子どもがつくる、子どものための居場所を地域に。「子ども主体の子ども食堂ココカラフル」6月21日（土）開催＠越谷

不登校オルタナティブスクールNIJINアカデミー越谷校が地域密着型の探究学習として「子ども主体の子ども食堂　ココカラフル」を6月21日(土)に開催します。

株式会社NIJIN

2025年6月19日 09時00分

株式会社NIJIN（本社：東京都江東区、代表取締役：星野達郎）が運営する不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー越谷校」（埼玉県越谷市）では、2025年6月21日（土）、地域の子ども同士のつながりを広げる取り組みとして、「子ども主体の子ども食堂ココカラフル」を開催いたします。

■「子ども主体の子ども食堂ココカラフル」とは

「ココカラフル」は、2023年8月にスタートした“子どもが主役”の子ども食堂です。

近年、地域には多様な居場所が増えてきましたが、子どもたち自身が「居やすい」と感じられる場所を、子どもたち自身の手でつくっていけたら――。そんな思いから生まれたのが、このプロジェクトです。

発案のきっかけは、ある子どもの“学校に行きたくない”という気持ちでした。友だちとの関係に悩む中、「同じ目標に向かって活動できる場所があれば、外に出るきっかけになるかもしれない」と、仲間を巻き込みながら動き出しました。

メニューの考案、集客活動、掃除まで、すべてを子どもたちが担当。調理に関しては衛生管理の観点から大人が担いますが、チラシ配りや近隣へのごあいさつなど、地域との接点づくりにも子どもたちが積極的に関わっています。

■当日の過ごし方とこれまでの様子

食事はもちろん、ゲーム機を持ち寄って対戦したり、手作りガチャでおやつをもらえたりと、思い思いのスタイルで楽しめる空間です。前回は予定になかった水鉄砲大会が自然発生的に始まり、学年も学校も関係なく盛り上がりました。

また、地域の大人たちもふらりと立ち寄り、子どもたちと一緒に遊んだり、自身の経験を話したりと、自然な交流が生まれています。

■つながりが育つ場として

当初は「子ども同士が安心して遊べる場所」として始まったこの取り組みですが、今では不登校の子どもたちと地域の小学生、さらには地域の大人とのつながりを生む場へと広がっています。

復学した子どもやその保護者が、卒業後もつながりを保ちたいと参加するケースも増えており、「信頼できる人がここにいる」「また来たいと思える居場所」としての役割を担っています。

今後も「NIJINアカデミー越谷校」では、孤立を防ぎ、地域との輪を広げる実践の場として、この活動を継続してまいります。

■開催概要

日　時：2025年6月21日（土）11:00～14:00

場　所：越谷市赤山町1-147 マリフラット2

料　金：子ども無料（お手伝い必須）／大人 300円

対　象：どなたでもご参加いただけます（事前予約不要）

この取り組みは、単なる食事の提供にとどまらず、子どもたちが「社会との接点」を見つけるきっかけとなる貴重な学びの場です。今後も地域と連携しながら、実践的な成長の機会を提供してまいります。

NIJINアカデミー

2023年9月に開校した不登校小中学生向けのオルタナティブスクールで、全国38以上の都道府県から約450名超が入学している。2024年9月からは埼玉県越谷市にリアル教室の開校を皮切りに、現在、開校予定も含めると日本全国に23教室のリアルの学び場を提供。「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」をカリキュラムの柱に、学校に行けないことが劣等感・罪悪感にならず、全ての子どもが希望を持てる未来を創る。学校に代わる学びの選択肢として、希望する生徒の9割※以上が在籍校の出席認定を獲得。※2025年5月現在

▶学校HP：https://www.nijin.co.jp/academy

株式会社NIJIN

「教育から国を照らす」を理念に、教育課題を仕組みから解決する「JAPAN EDUCATION COMPANY」。今の学校には自分を出せない子どもが多過ぎることに国の危機を感じ、誰もが教育に"希望"を持てる国にするために元小学校教師の星野達郎が2022年4月に創業。不登校・教員不足・教師の働き方・学校の在り方など、様々な教育問題を解決する11の仕組み（事業）を展開。