【銀座 蔦屋書店】絵画、彫刻、陶芸など多様な分野で活躍する7人のアーティストによるグループ展「Footprints of 7 Artists」を3月25日(土)より開催。

銀座 蔦屋書店(東京都中央区 GINZA SIX 6F)では、アーティスト7名によるグループ展「Footprints of 7 Artists」を、店内アートスペースFOAM CONTEMPORARYにて、2023年3月25日(土)~4月6日(木)の期間に開催します。

 

下出和美 しづかにここに倒れよう 油彩、キャンバス 112cm×162cm 2022下出和美 しづかにここに倒れよう 油彩、キャンバス 112cm×162cm 2022

特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/blog/art/32434-0935160316.html
  • 概要
絵画、彫刻、陶芸、またはその境界を跨いで制作を重ねてきた作家7人によるグループ展「Footprints of 7 Artists」を開催します。

石を素材として人体彫刻の可能性を探る今野健太、物をきっかけとして人の認識を問い直すような彫刻を制作する永井天陽、手で形作ることと絵を描くことを同価値におき、立体的なペインティングを制作する清水信幸、大学在籍中から一貫して少女と風景をモチーフとした絵画を制作する下出和美、絵画と陶器によって日常と神話を混ぜ合わせた世界観をひろげている鈴木由衣、iPad上で描いた画像を忠実に油絵に立ち上げる横山麻衣、ユーモアと少しの辛辣さをもって独特の絵画を描く三浦梨沙の7名のアーティストが参加。分野の違うそれぞれのアーティストがブレのない芯のある表現で制作した作品が一堂に会する展示内容となっています。

様々な試行錯誤を経て、変化し続けていくアーティストたちの多様な作品群から過去、現在、未来への道程をお楽しみください。
 
  • 参加アーティストプロフィール

今野健太
1980年 東京都出身。
一貫して石彫による人体彫刻を制作しています。自分自身を把握することさえ出来ない人間の不確かさや不安をテーマに、複数の人物が変形し融合した立像や、大人とも子供ともとれるようなデフォルメされた人物像を制作。
近年は藁や布などを用いた編み物と石彫を組み合わせたシリーズ「アムカオ」や、大型作品の制作時に発生する端材を用いた自身の掌のディテールをモチーフとした小作品群「テノヒラ」も制作するなど、石だけにとどまらない素材の探究をすすめている。
 

永井天陽
1991年 埼玉県出身。
アクリル材や剥製、既製品など様々な素材を用い、境界が多重に存在するような彫刻作品を制作、発表。
物や出来事へのささやかな疑いをきっかけに、人が無意識に抱く感覚や常識、認識への問いをテーマとしている。
近年では、工業製品の製造過程に用いられる技術や、大量生産されている安価な素材などに着目し、作品への取り込みを試みている。自身の感覚的な要素に対し、どこにどのような素材・技術を掛け合わせることで“まだ誰も見たことがないもの” を形作れるのか、表現の探求を続けている。
 

清水信幸
1987年 東京都出身。
清水の制作において、素材にふれることと物の感触、質感は非常に重要な手がかりとなる。
最近作では、造ることと描くことを同価値、同時並行ですすめられることを目指し、細い金属(真鍮、銅)に絵の具を配置しながら整形していくという手法を採っている。絵の具によって色彩と量感を与えられつつ、自由に曲げられて表裏が逆になったり、その関係を受け更に色が検討されたりと、形態と色彩の相互関係がより緊密に結びついている。色彩ゆたかな描線がボリュームをもち、浮遊しているような作品となっている。
 

下出和美
1983年 石川出身。
制作初期から一貫して少女と動植物をモチーフに多くの作品を描いている。
空き地や裏庭のような人の手入れをされていない、もしくは放棄されたようにみえる植物の茂みのなかに、少女と動物が佇んでいたり、寝転んでいたりする。かくれんぼのような情景を思わせる中で、主人公であるはずの人物たちはいちように目を閉じ、背景であるはずの植物と同化し満ち足りている様子が油彩で丹念に描かれている。
 

鈴木由衣
1985年 愛知県出身。
愛知県立芸術大学で修士課程を修めたのち、信楽県立陶芸の森で陶による制作をスタートし、絵画と陶芸を行き来しつつ制作を続けている。鮮やかな色彩と様々な神話や伝承をモチーフとした登場人物たちによる日々の営みを描いた濃密な絵画と、その世界から飛び出したような陶芸作品を制作。
 

横山麻衣
1989年 神奈川県出身。
横山の絵画はiPad上で描かれたデジタルデータの元絵を、油絵の具で忠実にキャンバス上に写し描くことによって完成される。
ある部分の形態は、別の元絵にコピー&ペーストで持ち込まれ、色調を変更され合成されている。反面、多彩な機能ゆえの予期せぬアクシデントも起こるが、そういった事態が作家の想定を超えて画面に変化をもたらしている。質量のないデジタル空間から引き出された元絵を、あらゆる制限のある現実世界で油絵の具という物質でキャンバスに描き直していくことで起こる摩擦感がなによりも重要だと作家は捉えている。
 

三浦梨沙
1996年 愛知県出身。
三浦の絵画は、日常の風景や神話から着想を得た場面と独特の感性で選ばれたモチーフの組み合わせで描かれている。神話性・物語性、寓意の気配をたたえつつも、そのどれにも帰着しないようなユーモアと、ときに酷薄さを感じさせる表現が入り混じり、素朴さと奇妙さが同居する絵画となっている。
 
  • 販売について
展示作品は、会場にて3月25日(土)11時より販売開始。
一部の作品はアートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも3月25日(土)11時より販売します。
※「OIL by 美術手帖」での販売は一部作品のみとなります。
※作品はプレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。
https://oil.bijutsutecho.com/gallery/730
 
  • 展示詳細
「Footprints of 7 Artists」

期間|2023年3月25日(土)~4月6日(木)
時間|11:00-19:00
会場|銀座 蔦屋書店 FOAM CONTEMPORARY
入場|無料
主催|銀座 蔦屋書店
協力|HARMAS GALLERY
お問い合わせ|03-3575-7755(営業時間内)/info.ginza@ccc.co.jp
 
  • FOAM CONTEMPORARY

柔軟な企画内容をイメージする<液体(LIQUID)>と、従来のホワイトキューブとしての設備を完備した空間<個体(SOLID)>を掛け合わせ、中間的な様態“FOAM”という名のもと、⽇本のアートシーンを多⾓的に映し出す表現空間。

ロゴの最初の“O”は、泡をイメージさせるようにあえて形を崩しています。それは、⽇々変化していく現代のアートシーンそのものを表現しながら、アーティストの⾃由で柔軟な無限に存在する表現のイメージを表しています。
時代のアクチュアリティーに寄り添いながら、ライフサイクルを超えたところにあるアートの価値や醍醐味を探求、醸成する表現空間として、キャリアや年齢を問わず注⽬すべき様々なアーティストを紹介していきます。

Instagram|https://www.instagram.com/foamcontemporary/
 
  • 銀座 蔦屋書店
本を介してアートと⽇本⽂化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。

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住所|〒104-0061 東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F
電話番号|03-3575-7755
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  • CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/


 

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アート・カルチャー
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会社概要

URL
https://www.ccc-artlab.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区南平台町16-17 渋谷ガーデンタワー
電話番号
-
代表者名
髙橋 誉則
上場
未上場
資本金
-
設立
2018年05月