《角巻わため1stソロライブ「わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo」Supported By Bushiroad》のオフィシャルレポート公開! @ZeppTokyo

現在SPWNにて2021年11月12日(金) 23:59までアーカイブ視聴チケット販売中!(期限まで何度でも見放題!)

カバー株式会社


アイドルVTuberグルーブ「ホロライブ」の4期生メンバー、角巻わため。彼女の1stソロライブ「わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo」が10月12日にZepp Tokyoで開催された(同時に配信プラットフォームSPWNでも配信)。

ホロライブ4期生として2019年12月にデビューした彼女は、おっとりした語り口やユーモア溢れる性格で人気を博すと同時に、活動初期から歌を大切にしてきたメンバーとして知られている。デビュー直後には朝にプレミア公開される歌動画「わためのうた」を開始。2021年5月に終了するまで、「ホロライブの朝」を担当するシリーズとして人気を集めた。

また、週に1度の歌配信「わためぇ Night Fever!!」も行なっており、ここでは大好きなポルノグラフィティらを筆頭にしたJ-POPやロック曲、ボカロ曲、アニソンなど様々な楽曲を生配信で歌っている。今回のタイトルも、活動初期から続けてきたこの配信にちなんだもの。彼女にとって「歌」は、デビュー当初からずっと大切な活動のひとつとなっている。活動を続ける中で夢が広がった結果、今では「武道館でのライブ」を目標にしているタレントだ。

彼女は歌やゲームなど様々な配信を続けながら、人気クリエイターが手掛けたオリジナル曲や歌ってみた動画を多数投稿し、今年7月にはYouTubeのチャンネル登録者数100万人を達成。8月に今回のライブ「わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo」の開催を発表した。公演に向けては、未来古代楽団、Tom-H@ck&hotaru、ナノウ、DECO*27らを迎えたオリジナル曲&MVの4週連続リリース企画も実施。そしていよいよ、「わためぇ Night Fever!!」がリアルライブの会場にやってきた。
 


会場のスクリーンには、公演開始前からデジタルのフラワースタンドやファンアートが次々に表示されており、この日に向けたわためいと=彼女のファンの熱気が伝わってくる。そこに本人によるナレーションがはじまり、「クソザコ回線の場合は、配信動画のクオリティを保証できません」と自身の定番ネタを交えながら注意事項をアナウンス。続いてライブのオープニング映像がはじまると、公演のキービジュアルにも描かれた特製ハンドマイクが置かれた控室が映った後、白上フブキや不知火フレアとの「バカタレ共」、赤井はあととの「はあわた」、肉食動物と草食動物のコラボとして知られる獅白ぼたんとの「ししわた」、そして同期である「ホロライブ4期生」といった過去のホロライブメンバーとの様々な配信の風景を挟んで、観客が待つステージへと一歩ずつ歩いてくる彼女の姿が映し出され、念願のソロライブがはじまった。
 


序盤はダンスも加えて観客を盛り上げていく楽曲を次々に披露。1曲目「おはようのうた」では、早速会場が照明もペンライトもメンバーカラーの黄色一色になり、頻繁に目の前の観客に手を振りながら、ファンへの感謝の気持ちを伝えるような楽曲でライブをスタート。続く「愛昧ショコラーテ」では、MVの世界観に通じるキュートなパステルカラーのステージや、実際のMV映像が登場。間奏では「見て見てー! こんなに大きなステージで歌えて嬉しい!!」とステージをくるくる動き回り、「最高の一日にするから、最後まで一緒にいてね!」と観客に語りかける。すると、ステージ上部の公演ロゴが虹色に光り、華やかさがさらに増していった。続く3曲目「mayday,mayday」では、一転して激しいギターロック曲を熱唱。カラフルなレーザーや火柱を背に、キレのあるダンスとクールな歌声で魅せた。

こうした楽曲からも分かるように、彼女のオリジナル曲の特徴は、「可愛く明るい雰囲気のポップ曲」と「激しくクール/ダークなロック曲」の両方が存在していること。特に激しいロック曲は配信のおっとりした雰囲気と大きく違うため、魅力的なギャップになっている。こうしたソロ活動での音楽的な方向性は、好きなアーティストとしてポルノグラフィティだけでなくMYTH & ROIDの名前も挙げる、彼女自身の趣味嗜好からきているようだ。
 


以降はMCで会場&配信で見守るファンとコミュニケーションを取ると、「ゼロの足跡」へ。この曲では一気に幻想的な雰囲気が会場を覆い、森や自然が次々に現われるこの日だけの映像をバックに手持ちマイクでしっとり歌い上げる。続く「Holidays!」では、彼女がサビで大きく左右に手を振ると、観客も黄色のペンライトを左右に揺らして反応。リアルライブならではの一体感が生まれた。続くTom-H@ck作曲の「Everlasting Soul」では、ロック曲とあってサビで火柱が上がり、曲の途中でステージが上昇する演出で盛り上がった。

また、ライブ中盤には、ファンが待ち望んでいた瞬間もやってきた。それが、彼女がリアルライブでアイドル衣装をまとう瞬間だ。彼女の属する「ホロライブ4期生」は、2020年6月末~7月にかけて3Dお披露目を行なったため、3D化して間もない昨年12月の全体ライブ「hololive 2nd fes. Beyond the Stage」には、通常衣装で出演した。そのため、彼女がリアル会場のステージにアイドル衣装で立つのはこれが初めて。「ほんとにソロライブやってんで……。感動だね」と言いながら会場を見渡したあと、「この日のために準備してきました。みんなの前でこうして歌えてほんとに嬉しいです!」と伝えると、会場が温かい拍手に包まれた。
 


以降は、この日のために用意してもらったハンドマイクやキービジュアルを紹介し、コーラスにあわせてペンライトを振る練習をした後、アイドル衣装で「キミだけのメロディ」を披露。続く「sweet night, sweet time…」では、MVに登場したモチーフなどがちりばめられた映像や、ミラーボールの光を受けながらキュートな歌声を披露。続く「曇天羊」では、アップになった彼女がスクリーンを割るようなシーンや、原曲にも参加する森カリオペのラップ部分でダンスを踊ったり、蹴りを決めたりするこの日だけの演出で盛り上げる。

とはいえ、最大のサプライズは実はここから。ふたたびMCの時間がはじまり、彼女が「サプライズがあるので予想しながら待っていてほしい」と伝えると、今回のライブのキービジュアルに描かれていた、クールで大人っぽい3D新衣装を着た彼女がステージに登場! 続いて、念願のソロライブを迎えた今の想いを観客に伝え、会場が温かい拍手に包まれる。
 


「デビューしたときは声が震えてろくに歌えなかったし、ゲーム配信を頑張ろうと思ったらクソザコ回線にはばまれて、応援してくれるみんながいなくなっちゃうと思ったときもありました。歌に自信が持てなくて、ゲームをしながら泣いた時もあったよね。でも、ちょっとでもみんなの前で歌う勇気や自信を持てるようにやってみて……。まさか、こんなステージに立てる日がくるなんて思いませんでした。(中略)みんなが会いにきてくれるからこそ乗り切れました。これからもまだまだ未熟なひつじですが、よろしくお願いします!」
 


その後、観客が立ち上がってライブはいよいよ終盤へ。3D新衣装のまま「御伽の詩と永久なるミライ」を披露し、続いてこの日初公開となる新曲「My song」を披露。この曲は作曲を堀江晶太、作詞を田淵智也が担当した楽曲で、彼女の「これまで」を振り返りながら、何度失敗しても「まだ行こう、もっと行こう」と挑戦する「これから」への気持ちが表現されている。涙を堪えながら、噛みしめるように力強く歌う姿が印象的だった。本編最後はDECO*27の提供曲「RAINBOW」。ポップな楽曲に合わせて照明が虹色になり、ミラーボールが回る『サタデー・ナイト・フィーバー』顔負けの華やかな雰囲気で本編を終えた。
 


以降は本編とアンコールの間に新衣装で観客との「つのまきじゃんけん」が実現。アンコールにはふたたびアイドル衣装で登場し、デビュー当時回線が弱すぎて配信できなかった頃に投稿した思い出のネタ曲「わためラップ」や、ホロライブの全体曲「Shiny Smily Story」を披露。続いて、感極まりながらアコースティックVer.の「曇天羊」を歌いきると、最後は「まだ終わりたくない!」と伝えて、もう一度彼女の初めてのフルオリジナル曲=音楽活動の原点となる「愛昧ショコラーテ」を披露。曲が進むにつれて、会場全体を覆う手拍子の音がより大きくなっていく。最後は「弱いところ気付かれたり/寂しさごと包まれたり/いつまでも笑いあったり/たまにはムッとケンカをしたり/ずっとずっと傍にいてほしい」とファンへの感謝の気持ちを改めて歌い、「約束だぞー!!」と伝えてライブ終了となった。

彼女は直前の雑談配信で、このライブを「未来にいい形で繋がるものにしたい」と語っていたが、デビューから現在までの楽曲をすべて網羅して、全編オリジナル曲で構成したこの公演は、現在までのソロ活動の集大成であると同時に、今後に向けた新たな一歩にもなったことだろう。一見おっとりしているように見えて、実は強い意志で目標へと突き進む姿が印象的な彼女だからこそ、これからも様々な形で自身の夢を叶えていってくれそうだ。
 


取材・文 / 杉山仁 
写真 / ゆうと。 https://twitter.com/musicmagic3923

 
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「ホロライブプロダクション」は、弊社システムを活用して「YouTube」などで動画投稿やライブ配信を中心に活動する女性VTuberグループ「ホロライブ」、男性VTuberグループ「ホロスターズ」および音楽レーベル「イノナカミュージック」が所属するVTuber事務所です。ライブ配信での応援やTwitterでの交流ができる次世代のバーチャルタレントが所属する事務所であり、精巧な2D・3Dキャラクターモデルを使用した実況・配信を得意としています。
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区
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-
代表者名
谷郷元昭
上場
東証グロース
資本金
4億5280万円
設立
2016年06月