BluechiipとST、MEMSベースのトラッキング・タグを量産へ移行したことを発表
オーストラリアのテクノロジー企業であるBluechiip Limited(ASX:BCT、以下Bluechiip)と、多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)のトップ・メーカーかつコンスーマおよび携帯型機器向けMEMSセンサの主要サプライヤ(1)であるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、両社で共同開発した独自のMEMSベースのトラッキング・タグが量産へ移行したことを発表しました。これにより、年間100万個を超えるタグの需要に対応することが可能になります。
Bluechiipのタグは、極めて信頼性の高い機械式のトラッキング・チップです。電子式タグと異なり、ラベル、バーコード、RFIDといった従来の認識技術やトラッキング・ソリューションでは対応できなかった、極度の高・低温、ガンマ線放射、高湿度などの過酷な環境にも耐性があります。新しいチップは、MEMS共振器の技術を利用しており、電子部品は一切使用しません。各チップは、製造時に固有の識別情報が設定され、個別に事前プログラミングされるため、優れた耐タンパ性も有しています。
Bluechiipの社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるJason Chaffey博士は、次の様にコメントしています。「STのコミットメントとサポートにより、Bluechiipのビジネスは飛躍的な成長を遂げることができました。STはBluechiipの貴重なパートナーであり、Bluechiipタグの応用分野のさらなる拡大において重要な役割を果たしています。」
Bluechiipタグは、オーストラリア、中国、イタリア、米国の顧客に広く採用されており、バイオ・バンクをはじめ、病理学、臨床試験、バイオ・リポジトリ等のバイオ・メディカル関連分野で主に利用されています。また、Bluechiipは、市場の要求を効果的にサポートするため、10の国と、全世界の主要なバイオ・メディカルおよびヘルスケア・センターを網羅したグローバルな供給網を構築しています。
STのFluidic MEMS事業部 ジェネラル・マネージャであるAnton Hofmeisterは、次の様にコメントしています。「Bluechiipのタグがあらゆる認定を取得し、承認を受けたことは重要な節目であり、量産移行に向けたSTの柔軟性、プロセスの専門性、お客様重視の姿勢を実証しています。MEMS技術に関するSTのリーダーシップと協業ベースのアプローチがイノベーションを推し進め、当社とパートナー企業が短期間で新たな市場に進出することを可能にしています。」
Bluechiipタグのバイオ・メディカル分野への応用は、モーションMEMS技術を新たな高成長分野に展開するためのSTの戦略的なアプローチです。STは、モバイル、ゲーム、自動車、ナビゲーション、ヘルスケア、ウェルネス、そして今後普及が予想されるウェアラブルなど、様々なMEMSの応用分野を開拓をリードしてきました。Bluechiipタグが導入される「トラッキング」という新市場は、革新的ソリューションにおけるMEMS技術の普及と、その適応性を表しています。
Bluechiipのトラッキング技術は、ヘルスケアおよびバイオ・メディカル産業向けに開発されたものですが、その優れた堅牢性、温度追跡機能、耐タンパ性は、食品、ワクチン、セキュリティ、防衛、航空といった分野にも理想的です。
(1)出典:IHS Consumer and Mobile MEMS Market Tracker H1 2013
Bluechiipについて
Bluechiip Limitedは、ラベル、バーコード、RFIDといった従来の手法に代わる無線トラッキング技術を開発してきました。MEMSベースのBluechiipタグに電子部品は使用されておらず、医療用のバイアルや消耗品に組み込んで製造することもできます。極度の高温や低温でも機能する上、高圧蒸気殺菌、ガンマ線照射殺菌、加湿、遠心処理、低温保管や冷凍にも耐性を備えています。また、Bluechiipタグは温度検出機能を登載しており、Bluechiip Matchboxリーダによる無線読取りが可能です。Bluechiip(R)技術は、ヘルスケア分野におけるその他のアプリケーションでも使用されています。ヘルスケア分野以外では、コールドチェーン・ロジスティクス、サプライチェーン、セキュリティ、防衛、産業、製造、航空宇宙等の分野でも利用されています。詳細については、http://www.bluechiip.com をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆Bluechiip Limitedへのお問い合わせ先
Iain Kirkwood +61 408 473 496
iain.kirkwood@bluechiip.com
Jason Chaffey +61 419 367 530
jason.chaffey@bluechiip.com
◆STへのお客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・パワー製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
Bluechiipのタグは、極めて信頼性の高い機械式のトラッキング・チップです。電子式タグと異なり、ラベル、バーコード、RFIDといった従来の認識技術やトラッキング・ソリューションでは対応できなかった、極度の高・低温、ガンマ線放射、高湿度などの過酷な環境にも耐性があります。新しいチップは、MEMS共振器の技術を利用しており、電子部品は一切使用しません。各チップは、製造時に固有の識別情報が設定され、個別に事前プログラミングされるため、優れた耐タンパ性も有しています。
Bluechiipの社長 兼 最高経営責任者(CEO)であるJason Chaffey博士は、次の様にコメントしています。「STのコミットメントとサポートにより、Bluechiipのビジネスは飛躍的な成長を遂げることができました。STはBluechiipの貴重なパートナーであり、Bluechiipタグの応用分野のさらなる拡大において重要な役割を果たしています。」
Bluechiipタグは、オーストラリア、中国、イタリア、米国の顧客に広く採用されており、バイオ・バンクをはじめ、病理学、臨床試験、バイオ・リポジトリ等のバイオ・メディカル関連分野で主に利用されています。また、Bluechiipは、市場の要求を効果的にサポートするため、10の国と、全世界の主要なバイオ・メディカルおよびヘルスケア・センターを網羅したグローバルな供給網を構築しています。
STのFluidic MEMS事業部 ジェネラル・マネージャであるAnton Hofmeisterは、次の様にコメントしています。「Bluechiipのタグがあらゆる認定を取得し、承認を受けたことは重要な節目であり、量産移行に向けたSTの柔軟性、プロセスの専門性、お客様重視の姿勢を実証しています。MEMS技術に関するSTのリーダーシップと協業ベースのアプローチがイノベーションを推し進め、当社とパートナー企業が短期間で新たな市場に進出することを可能にしています。」
Bluechiipタグのバイオ・メディカル分野への応用は、モーションMEMS技術を新たな高成長分野に展開するためのSTの戦略的なアプローチです。STは、モバイル、ゲーム、自動車、ナビゲーション、ヘルスケア、ウェルネス、そして今後普及が予想されるウェアラブルなど、様々なMEMSの応用分野を開拓をリードしてきました。Bluechiipタグが導入される「トラッキング」という新市場は、革新的ソリューションにおけるMEMS技術の普及と、その適応性を表しています。
Bluechiipのトラッキング技術は、ヘルスケアおよびバイオ・メディカル産業向けに開発されたものですが、その優れた堅牢性、温度追跡機能、耐タンパ性は、食品、ワクチン、セキュリティ、防衛、航空といった分野にも理想的です。
(1)出典:IHS Consumer and Mobile MEMS Market Tracker H1 2013
Bluechiipについて
Bluechiip Limitedは、ラベル、バーコード、RFIDといった従来の手法に代わる無線トラッキング技術を開発してきました。MEMSベースのBluechiipタグに電子部品は使用されておらず、医療用のバイアルや消耗品に組み込んで製造することもできます。極度の高温や低温でも機能する上、高圧蒸気殺菌、ガンマ線照射殺菌、加湿、遠心処理、低温保管や冷凍にも耐性を備えています。また、Bluechiipタグは温度検出機能を登載しており、Bluechiip Matchboxリーダによる無線読取りが可能です。Bluechiip(R)技術は、ヘルスケア分野におけるその他のアプリケーションでも使用されています。ヘルスケア分野以外では、コールドチェーン・ロジスティクス、サプライチェーン、セキュリティ、防衛、産業、製造、航空宇宙等の分野でも利用されています。詳細については、http://www.bluechiip.com をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆Bluechiip Limitedへのお問い合わせ先
Iain Kirkwood +61 408 473 496
iain.kirkwood@bluechiip.com
Jason Chaffey +61 419 367 530
jason.chaffey@bluechiip.com
◆STへのお客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・パワー製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。