【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率・潜在空室率 5ヵ月連続の低下

募集賃料 14ヵ月連続で前月比上昇・横ばい

三幸エステート株式会社

三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2025年1月度の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)および全国6大都市(東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡)の大規模ビル※1のマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2025年2月号」を公表します。

※1:大規模ビル=1フロア面積200坪以上の賃貸オフィスビル

※調査時点:2025年1月末現在および各年12月31日時点

※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/

東京都心5区 大規模ビル 空室率&潜在空室率

空室率・潜在空室率 5ヵ月連続の低下 緩やかな低下傾向が続く

空室率は前月比マイナス0.26ポイントの3.36%となった。空室を抱えて竣工したビルがあったものの、新築・築浅ビルや湾岸エリアのビルで空室消化が進み、前月から低下している。潜在空室率は前月比マイナス0.28ポイントの5.26%となった。空室率・潜在空室率ともに5ヵ月連続の低下となり、緩やかな低下傾向が続いている。

<空室率&潜在空室率>

東京都心5区 大規模ビル 募集賃料&募集面積

募集賃料 14ヵ月連続で前月比上昇・横ばい 上昇傾向が継続

募集賃料は前月から小幅に上昇し、14ヵ月連続で前月から上昇または横ばいとなり、緩やかな上昇傾向が継続している。立地条件が良好なビルでは複数のテナントの引き合いを集めるケースも多く、募集床の品薄感が漂うエリアを中心に募集賃料を引き上げる動きが広がっている。

<募集賃料&募集面積>

東京都心5区 大規模ビル 新規供給面積

2025年は前年のほぼ倍となる17万坪

2024年の大規模ビルの新規供給は9万坪と比較的低水準に止まったが、2025年は前年のほぼ倍となる17万坪の大量供給を予定している。中でも港区では15万坪の供給量を見込んでおり、2023年同様に供給が集中する。

<新規供給面積>

アナリストの視点

今年竣工する大規模ビルの現時点での内定率は5割程度と見込まれ、今後、空室を抱えた新築ビルの竣工により空室率が上昇する局面もあるとみられる。ただし、供給は好立地のビルが中心となっていることに加え、足元の需要は拡大傾向が続いており、新規供給分は消化されていくと考えられる。区別に見ると、港区以外の区では供給が限られるため、空室率の低下傾向が続くと予想される。(市場調査室 今関豊和・津田宏美)

<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>

<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>

三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/

三幸エステート株式会社について

三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。

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会社概要

三幸エステート株式会社

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URL
https://www.sanko-e.co.jp/
業種
不動産業
本社所在地
東京都中央区銀座4-6-1 銀座三和ビル
電話番号
03-3564-8089
代表者名
武井 重夫
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1977年05月