フェンディ、ワンゲキ・ムトゥとのコラボレーションによる特別な「ピーカブー」バッグを発表

フェンディジャパン

2025年6月13日 15時00分

イタリア・ローマ（Rome）を代表するラグジュアリーブランドフェンディ（FENDI）は、ボルゲーゼ美術館（Galleria Borghese）で開催中のケニア系アメリカ人アーティスト、ワンゲキ・ムトゥ（Wangechi Mutu）による「ブラックソイルポエムズ（Black Soil Poems）」展の開幕を記念し、エクスクルーシヴなコラボレーションとして「ワンゲキ・ムトゥ x フェンディピーカブー（Wangechi Mutu x FENDI Peekaboo）」を発表しました。

「フェンディの『ピーカブー（Peekaboo）』バッグは幾何学的で堅牢な佇まいを持っていますが、有機的で気まぐれな要素をすぐに加えたいと思いました。片面にはンゴングの丘（Ngong hills）を、もう一方の面には美しいケニア山（Mount Kenya）を描きました。この2つの山々がバッグを支えています。そして内側からは、美しい枝が押し出すように伸びていきます。これはもはやバッグではなく、一つの彫刻作品なのです」とワンゲキ・ムトゥは話します。

「ピーカブー」バッグは、2008年にシルヴィア・フェンディ（Silvia Venturini Fendi）よりデザインされ、2009年春夏ウィメンズコレクションで発表されて以来、ローマの卓越したクラフツマンシップと、フェンディならではの女性らしさを体現する、メゾンを象徴するアイコンとして確立されました。遊び心あふれるネーミングは、子供の遊び「いないいないばあ」からインスピレーションを得たもので、洗練されたミニマリズムと、貴重な素材や色彩のコントラストが織りなす、相反する要素の探求を表現しています。革新と多様な解釈を導く存在として、「ピーカブー」バッグはシーズンごとにデザインを進化させ、プロポーション、使いやすさ、素材、そしてクラフツマンシップにおいて、常に新たな可能性を追求し、多彩なスタイルを展開し続けています。

フェンディが長年にわたり培ってきた芸術と文化への深い繋がりを継承する「ワンゲキ・ムトゥ x フェンディピーカブー」は、2014年に始まった特別なコラボレーションシリーズに新たに加わるものです。クラフツマンシップ、デザイン、アート、そして「ピーカブー」そのものへの敬意を込めて、これまでにも世界的な著名人、アーティスト、デザイナーとのコラボレーションを通じて、「ピーカブー」バッグは唯一無二の傑作へと昇華を遂げてきました。

これまで、建築家のザハ・ハディッド（Zaha Hadid）、デザイナーのサビーヌ・マルセリス（Sabine Marcelis）、アーティストのアルナルド・ポモドーロ（Arnaldo Pomodoro）、ジュゼッペ・ペノーネ（Giuseppe Penone）、オスカー・ワン（Oscar Wang）、歌手のアデル（Adele）といった各界の著名人が、フェンディに招聘され、白いキャンバス地の「ピーカブー」を思い思いにカスタマイズしたり、「ピーカブープロジェクト」や「デザインマイアミ（Design miami）」とのパートナーシップ、展覧会などの特別な機会のために、独自の「ピーカブー」を制作してきました。