日本初 4種の医薬部外品有効成分配合美容液の安定化に成功

シワ改善・シミ改善・肌荒れ改善効果を確認

株式会社ナリス化粧品

株式会社ナリス化粧品(代表取締役社長:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、日本で初めて※1、医薬部外品の有効成分のナイアシンアミドRF混合体※2・トラネキサム酸・D-パントテニルアルコール・イソプロピルメチルフェノールの4種を配合した美容液処方の安定化に成功しましたので、以下にその内容をまとめます。

※1 発売されているシワ改善の医薬部外品において、日本で初めて4つの有効成分「ナイアシンアミドRF混合体※2」「トラネキサム酸」「D-パントテニルアルコール」「イソプロピルメチルフェノール」を配合し「シワ改善」に加え「美白」「肌あれを防ぐ」を標榜した美容液。(2026年7月TPCマーケティングリサーチ株式会社調べ)※2 有効成分「ナイアシンアミド」と添加物「ラフィノース水和物」の混合物

 

■研究の背景

近年の美容業界においては、一般の人の美容医療の認知度や利用度の広がりも影響し、効果的な成分が配合されている製品がより重要視されており、医薬部外品の成分の複合的な活用が進んでいます。一方で海外市場で流通することが一般的となった昨今、消費国までの輸送や保管の環境の多様化に対応する保存安定性を視野に入れた開発が必須となっています。

 

■研究内容

当社では高い効果実感を目指し、医薬部外品の有効成分を4種類配合した美容液の処方の安定化に取り組みました。シワ改善と美白、肌荒れ改善、ニキビを防ぐ有効成分として、独自のナイアシンアミドRF混合体※2に加え、トラネキサム酸・D-パントテニルアルコール・イソプロピルメチルフェノールの4種を配合。さらに、ヒトの肌の角質層に存在する細胞間脂質のセラミドをナノレベルでカプセル化したナノセラミドミックスも配合しました。ナノセラミドミックスにはすでに当社が確立している高圧乳化処理を行う独自の製造・処方化技術の「iPF(アイピーエフ)テクノロジー」※3 を使用して配合しています。この技術は、水中に油分を多く含みながら安定配合することができ、サラサラでなじみの良いテクスチャーを実現できます。このナノセラミドミックスの中には難溶性のセラミドが配合されており、それらと4種の有効成分を同時に安定化させる必要がありました。

                

表皮細胞のイメージ

  

 研究当初、4種の有効成分とナノセラミドミックスを通常の界面活性剤で混ぜ合わせると、ナノセラミドミックスが崩壊・分離してしまいました。保存安定性を優先して界面活性剤を高配合するとべたつき感が増し、高級感のあるテクスチャーを優先すると、分離や変質に繋がり、保存安定性とユーザーが満足する使用感の両立に難航しました。そこで、特殊なシリコーン誘導体をナノセラミックスと組み合わせることで、iPFテクノロジー※3で作られたナノセラミドミックスを保護し、みずみずしくてべたつかない、なめらかなテクスチャーを維持しながら、過酷な環境下でも安定性を保つことができる美容液の処方化に成功しました。今回の研究では、美容液処方での安定化に成功しましたが、今後美容液以外の製剤での安定化についても研究を進めていきます。

左:iPFテクノロジー処理前 右:iPFテクノロジー処理後

※3「iPF」とは、i=intermix(混ざる/英語) P=Pressure(圧力/英語)F=Fonce(濃い/仏語)から作成した造語です。

「iPFテクノロジー」とは当社独自の高圧乳化技術で、保湿成分を持つ油溶性成分を含む複合体を作った後に、複合体同士を衝突させることによってナノ粒子化するもので、マッハのスピードで衝突させる衝撃力で、油溶性成分の構造を大きく変化させ、流動性のない状態からサラサラの液状にすることができ、これを「iPFリキッド」と呼んでいます。この「iPFリキッド」を配合することで、もともとはべたつき感や粘り気の高い油溶性成分を油溶性成分の保湿力を維持したまま、自在に化粧料に配合することができます。

※この技術を搭載した美容液は11月に発売予定です。

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会社概要

株式会社ナリス化粧品

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URL
http://www.naris.co.jp
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市福島区海老江1-11-17
電話番号
06-6458-5801
代表者名
村岡弘義
上場
未上場
資本金
16億円
設立
1932年04月