奈良国⽴博物館 監修『発⾒! ほとけさまのかたち』11⽉25⽇発売!!
奈良国立博物館で大⼈気を博した企画展 《わくわくびじゅつギャラリー「はっけん! ほとけさまのかたち」》 をもとに、親子三世代が楽しめる新しい切り口の仏像入門書が誕生。
国宝、重要文化財のほとけさまを多数掲載
『発⾒! ほとけさまのかたち』は、2022年夏に奈良国⽴博物館(以下 奈良博)で開催された《わくわくびじゅつギャラリー「はっけん! ほとけさまのかたち」》の展覧会とその図録をもとに制作された、これまでにない視点の仏像入門書となっています。
同展覧会は「仏像のかたち」つまり、その姿やしぐさから、ほとけさまの世界をのぞいてみようという視点から、世界トップクラスの仏像の展示施設でもある奈良博の収蔵品を、こども向けに企画展⽰し、全国から多くの仏像愛好家・親⼦連れが訪れて話題になりました。
親子三世代で楽しめる仏像入門書
本書は、展覧会・図録で紹介しきれなかったテーマやわかりやすい補足を新たに盛りこみ、難しく思われていた仏像の見かたを、大人からこどもまで一緒に楽しめるものになっております。
「如来<にょらい>」「菩薩<ぼさつ>」「明王<みょうおう>」「天<てん>」の、4つのグループにわけられる「ほとけさま」。なぜ、その形なんだろう……衣装・髪型・手の形・ポーズ、決まった形やしぐさの意味をくわしく解説。
さらに、明治時代に奈良博が作られた背景や、そこで働く学芸員のお仕事の裏側も特集し、さまざまな世代の⽅に楽しく読んでもらえる⼀冊となっております。
奥が深く、知れば知るほど楽しい仏像鑑賞の世界へ誘う『発⾒! ほとけさまのかたち』にぜひご注⽬ください。
■『発見! ほとけさまのかたち』目次
■「如来」「菩薩」「明王」「天」…いろいろなほとけさま をイラストで詳細に紹介!
■奈良博の所蔵品群から、多数の仏像を接写!現役学芸員がくわしく解説。
■文化財を未来につなげるためにー 奈良博・学芸員のお仕事とは!?
■執筆者紹介
翁 みほり 奈良国立博物館学芸部教育室研究員
専門は博物館教育。著作論文に「子どもを主対象とした展覧会の実践的考察 ―わくわくびじゅつギャラリー「いのりの世界のどうぶつえん」を事例として―」『奈良国立博物館研究紀要 鹿園雜集』第22 号など。わくわくびじゅつギャラリー「はっけん! ほとけさまのかたち」の展示主担当者で、ざんまいずの生みの親でもある。大学在学時から、ならはくのファンで、なら仏像館によく通っていた。ならはくの仏像のうち、p.121 の鎌倉時代(13 世紀)の毘沙門天像がとくにお気に入り。
■書籍情報
タイトル:発見! ほとけさまのかたち
監修:奈良国立博物館
ISBN:978-4-309-22903-4
税込価格:1815円(本体1650円)
発売⽇:2023年11⽉25⽇
仕様:A5判・128ページ
対象年齢:小学校中学年~大人まで
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