南アフリカ共和国ウォーターバーグ白金族プロジェクト 最終フィージビリティ・スタディを承認

 JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:細野 哲弘)が参画する南アフリカ共和国でのウォーターバーグ白金族プロジェクトにおいて、最終フィージビリティ・スタディ(実行可能性調査、以下「最終F/S」)が、参画企業間の会議にて承認されました。
 2019年10月に公表された最終F/Sについて、公表後にパートナー各社で内容の確認を行った結果、12月5日に承認されましたので報告します。

 JOGMEC は南アフリカ共和国ブッシュフェルド複合岩体北部において、カナダのプラチナム・グループ・メタルズ社およびムノンボ社とウォーターバーグ白金族プロジェクトを共同で立ち上げ、2011年11月に白金族金属(注1)鉱床を発見しました。その後2017年10月に南アフリカ白金族金属生産量第2位のインパラ・プラチナム社を新たに開発パートナーとして迎え入れ、また2018年10月に阪和興業株式会社への機構権益の一部譲渡を経て本プロジェクトを推進しています。

 今後、本プロジェクトの開発が決まれば、自動車用排気ガス浄化触媒や燃料電池に使用される白金族金属、二次電池に使用されるニッケル等の日本への安定供給に大きく貢献することが期待されます。

 JOGMECは、今後とも資源探査を通じて新しい価値を創造し、我が国企業が関与する鉱山開発の促進に貢献してまいります。

(注1) 白金族金属:プラチナ、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウムおよびオスミウムの6元素の総称。特にプラチナおよびパラジウムは、自動車用排ガス触媒や産業用用途として重要な役割を果たす。


[参考]
■2019年のニュースリリース
・南アフリカ共和国ウォーターバーグ白金族プロジェクト 阪和興業への譲渡が完了(2019年3月7日)
(URL)http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_08_000051.html
・南アフリカ共和国ウォーターバーグ白金族プロジェクト最終フィージビリティ・スタディを発表(2019年10月23日)
(URL)http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_15_000001_00016.html

■プロジェクトについて
対象地域 ウォーターバーグ(Waterberg)およびウォーターバーグ・エクステンション(Waterberg Extension)地域
鉱区面積 1,118平方キロメートル
最終F/Sの概要 ・確定および推定鉱物埋蔵量の白金族金属量(3PGE+Au(注2)) 605.9t
・年間の最大白金族金属(3PGE+Au)生産量 13t
・鉱山寿命 45年
・初期設備投資(CAPEX、70%の安定生産まで) 874百万米ドル
・鉱山操業コスト 456米ドル/oz
・生産コスト 554米ドル/oz (ニッケルおよび銅の副産物クレジットを控除した場合)

(注2)3PGE+Au:プラチナ、パラジウム、ロジウムおよび金の略称。

 

プロジェクト位置図プロジェクト位置図


■ウォーターバーグ白金族プロジェクトの埋蔵量と資源量

ウォーターバーグ白金族プロジェクトの埋蔵量と資源量ウォーターバーグ白金族プロジェクトの埋蔵量と資源量


リリース本文はこちら↓
http://www.jogmec.go.jp/news/release/news_15_000001_00020.html?mid=pr_191216
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