フリマアプリ利用者の約7割が販売経験あり、年間平均売上金額は「1万円以上」が21.8%(Appliv調べ)

10~60代男女1,365人のフリマアプリ利用に関する調査レポート

ナイル株式会社

ナイル株式会社(本社:東京都品川区、 代表取締役社長:高橋飛翔、 以下ナイル)が運営するスマートフォンユーザー向けアプリ情報メディア「Appliv(アプリヴ)」にて、10~60代の男女1,365人を対象に、2024年3月25日~4月5日の期間、フリマアプリに関するアンケート調査を実施しました。

■調査結果概要

不要になったものを出品したり、欲しいものを安く購入できるフリマアプリは、個人間で手軽に売買ができる便利なサービスです。

Appliv編集部では、全国の10~60代男女1,365人を対象に、フリマアプリに関するアンケート調査を行いました。

フリマアプリの利用経験や、利用目的、1年間の購入・販売金額などに関する調査の結果を公開します。
レポート詳細:https://app-liv.jp/articles/150633/

  • フリマアプリを利用したことがある人は59.0%、若い世代ほど利用経験が高い

  • 約7割がフリマアプリで販売経験あり、年代が上がるほど「購入のみ」が増加

  • フリマアプリで買う理由1位は「価格が安いから」

  • フリマアプリの年間平均購入金額、53.2%が「5,000円未満」

  • フリマアプリで売る理由1位は「不要なものを処分したい」、「小遣いを稼ぎたい」を上回る

  • フリマアプリの年間平均売上金額、21.8%が「1万円以上」


■フリマアプリを利用したことがある人は59.0%、若い世代ほど利用経験が高い
10代~60代の男女1,365人に、個人間で不要なものを売買するアプリであるフリマアプリの利用経験を尋ねると、「経験あり(59.0%)」、「経験なし(41.0%)」でした。約6割近くの人が、フリマアプリを利用したことがあるようです。

フリマアプリは個人間での取引で、要らなくなった物を手軽に販売・購入できる手段として、多くの人に浸透していると考えられます。

年代別に見ると、最も利用経験者が多い年代は「20代(73.0%)」、次いで「10代(69.5%)」、「30代(66.1%)」でした。若い年代ほど、利用したことがある傾向にあることがわかります。

誰かが不要になったものを手頃な価格で購入したり、自分が不要なものを出品する、スマホを通じた個人取引が若い世代を中心に、日常的に行われているのではないでしょうか。

■約7割がフリマアプリで販売経験あり、年代が上がるほど「購入のみ」が増加
フリマアプリを利用した事がある人に利用目的を尋ねると、「売る・買うの両方(51.2%)」が最も多く、次いで「買うのみ(30.6%)」、「売るのみ(18.3%)」でした。

利用経験者の半数以上が、フリマアプリで売買をしたことがあり、約7割が販売の経験があると回答しています。

不要なものを売ってお金に換え、そこで得たお金を使い同じアプリ内で必要なものを購入できるフリマアプリは、利用者にとって利用しやすいサイクルであると言えるでしょう。

年代別に見てみると、「売るのみ」と回答した割合は若い年代が多く、最も多かったのは10代で24.2%でした。フリマアプリを利用する若い世代にとって、フリマは1つの収入源として活用されている可能性が考えられます。

一方で「買うのみ」と回答した割合は、年齢が上がるにつれて増加傾向にあり、50~60代では4割以上を占めていました。オンラインショッピングと同じように、フリマアプリを利用しているのではないかと考えられます。

■フリマアプリで買う理由1位は「価格が安いから」
フリマアプリで商品を購入したことがある人の購入理由を調査すると、最も多いのは「価格が安いから(471人)」、次いで「品揃えが豊富だから(192人)」、「希少価値の高い商品があるから(177人)」でした。

フリマアプリは中古品がメインのため、新品よりも比較的リーズナブルな値段で購入することが可能です。商品の状態を確認し、自分が納得のいくものであれば、フリマアプリを選ぶのではないでしょうか。

また、個人が出品するフリマアプリは、店頭で既に売り切れの人気商品や、希少価値が高いアイテムを手に入れられる可能性があるため、購入できなかった商品を入手する機会としても重宝されていると考えられそうです。

その他にも、「価格の交渉ができるから」「個人から直接購入できるから」など個人間取引であることが理由に選ばれていました。


■フリマアプリの年間平均購入金額、53.2%が「5,000円未満」
フリマアプリの年間平均購入金額を聞いてみると、最も回答が多かったのは「3,000円未満(31.3%)」でした。「5,000円未満(21.9%)」をあわせると、53.2%が年間平均5,000円未満となっています。

欲しい物が出品されているのを見つけた時や、一時的に必要なものを中古品で済ませたい時など、普段の買い物とは異なるタイミングに、購入機会としてフリマアプリが選ばれていると思われます。

■フリマアプリで売る理由1位は「不要なものを処分したい」、「小遣いを稼ぎたい」を上回る
フリマアプリで商品を売ったことがある人に、その理由を聞いてみると、最も多かったのは「不要なものを処分したい(372人)」、次いで「不要なものを売り小遣いを稼ぎたい(335人)」、「店舗での買取価格より高く売れる(183人)」でした。

66.5%にあたる372人が、不要なものを処分する手段としてフリマアプリを活用しており、収入源の1つにしたいと考える割合を上回る結果となりました。

処分するにも費用がかかってしまう場合や、まだ使えるのに捨てるのは勿体ない、自分が大切にしていたものだから価値が分かる人に引き取ってほしいと感じている人にとって、フリマアプリは魅力的なサービスです。

また、出品者自身が価格を決められるため、希望する金額で出品できることや、リサイクルショップなどの店頭での買取価格よりも高く売れることも、フリマアプリを利用する理由として選ばれています。

続いて、過去にフリマアプリ経由で購入した商品を出品したことがあるかを調査した結果、51.0%が「経験がある」と回答していました。

2人に1人がフリマで購入し、不要になったら再度フリマアプリで出品しているようです。

■フリマアプリの年間平均売上金額、21.8%が「1万円以上」
フリマアプリで1年間に売り上げた平均金額を調べると、「3,000円未満(25.0%)」が最も多く、次いで「5,000円未満(21.3%)」、「1万円未満(17.0%)」でした。

1万円以上と回答した割合は、「3万円未満(12.9%)」と「3万円以上(8.9%)」をあわせ、21.8%となっています。

自分が使わなくなったものを、他の人がお得に購入しリユースする事ができるフリマアプリは、出品する方も購入する方にもメリットがあると言えるでしょう。


■編集長コメント(Appliv 伊藤隆史)
今回の調査の結果、フリマアプリの利用経験は約6割、若い世代ほど販売する割合が高く、年代が上がるにつれ購入する割合が増える傾向にあることがわかりました。不要となったものを出品して収入を得られたり、必要なものを安く手に入れられる手段として、フリマアプリは幅広く利用されています。

年間での平均購入金額・売上気金額については、利用者の約半数が「5,000円未満」だったことから、フリマアプリの年間平均利用額は「5,000円未満」だと考えられそうです。商品の売買というと難しいイメージもありますが、多くのアプリは各所にガイドが用意され、商品の検索から購入までしっかりナビゲートしてくれます。
出品の際にもテンプレートが使えるものが多く、手続きの負担が少ない機能も用意されているので、初心者はもちろん、慣れた方も効率的に出品手続きができるでしょう。
個人間での取引となるため、トラブルなどの不安がある方は、フリマアプリについての記事や情報をまとめた以下の記事を参考にしてみてください。


関連記事:【2024年】編集チーム厳選!おすすめフリマアプリ3選&ランキングTOP10
https://app-liv.jp/shopping/fleamarket/0791/

■調査概要
調査対象:全国の10~60代の男女1,365人
調査機関:株式会社ジャストシステム
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年3月25日~4月5日
◇性別
男性:671人
女性:694人
◇年齢
15~19歳:226人
20~29歳:256人
30~39歳:239人
40~49歳:209人
50~59歳:218人
60歳以上:217人
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しているので、合計が100%にならない場合があります。

Applivはこれからも、ユーザーにとって「自分の目的に合ったアプリと出会えるサービス」として、スマートフォンを通じ、人生を豊かにする新しい情報体験を届けてまいります。

【Applivについて】

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2012年にサービス開始以来、アプリ掲載数6万件を超える国内最大級のアプリ情報メディアに成長。ユーザーのニーズに合った、スマートフォンアプリに関連する情報を、幅広く提供しています。
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【Appliv編集長・伊藤隆史】

アプリ紹介メディア「Appliv」編集長。これまでに使用したスマホアプリの数は25,000以上。アプリの知見を活かし、テレビ・Web・ラジオなどのメディアに出演。<メディア出演歴>日本テレビ「午前0時の森」(人生効率化アプリの紹介)、J-WAVE「STEP ONE」(今話題のスマホアプリ)他


【ナイル株式会社について】
社名:ナイル株式会社
住所: 東京都品川区東五反田1丁目24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
設立: 2007年1月15日
代表者: 代表取締役社長 高橋 飛翔
資本金:3,632,826,805円(資本準備金等含む)
事業内容: ホリゾンタルDX事業、自動車産業DX事業
URL: https://nyle.co.jp/

【本件に関する取材などのお問い合わせ先】
ナイル株式会社 ホリゾンタルDX事業本部 メディア&ソリューション事業部(担当:中村)
TEL:03-6409-6805
E-mail:media@app-liv.jp

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ナイル株式会社

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業種
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本社所在地
東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
電話番号
03-6409-6766
代表者名
高橋 飛翔
上場
東証グロース
資本金
36億3282万円
設立
2007年01月