Ultra HDの動画ストリーミングを行う最新のMoCA 2.0ソリューションをIBC 2014に出展
同軸ケーブルを用いた、高速、低消費電力および大容量のホームネットワーク規格でUltra HDのマルチルーム配信を実現
多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーで、セット・トップ・ボックス(STB)用ICの主要サプライヤであるSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、IBC 2014(9月12~16日、Hall 1、F40)に、MoCA (Multimedia over Coax Alliance)2.0に準拠したSTiC2BBを出展し、4K Ultra HD動画のストリーミングを行います。
ホーム・エンターテインメント・ネットワーク向けに最新のMoCA 2.0を導入したSTのSTiC2BBは、サービス事業者によるマルチルームUltra HDストリーミングに対応したクライアント・サーバ・アーキテクチャの採用に貢献します。
STブースでは、MoCA 2.0 準拠のSTiC2BBを用いて、4K Ultra HDビデオをクライアント・デバイスにシームレスにストリーミングしながら、同じMoCAネットワーク上の別ノードで高速データ転送を行うデモを実施します。このデモは、クライアント・サーバおよびクラウド・ベースのオーディオ / ビデオ・インフラに必要なPQoS(Prioritized Quality of Service)に対応していることを表しています。STのMoCA 2.0ソリューションは、STのSTB・ゲートウェイ用IC、サードパーティ製マイクロプロセッサとの組合せ、またはイーサネット・ドングル内部など、様々なケースで使用できます。
STのユニファイド・プラットフォーム事業部 ボックス / ゲートウェイ・ビジネスライン ディレクタであるHerve Mathieuは、次の様にコメントしています。「STのMoCA 2.0ソリューションは、現在ハイエンド市場で展開されている最も先進的なホーム・エンターテインメント・ネットワーキング・アプリケーションをサポートしています。その背景にはSTのMoCA 1.0およびMoCA 1.1ソリューションにおける成功と、MoCAアライアンスの創設時(2006年)からのメンバーとしての実績があります。」
技術情報
MoCA 2.0は、シングル・チャネルのベースライン・パフォーマンス・モードで400 Mbpsのスループットをサポートし、ターボ・モードでは500 Mbps超のスループットをサポートします。STiC2BBは、これらのモードをフル・サポートしており、さらに、エンハンスト・モードで800 Mbpsのスループット、ターボ・モードで1 Gbpsのスループットをサポートするチャネル・ボンディングも追加されています。1x10-8未満のパケット損失率を実現し、低遅延フロー向けに平均2.4msecの遅延を達成しているMoCA 2.0は、ビデオ配信性能ならびにゲーム体験を向上させます。
さらに、STiC2BBの強化されたパワー・マネジメントは、高速応答用のウェーク・オンMoCA機能を備え、より消費電力の少ないスタンバイ・モードを導入しています。MoCA2.0の仕様に基づき、最小電力のスリープ・モードおよびすべてのノードの消費電力を低減するネットワーク・レベルのスタンバイ・モードも用意されています。
STのMoCA 2.0ソリューションは、ネットワークごとに最大16ノードに対応すると同時に、MoCA 1.0およびMoCA 1.1デバイスとの後方互換性のある混合モード運用もサポートしています。
STiC2BBはRGMII(Reduced Gigabit Media-Independent Interface)を介して、LANまたはSTのゲートウェイ用IC(Alicante / STiD128 DOCSIS(R) 3.0)やUHD STB用IC(Monaco / STiH412)などのホストに接続します。
また、チャネル・ボンディング機能を搭載し、MoCA 2.0で規定されている拡張動作周波数範囲(500~1650 MHz)をサポートしています。これにより、多くのMoCAチャネルをプロバイダのサービスと共存させることが可能です。
STiC2BBのサンプルおよびソフトウェア製品開発キットは現在出荷中です。価格およびサンプルについては、STのセールスオフィスまでお問い合わせください。
詳細は、 http://www.st.com/stic2bb をご覧ください。
STマイクロエレクトロニクスについて
STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
デジタル製品グループ
TEL: 03-5783-8340 FAX: 03-5783-8216
ホーム・エンターテインメント・ネットワーク向けに最新のMoCA 2.0を導入したSTのSTiC2BBは、サービス事業者によるマルチルームUltra HDストリーミングに対応したクライアント・サーバ・アーキテクチャの採用に貢献します。
STブースでは、MoCA 2.0 準拠のSTiC2BBを用いて、4K Ultra HDビデオをクライアント・デバイスにシームレスにストリーミングしながら、同じMoCAネットワーク上の別ノードで高速データ転送を行うデモを実施します。このデモは、クライアント・サーバおよびクラウド・ベースのオーディオ / ビデオ・インフラに必要なPQoS(Prioritized Quality of Service)に対応していることを表しています。STのMoCA 2.0ソリューションは、STのSTB・ゲートウェイ用IC、サードパーティ製マイクロプロセッサとの組合せ、またはイーサネット・ドングル内部など、様々なケースで使用できます。
STのユニファイド・プラットフォーム事業部 ボックス / ゲートウェイ・ビジネスライン ディレクタであるHerve Mathieuは、次の様にコメントしています。「STのMoCA 2.0ソリューションは、現在ハイエンド市場で展開されている最も先進的なホーム・エンターテインメント・ネットワーキング・アプリケーションをサポートしています。その背景にはSTのMoCA 1.0およびMoCA 1.1ソリューションにおける成功と、MoCAアライアンスの創設時(2006年)からのメンバーとしての実績があります。」
技術情報
MoCA 2.0は、シングル・チャネルのベースライン・パフォーマンス・モードで400 Mbpsのスループットをサポートし、ターボ・モードでは500 Mbps超のスループットをサポートします。STiC2BBは、これらのモードをフル・サポートしており、さらに、エンハンスト・モードで800 Mbpsのスループット、ターボ・モードで1 Gbpsのスループットをサポートするチャネル・ボンディングも追加されています。1x10-8未満のパケット損失率を実現し、低遅延フロー向けに平均2.4msecの遅延を達成しているMoCA 2.0は、ビデオ配信性能ならびにゲーム体験を向上させます。
さらに、STiC2BBの強化されたパワー・マネジメントは、高速応答用のウェーク・オンMoCA機能を備え、より消費電力の少ないスタンバイ・モードを導入しています。MoCA2.0の仕様に基づき、最小電力のスリープ・モードおよびすべてのノードの消費電力を低減するネットワーク・レベルのスタンバイ・モードも用意されています。
STのMoCA 2.0ソリューションは、ネットワークごとに最大16ノードに対応すると同時に、MoCA 1.0およびMoCA 1.1デバイスとの後方互換性のある混合モード運用もサポートしています。
STiC2BBはRGMII(Reduced Gigabit Media-Independent Interface)を介して、LANまたはSTのゲートウェイ用IC(Alicante / STiD128 DOCSIS(R) 3.0)やUHD STB用IC(Monaco / STiH412)などのホストに接続します。
また、チャネル・ボンディング機能を搭載し、MoCA 2.0で規定されている拡張動作周波数範囲(500~1650 MHz)をサポートしています。これにより、多くのMoCAチャネルをプロバイダのサービスと共存させることが可能です。
STiC2BBのサンプルおよびソフトウェア製品開発キットは現在出荷中です。価格およびサンプルについては、STのセールスオフィスまでお問い合わせください。
詳細は、 http://www.st.com/stic2bb をご覧ください。
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STは、「センス & パワー、オートモーティブ製品」と「エンベデッド・プロセッシング ソリューション」の多種多様なアプリケーションに半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。エネルギー管理・省電力からデータ・セキュリティ、医療・ヘルスケアからスマート・コンスーマ機器まで、そして、家庭、自動車、オフィスおよび仕事や遊びの中など、人々の暮らしのあらゆるシーンにおいてSTの技術が活躍しています。STは、よりスマートな生活に向けた技術革新を通し、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。2013年の売上は80.8億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st-japan.co.jp )をご覧ください。
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