齋藤悌子（さいとうていこ）、沖縄発、87歳・伝説のJAZZシンガー　東京・有楽町、福岡に続き、デビューの地・那覇、故郷・宮古島で追加公演決定

「齋藤悌子meets David Matthews　―A Life With Jazz ―」

株式会社サンライズプロモーション東京

2023年9月14日 12時00分

8月に九州・沖縄エリアで、NHK福岡が制作・放送したドキュメンタリー「The Life～人生はジャズとともに　齋藤悌子87歳～」が大きな反響を呼び、9月14日(木)、18日（月）にNHK総合で全国放送されることも注目を集める、米軍統治下の沖縄で活躍した伝説のJAZZシンガー・齋藤悌子（さいとうていこ）さん。現在87歳、今年10月で88歳を迎える彼女が、11月30日（木）に福岡・キャナルシティ劇場、12月4日（月）、5日（火）に東京・有楽町 I‘M A SHOWで行うコンサート「齋藤悌子meets David Matthews　―A Life With Jazz ―」に続いて、12月19日（火）に那覇・琉球新報ホール、12月20日（水）に宮古島・マティダ市民劇場で追加公演を開催する。

デビッド・マシューズと　Photo Yuta Nakama

2023年２月19日　I‘M A SHOW公演から Photo Herbie Yamaguchi

齋藤悌子さんは宮古島出身で、那覇高校を卒業後、県内の米軍キャンプで10年に渡って歌い続け、その後バンドリーダーで夫の勝さんの実家がある千葉県のホテルでステージに立った。1989年に家族で石垣島に移住したが、数年後に勝さんが病で急死。音楽と人生のパートナーだった勝さんを失ったショックで斎藤さんは歌うことを封印。その後長い間音楽と離れていたが、10年ほど前から再びJAZZを歌い始めた。

悌子さんと、ギターを抱えるのがバンドマスターで夫の勝さん　1957年頃、沖縄のクラブで

2022年夏に歌手人生で初めてとなるオリジナルアルバム「Teiko Saito meets David Matthews　―A Life With Jazz ―」をリリースし、大きな話題を呼んだ。このアルバムは雑誌「JAZZ批評」の「ジャズオーディオディスク大賞2022」特別賞を受賞。また悌子さんを取り上げた昨年12月の琉球放送の特集番組「RBCi ラジオスペシャルダニー・ボーイ齋藤悌子、ジャズと生きる」が第６０回ギャラクシー賞ラジオ部門大賞を受賞するなど、その存在に注目が集まっている。今年8月4日には九州・沖縄エリアで、NHK福岡が制作したドキュメンタリー「The Life～人生はジャズとともに　齋藤悌子87歳～」が放送され大きな反響を呼んだ。この番組は今月14日午後2時から、そして敬老の日の18日午前5時10分から総合放送で全国に向けて放送される予定だ。

この度、既に発表されているライブに加え、悌子さんがデビューを飾り、夫でバンドマスターだった勝さんと出会った思い出の地、那覇。そして生まれ故郷の宮古島での初の公演が決定した。演奏はマンハッタン・ジャズ・クインテットなどで活躍する名ピアニスト、デビッド・マシューズをはじめ、松永誠剛（B）、池村真理野（Sax）とアルバムレコーディングメンバーが勢揃い。更にこの那覇・宮古島公演では、世界的に活躍するドラマーの福盛進也が参加。「A Life with Jazz」に収められた楽曲を中心に、JAZZのスタンダードナンバーを披露する。

11月30日（木）の福岡・キャナルシティ劇場、12月4日（月）、5日（火）の東京・有楽町 I‘M A SHOWのチケットは各プレイガイドで販売中。本日発表した那覇、宮古島公演は、本日9月14日（木）12:00よりイープラスでチケット先行受付を実施している。