愛知県豊橋市は3事業者と災害時の物資・通信・物流に関する防災協定を新たに締結しました
愛知県豊橋市は2024年7月3日(水)、新たに3事業者と災害時の物資・通信・輸送に関する防災協定を新たに締結しました。
株式会社物語コーポレーションと「災害時における駐車場の利用及び物資の提供に関する協定」
全国で外食事業の運営とフランチャイズチェーンを展開する、株式会社物語コーポレーションとは災害時における市内の「焼肉きんぐ」「丸源ラーメン」など10店舗の駐車場の利用や物資の提供等の提供を円滑に行うことを目的に協定を締結しました。
株式会社物語コーポレーションの加藤央之社長は「地方自治体との協定締結は、防災分野に限らず、初めての取り組みになります。まずは創業の地である豊橋市からと思い、協定締結に至ったことを嬉しく思います。災害時には少しでも協力できればと思います。」とコメントし、豊橋市の浅井由崇市長は「地域の災害対応力の向上に繋がります、本当に感謝いたします」と述べました。
中部アイティ協同組合と「災害時におけるスターリンクの提供に関する協定」
中部アイティ協同組合は中部地方(愛知・岐阜・三重・浜松)と東京地区の中小のIT企業約150社で構成される共同体で、2001年2月に設立し、会員相互の業務支援や地域の活性化に貢献してます。
今回、災害時における通信の確保は喫緊の課題であるため、災害対応力を強化する目的に協定を締結しました。
中部アイティ協同組合の稲葉弘承(ひろつぐ)代表理事は「中部アイティ協同組合としての地方自治体との協定締結は初になります。大規模災害時には当組合が保有する”スターリンク”とその利用を支援する当組合の技術を役立て頂ければ幸いです。」とコメントしました。
豊橋市の浅井由崇市長は「被災時に遮断された防災拠点や避難施設との通信網の回復をスターリンクにより実現することで、迅速な救助や復旧作業を行うことができます、本当に感謝いたします」と述べました。
株式会社マイシン「災害時における緊急物資輸送等に関する協定」
「ひまわり便」の株式会社マイシンとは災害時における支援物資の受入、仕分け及び受援計画が円滑に実施されることを目的に協定を締結しました。
株式会社マイシンの辻直樹社長は「自治体との協定締結は初めてですが、災害時には我々が物流の要となり市民の皆様の力になりたいと思います。」とコメントしました。
豊橋市の浅井由崇市長は「物流協定よって、今までの被災時においても課題であった物資の円滑な輸送への取組体制についてアプローチできます。本当に感謝いたします」と述べました。
引き続き豊橋市は民間企業との連携を図り、大規模災害時への備えと防災意識や知識の啓発に努めていきます。
豊橋市 防災危機管理課長より 今後の豊橋市の防災のありかたについて
豊橋市は南海トラフ地震の防災対策推進、津波対策特別強化地域です。能登半島地震を受け孤立地域との連絡手段や避難所への物資輸送及び駐車場等避難場所の確保は課題と認識しており、今回の協定により本市の災害対応がさらに強化されたと考えます。
豊橋市防災危機管理課の取り組みについて
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