、音声・オーディオイコライズなど、幅広いカスタマイズを可能にします。
M24SRシリーズはNFC Forum Tag Type 4に準拠したRFインタフェースを提供し、NFCデータ交換フォーマット(NDEF)に対応しています。これによりNFCを使用したシンプルなBluetoothペアリングを初めとする接続ハンドオーバ、URLへの自動リンク、Vcardなどの多彩な情報格納を実現します。STのダイナミックNFCタグは、デジタル家電、コンピュータ周辺機器、生活家電、産業機器、医療機器など、さまざまなアプリケーションで使用可能です。
M24SRの特徴
・ISO 14443 RFインタフェースに基づくNFC Forum Tag Type 4
・1 MHz I2Cシリアル・インタフェース(動作電圧:2.7~5.5V)
・NDEFメッセージ対応EERPOM(容量:2Kbits~64Kbit)
・NFC対応スマートフォンによるRFアクセスのアプリケーション制御を実現するRFディセーブル・ピン
・パスワード保護(128bit)
・アプリケーションの柔軟性を広げる汎用出力ピン(各種イベントからの起動)
・シンプルなアンテナ設計、M24LRシリーズとの後方互換性
(1)A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)はBluetoothプロファイルの一種で、A2DPソース(スマートフォンやコンピュータ等)からA2DPレシーバ(BluetoothヘッドフォンやBluetoothステレオ・システム)へのステレオ・オーディオの無線送信を可能にします。
Airoha Technologyについて
Airohaは、無線通信製品の設計で業界をリードしています。無線技術と低消費電力IC設計(RFおよびミックスド・シグナル)を得意とするAirohaは、無線アプリケーション向けに、集積度が高くコスト効率に優れたRFトランシーバおよびチップセットを提供しています。Airohaの製品は、コンピュータ、ネットワーク機器、デジタル家電器、携帯電話等の分野における主要顧客に幅広く採用されています。さらに詳しい情報は、Airohaのウェブサイト( http://www.airoha.com )をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
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Tel: +886 (3) 612-8800
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品川インターシティA棟
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マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
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