【トランス女性は生物学的な女性と同じ保護を受ける権利があると思いますか?】Surfvoteで意見を募集中

木村正人氏がSurfvoteでみんなの意見を募集。【性別再指定の保護対象として扱われるべき】を選択した人が回答者の約4割。「同等の権利を主張することは現実的に難しいのではないか」との声も。

ポリミル

SNSとテクノロジーで社会課題の発見・解決をサポートするソーシャルスタートアップPolimill株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:伊藤あやめ・谷口野乃花)は、7月8日に投票終了予定のイシュー【トランス女性は生物学的な女性と同じ保護を受ける権利があると思いますか?】の途中結果をお知らせします。

Surfvoteでは社会のあらゆる課題や困りごと、「イシュー」を専門家や大学の先生が執筆し、毎日掲載。Surfvoteに訪れればさまざまな社会課題をだれでも簡単に学び考えることができます。アカウント登録をすると選択肢のなかから自分の意見に近いものを選んで投票したり、コメントを書いたりすることができます。社会の分断や対立を助長するのではなく、さまざまな意見を持つひとが共通する価値観を見つけることができるようサービスの開発を日々進めています。 

このイシューの背景

英国最高裁は、平等法における「女性」は生物学的性別に基づくと全会一致で判断しました。これにより、更衣室やスポーツ選考など単一性別の空間・制度への影響は避けられません。トランス女性も差別から保護される一方、性別再指定証明があっても「女性」には含まれないとされました。作家J.K.ローリング氏はこの判決を歓迎し、「女性と女児の権利を守った」と述べています。この裁定は、公的機関の対応見直しや、性別に基づく空間の再設計を迫るもので、英国社会に波紋を広げています。

日本における「性の定義」について、改めて考えてみましょう。

投票の詳細

URL:https://surfvote.com/issues/tfc3lsvafuhv

調査主体:社会デザインプラットフォーム Surfvote(Webサービス、アプリ)

調査対象:Surfvote上でアカウントを持つユーザー

調査方法:Surfvote上でアカウントを持つユーザーが投票

投票期間:2024年5月8日〜7月8日

有効票数:37票(6月12日時点)

投票結果とコメントの紹介(一部抜粋・原文ママ)

性別認定証明を持つトランス女性は生物学的な女性と同じ保護を受ける権利があると思う29.7%

  • 性別認定証明を持っているなら同じでいいと思います。そこまでしたのに、トランス女性と生物学的な女性を分ける必要があるのか。

  • トランス女性は女性です。同じ保護でよい。ただ、「トランスなんです」と嘘をついて保護を得ようとする者を冷静に見極める必要はあると思う。

性別認定証明を持つトランス女性は性別再指定の保護対象として扱われるべきだ40.5%

  • トランス女性が「女性」として生活できるようにするための配慮は必要だと思いますが、その配慮は、あくまでも公序良俗に反しない範囲内においてなされるべきだと思います。肉体は男性であるトランス女性が女性用トイレや女湯を使ったり、女性スポーツ界に参入して、生物学的女性と身体をぶつけ合うことは、明らかに公序良俗に反していると思います。また、このことによって、大多数を占める生物学的女性が不快に感じたり、危険な目に合うことになるため、社会にとっての全体最適という観点でも、トランス女性は生物学的女性と全く同様に扱われるべきではないと思います。

  • 少なくとも生物学的女性と同じ扱いをするべきではない。自らを女性だと思い振る舞うのは構わないけど、他者との関係の中では他者の権利を尊重した上で自らの権利を主張する必要があると思う。

わからない・その他16.2%

  • 女性は女性、男性は男性、それからトランス女性トランス男性という呼び方がよいと考えている。また、このような場合にトランス男性の存在が議論されることはあまり無いように感じるが、つまりそれだけ女性の権利が侵害されているということではないか。トランス男性は男性にとって脅威ではないけれども、トランス女性は女性にとって脅威なのであろう。

どちらともいえない13.5%

  • 一人の女性として扱ってほしいっていうトランスの方の気持ちもわかるし、一方でトランス女性を簡単に受け入れられない女性の気持ちもわかるよね。トイレとか浴場の使用はとりあえず分けた方が良いんじゃないかなって私は思う。

  • 性別としては男と女の二つしかないと思っています。トランス女性については考え方が女だとしても、周りから見たら男性に感じる人が多いと思いますし、生物学的に全て女としての権利を得られるのは難しいと思います。

このイシューを執筆した 木村正人氏 

国際都市ロンドンから世界情勢を分かりやすく発信しています。元産経新聞ロンドン支局長。憲法改正(元慶応大学法科大学院非常勤講師)や国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部・神戸支局で16年間、事件記者をした後、政治部・外信部のデスクも経験。2002~03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。著書に『欧州 絶望の現場を歩く―広がるBrexitの衝撃』(ウェッジ)、『EU崩壊』『見えない世界戦争「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。

Polimill株式会社

Polimill株式会社は社会デザインプラットフォーム【Surfvote】を運営・提供するICTスタートアップ企業です。

Surfvoteは現在、一般社会についての社会課題と各地方自治体の抱える社会課題(Surfvoteローカル)を掲載。ひろくみんなが意見を言える場を提供しています。

あらゆる人がルール作りに参加し、価値観の変化やテクノロジーの進化に合わせた柔軟でスピーディーな制度改革ができるような社会を、SNSとテクノロジーで実現させたいと考えています。

https://polimill.jp

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会社概要

Polimill株式会社

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URL
https://polimill.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木7丁目14−23 クロスオフィス六本木4F
電話番号
03-4400-4616
代表者名
伊藤あやめ・谷口野乃花
上場
未上場
資本金
6億円
設立
2021年02月