マイクロプラスチックは琵琶湖の砂にも混ざっている? 「見えないごみ」を調査し環境について考える特別授業を実施しました。
2026年2月18日(水)【場所】守山市立速野小学校
一般社団法人海と日本プロジェクトin滋賀県は、プラスチックごみは分解されることなく河川などを伝って琵琶湖や海に流れ込んでおり、2050年には魚の重量を上回るという予測がたてられているということを多くの子どもたちに知ってもらい、琵琶湖岸で採取した砂からマイクロプラスチックを抽出し観察することで、海洋プラスチックごみをはじめとする「ごみ問題」について「自分ごと」として捉えることを目的とした特別授業を2026年2月18日に実施しました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

イベント概要
・開催概要:海洋プラスチックの現状を学び対策について考える講座の実施。
マイ容器対応店舗について調査し、マップを作成。
・日 程:2026年2月18日
・開催場所:守山市立速野小学校
・参加人数:小学5年生120人(4クラスに分かれて実施)
・協力団体:しがローカルSDGs研究会
マイクロプラスチックを採取し調査
子どもたちは、琵琶湖岸の砂の中にどれだけのマイクロプラスチック(5mm未満の小さなプラスチック)があるのか、どんなマイクロプラスチックがあるのかを調査するため、まず初めに水を張ったボウルの中に琵琶湖岸の砂を入れ、浮遊物をザルで回収する方法で採取を行いました。思っていたよりも多くのマイクロプラスチックが見つかり、子どもたちは「見えないごみ」がたくさんあることに気付きとても驚いていました。採取したマイクロプラスチックを顕微鏡や虫眼鏡で調査すると、農業で使用した被覆肥料や細かく砕けたプラスチックなどが多く見つかり、プラスチックごみが環境に残り続ける実態を知ることができました。
また、貝殻や砕けた木材なども見つかり、琵琶湖岸には自然な物もたくさん流れ着いているのだということを学びました。

発見カードを作成
授業の最後には調査結果を発見カードにまとめました。発見カードとは、見つけたマイクロプラスチックや自然のものを発見カードに貼り付けて、種類や特徴、大きさなどを記載したもので、子どもたちは自分が発見したマイクロプラスチックや自然の物の中で気に入ったものをカードにまとめて、友達と話し合ったり、見せ合いをしたりして、楽しんでいました。
また「マイクロプラスチックがたくさんあり、2050年には魚の量を超えてしまう」という現状を知り、子どもたちは自分にできることを考えました。「エコバックを使う」「プラスチック製品を使う回数を減らす」「ポイ捨てをしない」などたくさんのアイデアがでてきて、自分たちにできることもたくさんあるということを学びました。

参加した児童たちの声
・見た目ではごみは見えなかったのに砂の中にこんなに沢山のごみが隠れていることに驚きました。
・マイクロプラスチックごみだけでなく、植物の種や貝殻などもたくさん見つかって楽しかったです。
・琵琶湖全体の湖岸にはもっとたくさんのマイクロプラスチックごみがあるということを知り、少しでも減らすために自分にできることをしたいなと思いました。
・フローティングスクールで見たものを自分で見つけることが出来て楽しかったです。
<団体概要>
団体名称 :一般社団法人 海と日本プロジェクトin滋賀県
URL :https://shiga.uminohi.jp/
活動内容 :「琵琶湖と海をつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海洋ごみ問題」
を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析など
を、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めています。

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
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