IP Infusionの最新版ネットワークOS「OcNOS® 7.0」が、世界中の100社を超える通信事業者/データセンター事業者に採用、AIデータセンターとIP/光ネットワークの高度化を支援

ACCESS

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:Tom Savoie)は、本日、ネットワークオペレーティングシステム(OS)の最新版「OcNOS® 7.0」が、2026年第1四半期のリリース以降、世界中の100社を超える通信事業者およびデータセンター事業者に採用されたことを発表いたします。「OcNOS 7.0」は、これら事業者による、AIクラスターにおけるロスレスネットワーキングへの対応と、運用の複雑性を低減するためのIP/光ネットワーク統合など、重要なインフラ変革の推進を支援しています。

IP Infusionは、事業者がネットワークの進化を主体的に推進できる環境を提供するとともに、サプライチェーン戦略の柔軟性の向上、ハードウェアリソースの有効活用を可能にし、さらに閉鎖的で垂直統合型ソリューションと比較して総所有コスト(TCO)の40~60%削減を支援します。世界のAIデータセンターネットワーク市場は2026年には128億ドル※1規模へ拡大することが予測されており、これは、特定ベンダーの独自仕様に依存した垂直統合型システムに代わる、「OcNOS 7.0」のような、成熟したキャリアグレードの代替えソリューションの必要性を浮き彫りにしています。

1. AIのさらなる高速化:GPU性能を最大限に引き出す

高性能AI環境では、ネットワークが“見えないボトルネック”となり、AI学習ジョブの処理を遅らせ、高価なGPUを十分に活用できない状態を招くケースがあります。その結果、大規模なAIインフラへの投資に対するリターンが低下することになります。近年、AIバックエンドネットワークにおいて、オープンなイーサネットが独自仕様のInfiniBandに取って代わりつつある中、「OcNOS 7.0」は運用上の柔軟性とTCO効率の向上を目的として設計された、オープンで拡張性の高いアーキテクチャを通じて、ネットワークそのものをAIインフラの性能を引き出すプラットフォームへと進化させます。

  • ゼロストール性能:Dynamic ECNによるインテリジェントかつリアルタイムな輻輳制御(Dynamic ECN)により、「OcNOS 7.0」はAI学習データを途切れることなく転送させます。これにより、AI学習時間を短縮するとともに、AIインフラへの投資効果の向上に貢献します。

  • 800Gプラットフォーム対応の拡充:高密度ネットワーク構成における、選択肢をさらに広げるため、「OcNOS 7.0」は、UfiSpace製「S9321-64EO(51.2 Tbps)」をはじめとする、800G OSFPプラットフォームを新たにサポートしました。既存の800G QSFP-DDプラットフォームと合わせ、業界でも高い柔軟性を備えた大規模GPUファブリックの構築を実現します。

2. サービスプロバイダーの進化:エッジからコアまでネットワークの刷新

サービスプロバイダーは現在、レガシーなOTN/LDP機器の更改と、低遅延5Gサービスへの対応という課題に直面しています。「OcNOS 7.0」は、ネットワークのプログラマビリティと耐障害性を向上させることで、この移行を円滑に進めます。メトロトランスポートおよびアクセスアグリゲーション向けに設計された「OcNOS 7.0」は、IP/光統合トランスポートネットワーク全体で、大容量トラフィックの効率的な集約を実現します。本リリースでは、UfiSpace製「S9502-12SM-NT」およびEdgecore Networks製「AS5916-54XL」を新たにサポートしました。

  • シームレスな移行:Segment Routing(SR-TE)とFlexible Algorithmをサポートし、レガシーネットワークからの段階的な移行を実現します。これにより、トラフィックの経路を柔軟かつ確実に制御でき、BGPに依存しないシンプルなコアネットワーク上で最新サービスを提供できます。

  •  Router as a Serviceプラットフォーム:ネイティブK3Sコンテナをサポートし、監視やセキュリティなどの独自アプリケーションをルーター上で直接実行できます。これにより、専用のエッジサーバーを追加することなく、5G Multi-access Edge Computing(MEC)向けのオールインワンプラットフォームを実現します。

  • リアルタイムテレメトリによるプロアクティブ運用:ポーリング方式からオンチェンジ(変更通知型)のgNMIストリーミングテレメトリへ移行することで、ネットワークの状態をミリ秒単位で取得できます。自動化や分析基盤との連携により、障害の予兆検知や迅速な障害対応を実現します。

 

3. IP/光統合:IPoDWDM時代の新たな経済性を最大限に活用

IP Infusionは長年にわたりIPoDWDMをリードしてきましたが、「OcNOS 7.0」では、ルーティングインターフェースから、光レイヤーを直接制御できる機能をさらに強化しています。

  • シンプルな光ネットワーク管理:「OcNOS 7.0」は、ZR/ZR+対応コヒーレントトランシーバーをルーターへ直接実装できるため、従来必要だった専用の光伝送管理システムが不要になります。これにより、コヒーレントトランシーバーの導入・運用を単一のワークフローで実施でき、IPレイヤーと光レイヤーにまたがる運用負荷を大幅に軽減します。

  •  優れた経済性:コヒーレントトランシーバーの価格低下に合わせ、「OcNOS 7.0」はそのメリットを最大限活用できる環境を提供します。IP Infusionは、幅広いZR/ZR+ベンダー製品を認証・サポートすることで、事業者が、ベンダーロックインを回避し、最適な光モジュールを自由に選択し、ラックスペースと消費電力を大幅に削減することを可能にします。

IP Infusion チーフプロダクト・マーケティング責任者(CPMO) Miguel Alonsoは、

「世界中の新規および既存のお客様に、当社の最新ソフトウェアリリースが短期間で広く採用されていることを大変光栄に思います。『OcNOS 7.0』は、ネットワークがビジネス成果を直接加速する時代のニーズに応えるために設計されました。GPUクラスターの稼働率向上から、通信事業者におけるIPレイヤーと光レイヤーの統合によるネットワークのシンプル化、低コスト化まで、幅広い用途に対応します。私たちは、お客様がネットワークの進化を主体的に推進するために必要な高いパフォーマンス、優れた経済性、そしてアーキテクチャの自由度を提供してまいります」と述べています。

「OcNOS 7.0」の技術仕様、対応ハードウェア、詳細なユースケースについては、公式リリースページ(英語)をご覧ください。

※1出典:The Business Research Companyの調査レポート「Artificial Intelligence (AI) Data Center Networking Market Report 2026」(英語)。

■IP Infusionについて

IP Infusionは、通信事業者、サービスプロバイダー、データセンター向けオープンネットワーキング・ソフトウェア・ソリューションを開発しています。IP Infusionの主力プラットフォーム「OcNOS®」は、世界中でディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの分離)型ネットワークを実現し、通信事業者などが総所有コスト(TCO)を削減し、ベンダーロックインを回避することを可能にします。米国カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、株式会社ACCESSの100%出資子会社です。

https://www.ipinfusion.com/

 ■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルおよびネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。世界中で豊富な搭載実績を誇るモバイルソフトウェア、並びに市場実証済みのネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。

https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。

※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。

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会社概要

株式会社 ACCESS

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URL
https://www.access-company.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都 千代田区神田練塀町3番地 大東ビル
電話番号
03-6853-9088
代表者名
大石 清恭
上場
東証プライム
資本金
171億7900万円
設立
1984年02月