脳科学者・中野信子と国際政治学者・三浦瑠麗が「不倫」について語り尽くす!注目の対談本『不倫と正義』本日発売!橘玲さん推薦コメント到着
愛なら許されるのか? 理が勝つべきなのか?科学と政治、異分野の知性が縦横無尽に語り合う、男と女、メディア、国家、結婚の真実。
脳科学者・中野信子と国際政治学者・三浦瑠麗が「不倫」について語り尽くす対談本、『不倫と正義』を本日4月18日、新潮社より刊行いたします。情報解禁と同時に各書店に予約注文が殺到した大注目作がいよいよ発売です。
発売に際し、作家・橘玲さんから推薦コメントが到着しました!新潮社のPR誌「波」5月号(4月28日発売)には橘さんの書評掲載が決定。こちらもぜひ、ご注目ください。
発売に際し、作家・橘玲さんから推薦コメントが到着しました!新潮社のPR誌「波」5月号(4月28日発売)には橘さんの書評掲載が決定。こちらもぜひ、ご注目ください。
各電子書籍書店と新潮社HPでは、無料お試し特別版の配信中。お試し特別版は「はじめに」から、冒頭20ページ超の大ボリュームを収録しています。
*【電子書籍】無料お試し特別版
https://ebook.shinchosha.co.jp/book/E053301/
Kindle版:https://www.amazon.co.jp/dp/B09X52LVJW/
*【新潮社HP】試し読み
https://www.shinchosha.co.jp/book/610949/preview/
■橘玲さん推薦コメント
「男にとって、女の「恋バナ」は永遠の謎だ。本書のテーマは不倫だが、そんな女同士の内輪話を覗き込むような面白さがある。とはいえしばしば、背筋が冷たくなるような言葉が出てくるのであるが。」
――「波」5月号書評より
■書籍『不倫と正義』(新潮新書)について
コロナ禍の今、不倫が激増中だといいます。ある調査によれば、2017年に浮気・不倫経験があると答えた男性は4割弱、女性は2割強だったのに対して、2020年の調査では男性が7割近く、女性が4割強にも及んでいたのです。一般にこれほど「浸透している」感もある一方で、有名人がすればすかさず報道され、世間から激しくバッシングされる……このギャップは一体、なぜ、どこから生まれるのでしょう?
■不倫の増加傾向と著名人へのバッシング
2020年に一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターが実施した「ジェクス ジャパン・セックスサーベイ」によると、「現在、パートナー(恋人や結婚相手)以外の人とセックスをしていますか?」という問いに対して「している」と答えた男性は41.1%、女性で31.4%でした。ここに、「現在はしていないが以前はしたことがある」と答えた人を加えると、その割合はなんと男性で67.9%、女性で46.3%。これは、同様の調査を行った2017年には男性が37.0%、女性が24.4%だったことと比較すると、「激増」と言ってよいでしょう。
もちろんこの数字は「不倫」だけでなく、「浮気」や「風俗利用」を含みます。「何%の人が不倫をしている」とまで言い切ることはできませんが、現代の性動向のある傾向を示していることは確かです。
ご自分の周囲を見渡してみて、あるいはご自分の胸に手を当ててみて、思い当たる節を脳裏に浮かべる方も多いのではないでしょうか?
一般的に不倫の増加傾向が見られる一方、有名人に目を転じてみるとどうでしょう。政治家、芸能人、アスリート、知識人……不倫報道とバッシングは枚挙にいとまがありません。
これはいったいなぜなのか? なぜ有名人だと叩かれるのか? そもそも人はなぜ不倫をするのか? 現代の結婚制度はうまくいっているのか? なぜ日本の結婚制度は今のようになっているのか?
こうした疑問を糸口に、さまざまなメディアを通じて発信を続ける二人が、専門分野に裏打ちされた知性と鋭敏な感性で刺激的な議論を繰り広げるのが本書『不倫と正義』(新潮新書)です。
■科学と政治、異分野の知性が縦横無尽に語り合う
すでに『不倫』(文春新書)という著書もある中野信子さんは脳科学者。東京大学出身で医学博士、人口の上位2%の知能指数 (IQ) を有する人しか入会できないMENSAという団体に所属していたこともあります。『ホンマでっか!?TV』への出演を機にさまざまなメディアで活躍され、現在は「ワイドスクランブル」のレギュラーコメンテーターなどを務め、著書も『サイコパス』『ペルソナ 脳に潜む闇』など多数に及びます。
三浦瑠麗さんは国際政治学者。やはり東京大学出身で博士(法学)、東京大学政策ビジョン研究センター講師などを経て、現在はご自身のシンクタンク、株式会社山猫総合研究所の代表です。『シビリアンの戦争』(岩波書店)で注目を浴びると、若手論客として「朝まで生テレビ」などに出演。「めざまし8」や「ワイドナショー」でコメンテーターを務め、『21世紀の戦争と平和』『孤独の意味も、女であることの味わいも』他多数の著書があります。
この二人が「不倫」という、インモラルでありながらきわめて現代的かつ刺激的なテーマを語り合うとき、どんな話が飛び出すのか、ご注目ください。
■『不倫と正義』目次
はじめに 中野信子
第1部 不倫とバッシング
増える不倫/バッシングの過激化/性行動を分ける2つの脳のタイプ/仕事ができる男ほど浮気する?/「稼ぐ人」は「ばらまく人」か/脳も違えば制度も違う/不倫の「定義」/どこからが不倫か/ねたみと嫉妬の違い/脳が感じる愛着の場所/嫉妬の個体差/不倫のメリット/「寝取られ」のロジック/複数愛は可能か/妥協としての「一夫一妻」/不倫の「罪」/バッシングの土台は「道徳感情」/社会的制裁と報道/「愛の終わり」への恐怖
第2部 男と女の性と権力
よい恋愛に必要なもの/家では男尊女卑、外ではリベラル/家庭環境による反復/権力欲と性/性的同意と紅茶/女が性的に奔放になる理由/格差は残る、家族は変わる/男の「殺気」/女としての防御の仕方/愛とセックスは切り離せる/パートナーは「帰る場所」か
第3部 結婚の罪
結婚の4階建て構造/家族のかたちと社会の意識/日本の結婚制度、うまくいってる?/遺伝子プールが「家を守る」/姦通罪に驚く今の子/社会の「あるべき論」/結婚制度で守られているのは誰か/遺伝子を残せた男の数/結婚の「お得さ」/夫婦長続きの法則/フェムテックのもたらすもの/結婚と老後/なぜ結婚するのか?/男が人妻に言いがちなこと/グレートリセット/日本人の一般的信頼/「脱出可能」な女と「脱出不能」な男/夫婦別姓の問題点/男の「逃げ場」
第4部 不倫の「倫」
「倫」とはなにか/価値観調査に見る日本/恣意的な「倫」/モラルの基準/「倫」は必要か/もし中野信子と三浦瑠麗が不倫したら/一夫一妻制は女も守る/一度の結婚で人生足りるのか/想像もダメなのか/倫理の網の目
おわりに 三浦瑠麗
■著者コメント
・中野信子氏
「さまざまな違いのある我々ではあるが、一方で、恋愛に関する話題については意見の一致する部分があり、かなり面白いと感じた。瑠麗さんは冷静で淡々としているように見えながらとても情緒的な面も持ち合わせている。そして意外にも、それをあまり隠そうとはしていないようでもある。
本書を手にされた皆さんが、時間依存的に変化し続ける倫理や社会通念によって思考停止させられることなく、これから先のあなた自身の生を救う一助として、本書を活用していただけたら望外の喜びです」
・三浦瑠麗氏
「不倫はよくないものである。そうに決まっている。しかし、世の中からなくならない。ならばこそこそとやっていればいい。放っておくがいい。それなのに、なぜいい大人がふたりして一冊かけて“不倫と正義”について語ったのかというと、それは不倫が愛と関わっているからである。
中野さんとは笑ってしまうほど違う一方で、シンとするほど響き合うところも感じる。よくよく考えてみると、女同士の打ち明け話ではなく社会への糾弾でもない形で、こうやって大人の女が二人まじめに「不倫」について議論するというのは、なかなかない企画だったのではないか」
■著者紹介
中野信子(なかの・のぶこ)
1975年生まれ。脳科学者。医学博士。東日本国際大学特任教授。東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。
三浦瑠麗(みうら・るり)
1980年生まれ。国際政治学者。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。著書に『私の考え』など。
■書籍データ
【タイトル】不倫と正義
【著者名】中野信子、三浦瑠麗
【発売日】2022年4月18日
【造本】新書判(256ページ)
【本体定価】924円(税込)
【ISBN】978-4-10-610949-2
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/610949/
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