『教育データの利活用に関する共同実証』を実施！　～富士見市との『多分野連携に関する協定』の一環～

富士見市（市長：星野　光弘）と東日本電信電話株式会社 埼玉事業部（事業部長：市川　泰吾、以下「ＮＴＴ東日本」）は、2021年5月13日に締結した多分野連携に関する協定※1（以下「本協定」）に基づき、富士見市教育委員会が保有する教育データを活用した共同実証を実施いたします。
※１　富士見市とＮＴＴ東日本『多分野連携に関する協定締結』
https://www.ntt-east.co.jp/saitama/news/detail/pdf/hp20210514.pdf

１． 背景・目的
現在、「誰一人取り残すことのない、個別最適化された学び」の実現に向けて、富士見市教育委員会においても、児童生徒一人一人に応じたきめ細やかな指導による学力や体力等の育成を図るため、ICTの活用に取り組んでおります。
富士見市とNTT東日本は、多分野連携の一項目である「学校教育の充実に関すること」において、ICTを基盤とした先端技術やビッグデータの効果的な活用を検討しておりましたが、この度、全国的な課題である「体力向上」については、市内の学校でも課題となっていることから、教育ビッグデータを活用し、教職員の指導や教育施策の研究を進めるために共同実証を実施することと致しました。

２．共同実証概要
富士見市教育委員会が保有する教育データ（身長や体重、体力テストの結果等の記録）を活用し、富士見市内３校をモデル校として、児童生徒の体力との因果関係等について、データの可視化及び分析を通じて、教職員が指導法の工夫改善に活かすことができるかを実証いたします。

３．実証期間
２０２３年２月１４日から２０２３年３月３１日

４．今後の取り組み
共同実証にて得られた分析結果をもとに、児童生徒の体力格差や、体力低下の要因と考えられる情報を学校に提供し、校内でも分析をすることで、学校教育活動における児童生徒の体力向上に向けた取り組みの改善に繋げていきたいと考えています。
また、富士見市とNTT東日本は、今後もICT活用を通じた学校教育の充実に向け、連携して検討を進めてまいります。

【本件に関するお問い合わせ先】
富士見市教育委員会 学校教育課
担当 石井、矢場
電話 [phone]（平日8：30-17：15）

東日本電信電話株式会社 埼玉支店
担当 田中、三浦
電話 [phone]（平日9：00-17：30）