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日本アイ・ビー・エム株式会社
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WPPとIBM、生成AI活用によるB2Bマーケティング革命に向け連携

日本IBM

  • IBMのビジネス向けのAIおよびデータ・プラットフォームであるwatsonxの機能をWPP Openに統合し、B2Bマーケティングの複雑な課題を解決

  • AIを活用したマーケティングとコミュニケーションの変革を加速させるプラットフォームの最初のユーザーはIBM

  • 購入グループの理解を深めるためにWPP、IBM、LinkedInが協業


【仏カンヌ - 2024年7月19日(現地時間)発】WPP(NYSE: WPP)とIBM(NYSE: IBM)は、IBMのビジネス向けのAIおよびデータ・プラットフォームであるwatsonx( https://www.ibm.com/jp-ja/watsonx )を活用した、新しい企業間取引用のB2Bソリューションを提供開始することを発表しました。本ソリューションは、B2B企業を相手とするB2Bマーケターが、購買プロセス全体において、顧客や見込み客を特定し、エンゲージする方法を刷新できるよう設計されました。


「WPP Open for B2B」は、マーケティング担当者がB2Bマーケティングの複雑な課題を解決し、購入グループを正確に特定し、つながることで顧客の投資収益率を向上できるよう支援します。購入グループは、組織内外の重要な購買意思決定に影響力を持つ、優先順位の異なる複数のステークホルダーで構成されているため、長い販売期間にわたり、一貫したメッセージを届けることが難しい可能性があります。従来、購入グループを購買に導くために、チャネルに合わせてメッセージを適切に調整する方法を理解することも困難であったために、しばしば非効率なマーケティング支出となっていました。


ビジネス全体におけるAI活用効果を加速できるように設計されたAIおよびデータ・プラットフォームであるwatsonxを組み込んだWPP Open for B2Bは、両社の市場をリードする独自に開発された機能を一つに統合します。WPPとIBMはLinkedInと戦略的に協業し、ブランドが購買グループをよりよく理解し、より効果的にマーケティングを行い、ターゲットとなる購買層にリーチできるよう支援します。


調査会社であるIDCのデジタル・プラットフォーム・エコシステム担当プログラム・バイス・プレジデント、Alan Webber氏は次のように述べています。「この製品とパートナーシップは、フォーチュン1000企業が投入する資源以上の成果を指数関数的に生み出す可能性を秘めています」


WPPのチーフ・テクノロジー・オフィサー、ステファン・プレトリウス(Stephan Pretorius)は、次のように述べています。「私たちのクライアントは、適切なタイミングや適切なチャネルで、適切なメッセージを、適切な人々に届けたいと考えています。しかし、現在市場にあるほとんどのソリューションは、消費者マーケティング向けに設計されており、単一の購買時点における、たった一人の意思決定者のみをターゲットにしています。WPP Open for B2Bと、IBMおよびLinkedInとのコラボレーションは、WPPとIBMのテクノロジーと専門知識を最大限に活用し、B2Bマーケティング領域における非常に複雑な課題の解決を支援します」


IBMのマーケティング & コミュニケーションズ担当シニア・バイス・プレジデントであるジョナサン・アダシェク(Jonathan Adashek)は、次のように述べています。 「B2Bマーケターは、購入グループに対して、真にパーソナライズされ、関連性、一貫性のあるエクスペリエンスをスケール感のある規模で提供することに長年注力してきました。WPPとLinkedInとの協業は、信頼できるデータに基づいた、リアルタイムで実行可能なインサイトを提供します。B2Bマーケティング投資以上の成果を生み出すために、強力で信頼できる新しいAIソリューションを提供、活用できることへの期待が高まっています」


LinkedInのバイス・プレジデントであるペンリー・プライス(Penry Price)氏は、次のように述べています。「B2Bでは、顧客は6~10人のステークホルダーにリーチする必要があり、購入グループ全体の関係構築と『集団的信頼感』が成功の鍵を握っています。購入グループに関する私たちの知識が、B2B向けのWPP Open にどのような情報を提供し、クライアントがより効果的な広告キャンペーンを提供するのにどのように役立つかを 、 WPPやIBM共に見定めていくことを楽しみにしています」


WPPとIBMは、watsonxを活用して、以下のようなプラットフォーム向けの機能を構築します。


  • B2Bクライアントのターゲット購入グループをより正確に特定できるWPPのAIモデルであるBuying Group Brain™ - IBM watsonx.aiで構築され、IBM watsonx.data( https://www.ibm.com/jp-ja/products/watsonx-data )を通じてクライアントや第三者からの信頼できるデータに基づいて学習しています。長期的なインフルエンサー・キャンペーンの期間中、一貫して、かつチャネルを横断して、パーソナライズされた一貫性のある体験を提供する方法についても情報を提供することができます。

  • マーケティングやシステムの連携と最適化 - WPPのBuying Group Brain™ AIモデルからのインサイトを活用し、購入グループのエンゲージメントとオポチュニティー進行を最適化します。購入グループが一貫性のある適切なメッセージを体験できるよう、チャネル・ミックスやコンテンツのおすすめを提供することも含まれます。また、マーケティング担当者が購入グループのマーケティング活動の効果を追跡し、オンデマンドでメッセージングやインフルエンサーのターゲティングを調整することもできます。

  • チーフ・マーケティング・オフィサーのコマンド・センター - CMOのコマンド・センターとして機能するAIアシスタントが、データとインサイトを提供し、基盤となるシステムを接続することで、シニア・マーケターがシナリオを計画・モデル化し、結果を予測し、よりデータに基づいた意思決定を行い、推奨されるアクションを実行できるようにします。


これらの機能はIBM watsonx.governance( https://www.ibm.com/jp-ja/products/watsonx-governance )のツールキットによってサポートされており、クライアントはAIモデルのパフォーマンスを管理し、透明性をもって追跡することができます。


IBMのAIを活用したマーケティングとコミュニケーションの変革を加速する

IBMはすでに、マーケティング・コミュニケーションの組織内で新プラットフォームの導入を開始しています。WPPのクリエイティブとテクノロジーに関する専門知識と、watsonxプラットフォームにおける共創は、AIを活用したマーケティングによって成長を加速させるというIBMの目標をサポートするものと期待されています。


ガバナンスを組み込んだオープンなアプローチ

watsonxを搭載したWPP Open for B2Bは、WPP Open、IBM watsonx、Red Hat OpenShift1のオープンな機能を組み合わせ、エンタープライズ規模、セキュリティー、ガバナンス、クライアントの既存システムへ容易に統合できることを目指して設計されています。


IBM Consultingは、このソリューションの主要なチェンジマネジメント・コンサルティング・パートナーです。IBM Garageという共創を通じたエンゲージメント・モデルを使用して、プラットフォームのカスタマイズと運用、マーケティング・ワークフローへの統合、従業員のスキル構築とプラットフォーム採用の支援などを行います。IBMのコンサルタントは、IBM Graniteのようなエンタープライズ・グレードのモデル、オープン・ソース、その他のサード・パーティーのモデルなど、クライアントの要件に基づいて、プラットフォームに適したAIモデルの選択と導入を支援することができます。


WPPについて

クリエイティビティを変革の力へ。人と社会、環境、クライアント、そして私たち自身や家族にとって、よりよい未来を築くために。

クリエイティビティで答えを出す。それがWPPのパーパスです。詳細はこちらをご覧ください。(Home | WPP( https://www.wpp.com/ja-jp ))


「WPP Open for B2B」は、AIを活用したWPPのインテリジェント・マーケティング・オペレーティング・システムであるWPP Openの( https://www.wpp.com/wpp-open )一部です。WPP Openは、WPPの数十年にわたりクライアント企業へサービスを提供した経験を基に、あらゆるクライアント、パートナー、テクノロジーベンダーと統合して最適化・自動化されたマーケティング機能を構築できるように設計されています。


IBMについて

 IBMは、世界をリードするハイブリッドクラウドとAI、およびコンサルティング・サービスを提供しています。 世界175カ国以上のお客様の、データからの洞察の活用、ビジネス・プロセス効率化、コスト削減、そして業界における競争力向上を支援しています。 金融サービス、通信、ヘルスケアなどの重要な社会インフラ領域における4,000以上の政府機関や企業が、IBMのハイブリッドクラウド・プラットフォームとRed Hat OpenShiftによって、迅速に、効率良く、かつセキュアにデジタル変革を推進しています。 IBMは、AI、量子コンピューティング、業界別のクラウド・ソリューションおよびコンサルティングなどの画期的なイノベーションを通じて、オープンで柔軟な選択肢をお客様に提供します。 これらはすべて、信頼性、透明性、責任、包括性、ならびにサービスに対するIBMのコミットメントに裏付けられています。 詳細は、https://www.ibm.com/jp-ja をご覧ください。


Red Hat®およびOpenShift®は、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.またはその子会社の商標または登録商標です。


IBM、ibm.com、IBM watsonx、watsonxは、米国やその他の国におけるInternational Business Machines Corporationの商標または登録商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、ibm.com/trademarkをご覧ください。


当報道資料は、2024年6月19日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳をもとにしています。原文はこちら( https://newsroom.ibm.com/2024-06-19-WPP-and-IBM-Team-Up-to-Revolutionize-Business-to-Business-Marketing-with-Generative-AI )を参照ください。


当リリースは、以下の当社ホームページに掲載しています。

https://jp.newsroom.ibm.com/2024-07-16-WPP-and-IBM-Team-Up-to-Revolutionize-Business-to-Business-Marketing-with-Generative-AI

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種類
経営情報
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URL
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業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門二丁目6番1号  虎ノ門ヒルズ ステーションタワー
電話番号
03-6667-1111
代表者名
山口明夫
上場
未上場
資本金
1053億円
設立
1937年06月
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